今日も暑い一日が続きましたねー。先日の台風以降、暑い日が多いですね!思わず、かき氷屋さんを探してしまったみなよつです。
(いくつか見つかったから、この夏行こう……)
そんな暑い日々が続く今日このごろですが、ちょっと一瞬、冷やっとしたできごとがありました。
それが・・・
「英語での問い合わせ」
です。
自分、ボイス素材などを提供するサークルやってるんですよね。
DLsiteさんでも公開していて、DLsiteさんの英語版でも公開しています。
そのため、極稀に英語版でもダウンロードされているんですよね。
ダウンロード数的には累計で50満たないぐらいだかた、
人気とかなわけじゃないけど……
そんなこともあり、先日、メールで海外の方(国不明ですが、母国語がドイツの方)から
応援のメールと素材に関連した質問を英語で頂きました。
自分、英語は全然ダメなんですよねw
毎年2~3回英語で外人から声は掛けられたりするんですが、
いつも「すみません・・・わからないです」と、日本語で返答しちゃうぐらい、
英語はダメダメです。何度スピードラーニングの体験版を請求しようと思ったか・・・
ですが、英語の文章返答は、前職業でベンダーに問い合わせとかやってたので、
最低限伝える確率を上げられる一種の程度コツを掴んでいるんですよね。
今日は、「もしも、英語で問い合わせが来たらー」という、あんまりありえない
題材を元に、個人的に前職業で学んだコツとかを紹介したいと思います。
先日、ちょこっとメルマガで取り上げたことを基軸に補足入れているので、
備えあれば憂いなしという感覚でお楽しみ下さい。
問い合わせは必ず対応しよう
さて、まずテクニックを紹介する前に、必ず意識して欲しいのが
英語の有無に関わらず、できるだけ問い合わせには対応しましょう。
英語であろうがなかろうが、問い合わせしてくれたということは、
相手も時間を掛けてくれている証拠です。
問い合わせ返答するのは時間掛かり大変ですが、皆さんの作品や活動に対し、
時間を掛けてでも聞きたいことがあったりするので、問い合わせてくれています。
もちろん、気持ち以外でもサポートに重要な点はあります。
サポートの重要性は以前「サポートの心構え」でまとめてますので、
そちらをご参考いただければと思います。
英文を日本語化しよう
それでは、実際に英文を翻訳していくテクニックです。
まず、英語のメールを全てコピーし、翻訳サイトの本作サービスをかけていきます。
私が主に使っている翻訳サービスは以下の3つ。
Google 翻訳
エキサイト 翻訳 - Excite
Yahoo!翻訳
だいたいこの3つあればどうにかなります。
まずは全文コピペしてみて、文章を読んでみます。すると明らかに日本語になっている箇所と
日本語がめちゃくちゃになっている箇所が出てきます。
明らかに日本語になっている部分はほとんど正しく翻訳されている可能性があるので、
他の翻訳サイトと比較して似ているような感じであれば、ただしい訳として認識していきます。
もし、名詞が異なる場合は、名詞っぽそうな部分の英単語をコピーして英和辞典的なサービスで調べ、
前後の文章からあっていそうなものを採用していきます。
日本語がめちゃくちゃになっている部分については、文章を小分けにして翻訳を掛けてみます。
分ける点としては「,」(ピリオド)があればその場所。
なかったり、ピリオドで区切ってもうまく訳せなかった場合は「a ~」「at ~」みたいな
動詞の後や名詞と思われる箇所で切り取ってあげましょう。
切り取って翻訳した文章を組み合わせれば、だいたい雰囲気が見えてくるはずです。
英語の文章を作成しよう
だいたい内容がわかったら、次は返答する文章を作成していきます。
その場合も、翻訳サイトをうまく活用していきます。
Google 翻訳
エキサイト 翻訳 - Excite
Yahoo!翻訳
まずどの翻訳サイトでもいいので、作りたい文章を日本語打ちしていきます。
そして、翻訳された結果を再度日本語訳にします。
例えば、「私はペンを買いました」をgoogle翻訳さんで
使った場合・・・
1.私はペンを買いましたと日本語→英語
→I bought a pen.
