きせかえによるジョブ変更と、ノンフィールドタイプの
戦闘が特徴的のRPG「カクテルパーティエフェクト!」
クリアしましたので、簡単に感想とかシステムを紹介します。
箱庭的な楽しみさがあったRPGかな?
メリハリのあるストーリーだけど……
まずはストーリー的なことから。
物語としては、勇者の子孫の親戚みたいな子が、
ダンジョンを攻略していくうちに少しずつ真実に
たどり着くというような感じのお話。
ダンジョンをクリアするごとに、自分の置かれている状況を
築いていくみたいな感じなのはメリハリが合ってよかったんですが、
個人的には全体的にストーリーがよくわからなかった感じ。
ゲーム的なシステムが面白かったので、
スラスラ読みしちゃったのが原因かもしれませんが、
よく繋がりがわからなかったかなーという印象です。
シンプルで地味に楽しいRPGシステム
さて、本作品の最も特徴的だったのが、ノンフィールドの戦闘。
ダンジョン内では「↑」「↓」「←」「→」みたいな矢印が出て、
その方向に示されているアイコンのイベントが出ます。
例えば、上記サンプル、上の方に変なキャラ絵が書いてありますよね。
このキャラ絵はモンスターアイコンを示していて、戦闘になります。
キャラクターアイコンにも3種類あり、敵の強さが変わったりします。
また、ダンジョン内にはアイテムが置いてあることもあり、
アイテムは「物理攻撃+○%」とか「攻撃力下がるけど攻撃回数増える」とか、
多彩なステータスアップがあります。
装備できる欄も多いので、うまく自分の戦闘タイプや敵の状況に
合わせて装着変更していくことが出来ます。
能力上昇アイテムを沢山集めると格上の装備品に変えられる
交換屋さん的なものもあるので、装備品集めなんかも箱庭的で面白いです。
衣装によるジョブでもステータスアップ
また、本作品途中からジョブっていうのも増えていきます。
ジョブになって戦っていると、ジョブ用の経験値がもらえ、
経験値を使って技とか能力上昇とかも取得できます。
例えば、ナイト服の場合は「(常時)攻撃力増加」とか「MP消費して数倍威力の攻撃スキル」など。
ジョブは好きなものから1つずつ増えていくので、こちらも自分なりのプレイが出来る感じで面白い。
装備品とジョブスキルの組み立てで、大きく戦況が変わるのも特徴的です。
だがしかし、戦況変えてもどうにもならないことも
さて、そんな感じで色々と戦況に合わせた戦い方が出来る本作品ですが、
根本的に戦況変えてもどうしようもないことが多いんですよねー。
敵の攻撃強いぞーと思ってHPを上げていけば、
パンチ力不足で負ける。
よし、攻撃も鍛えて……
となると、瞬殺されるなどなど。
特に中盤以降、そういった状況が多く、
どうしてもレベル上げが必須になってきます。
特に、レベル上昇に寄る能力値上昇恩恵が多いので、
どうしても自由度は高くなかった感じがしました。
戦闘自体はサクサク進むので、作業的なレベル上げとかも楽しかったんですが、
人によってはこのレベル上げが苦痛に感じる可能性もあるかも!
Hシーンもボリューム不足?
また、エッチシーンもボス敗北時のみっぽく、
数としては非常に少ない印象でした。
もともと、500円台の低価格作品ですので、
まぁ、仕方ないのかもしれませんが、エッチシーンについては
価格相応~少し物足りないぐらい。
あくまでシンプルなゲームがメインって感じの作品かなと思います。
シナリオ傾向も真面目で通して欲しかったかな
そして、一番気になったところが、シナリオの傾向。
この作品、シナリオの傾向が非常につかみにくかったんですよね。
ギャグテイストなのかと思いきや、真面目だったりするし、
会話によって主人公の対応とかが結構違ったりしているので、
ちょっと統一性がなかった感じがしました。
終盤とかの展開はすごく良かったと思うんですが、
世界観に入りにくかったので、そこまで響かなかったんですよねー。
バリュエーション豊かな会話を売りにしているみたいですが、
もう少し直球で真面目路線の方が、世界観に入りやすくて
個人的には好みだったかなーという感じがしました。
まとめ
単純だけどハマれるゲーム性はなかなか見どころがあるけど、
ボリュームとか会話回し面が少し物足りなかったかな?
という感じを受ける作品です。
ゲームシステムはシンプルながらもやりこみ的なことがあり、
ガラケー時代の作業的やりこみのあるゲームとかが好きなら、
ハマり込める可能性もある作品だと思います。
シナリオの傾向とかが
「賢者クエスト~なんちゃって賢者奮闘記~」に近い感じだったので、
上記作品好きな人とかはチェックしてみるといいかも!
また詳しく感想とかまとめ次第、詳細レビュー更新していきます。
この後も出来るだけ半額フェア対象作品、色々とプレイしていきますね♪