2.「I bought a pen」を日本語訳
→私はペンを買いました
「2の結果」を見て、正しい日本語訳ならOK。
名詞とか動詞が少しおかしければ、和英辞書や動詞・名詞名だけを翻訳して
語句を置き換えていくような感じでより再翻訳の密度を上げていきましょう。
長い文章は分割する
この時、伝えたい日本語の文章を翻訳掛ける前に、注意して欲しいのが
「短い文章」を意識してもらうことです。
あまり長い文章を打ってしまうと、それだけ翻訳機能の精度が下がります。
少し短めに言い換えられないか、考えてみましょう。
例えば、
「私はAというサークルで、ロリのエロRPGを購入しました」という文章を
作りたいと思った時、そのまま打たずに同じ意味で伝わるような文章に
分解してみましょう。
上の文章であれば
・私はAというサークルさんの作品を買った
・そのゲームはエロRPG
・エロRPGの特徴はロリだった
というような文章に分けれも、同じような意味で伝えることが出来ます。
3文に切り分けることで、基本英語だけでも伝わるような文章にできますね。
短く切ることで、相手も動詞などから判断できやすくなります。
皆さんもたまに片言の日本語聞いても、動詞とかで判断しやすいと思います。
例えば・・・
ワタシ ハ ノボル ソラトウ サガス
みたいなこと言われたら、「登る」「探す」ってことから、
何かを探していることと登るものだってことは予想がつき、
「ああ、スカイツリーのことか……」と、想像がつきやすくなるとおもいます。
~ということですか?を活用する
ビジネスメールでもそうなんですが、「相手と意思疎通」することが
メールの対応では重要になります。
英語などで理解が難しい場合などは
「あなたが知りたいのは~~です。そのように私は理解しています」
というような文章を使って切り出してあげるといいと思います。
違うようであれば、「違うよー」と来るでしょうし、
正しければ「その通り」と言ってくれたり、普通に新たな文面が来るはずです。
もし、英文とかを和訳した際に正しいか確認したい時とかには、
上記のような出だしで始めてみるといいと思います。
事例をあげることで補足してあげる
補足説明としては、「例えば」(For example)や「もし~なら」(if ~)みたいな感じで
事例を上げてあげるのも有効です。
例えば、相手は絵の書き方を勉強する方法を探しているみたいな
質問をしてきたのであれば・・・
・絵の勉強をウェブですることができる。
→You can be the study of painting in the web
・例えば・・・
For example
・あなたが少年の絵の描き方を勉強したいならこのサイトを見るべきだ
If you want to learn how to draw boy's picture,
you should see this site.
-URL
みたいな感じですね。
同じように、「女の子の絵が書きたいなら~」とかのパターンも
記載してあげれば、相手の答えが見つかり、再度質問が来ることも
少なくなるかと思います。
まとめ
とまぁ、英語ができない人向けの英語対応方法について
ご紹介させて頂きました。
英語って、やっぱり一瞬見ると難しく感じちゃいますよね。
ですが、文法を分解して、ちょっとずつ翻訳サイトにかけていくと
少しずつ、少しずつ答えのようなものが見えてきます。
まるで、パズルゲームのような感じにも見えるんですよね。
もちろん、完璧な英語で帰すのが理想ですが、
質問者は最低でも解決策とか気持ちが伝わったことがわかればいいのです。
「英語とかわかんねぇし、いっかー」と切り捨てたくなるのも理解しますが、
貴重な海外の方の意見の可能性もありますので、
パズルゲームをやる感覚で、英語の返答に挑戦するのもいいかもしれませんよ。
おまけ 違法アップロードをどうにかしたい場合
今回は海外の方から質問が来た時の対処法を紹介しました。
いわゆる、受身的な場合の対処法の紹介です。
ですが、同人活動をやっていると気になるのが、
違法アップロード対策。
違法アップロード対策を打って出る場合は、法律とかが
関係して来る可能性がありますので、翻訳知識だけじゃ厳しい可能性もあります。
ウェブの場合は、「どの裁判所で対応するか」とか書いていけないなど、
結構面倒な問題も発生してくるんですよね。
(この辺について、詳しく知りたい人は、2013年に技術評論社さんで出版された「良いウェブサービスを支える「利用規約」の作り方」という本を見るといいと思います)
昨年頃より、DLsiteさん・DMMさんで違法アップロード削除に関する連絡窓口も用意されています。デジタル同人で配信しているサークルさんは、下手に自分で動くよりは、販売会社さんにお願いしたほうが、円滑に進める可能性もあります。