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8点

【レビュー】 ロットンの。 | 低価格で遊べる多彩なエッチの着せ替え探索

今回紹介していくエロRPGは2015年発売の低価格RPG「ロットンの。」になります

誕生日を迎えた女主人公が大都市に行けるアイテムを貰い、大都市でいろいろな服を買うことでエッチな出来事を発生させることができる非戦闘・探索型のエロRPGになっています。

2015年2月に一度レビューをまとめましたが、2024年に改めて再プレイし、最新のエロRPG水準と比較しながら、大幅刷新してレビューをまとめました。全体としては「低価格で遊べ、多彩な衣装でエロRPG王道なシーンの数々があるエロが魅力でエロRPG経験が初心者~中級者向けの良作品」という印象があります。様々な面からゲームを紹介していきます。

「ロットンの。」のストーリーやゲームの目的


本作品は、優しい人々ばかりの森の町出身の主人公・ライカが、誕生日をきっかけに大都市ロットンへ行けるアイテムを譲ってもらい、そのアイテムを使って大都市を見に行くというストーリーになります。

大きな目的はなく、街の中を探索してエッチシーンを全て回収し、回想部屋へ移動することでゲームクリアとなります。町には様々な施設があり、各施設にいる人物に対し、特定の衣装で訪れたりするとエッチシーンを発生させることができたりします。

「ロットンの。」のシステム


「ロットンの。」は探索をベースとしたゲーム性を持ち、衣装と淫乱度による多彩なエッチ展開を見ることができる要素を搭載しています。

探索をベースとしたゲーム性


今作では主人公・ライカに大きな目的はなく、村の人の情報を参考にしながら怪しいポイントでエッチしていくことを目指します。温泉やいかがわしい店、学校など町の中には大きな施設があり、特定の衣装でその施設の責任者らしき人に話しかけるとエッチシーンになります。

薬草を刈ってお金をためて衣装を購入する


そのため、街中を巡って怪しいポイントを探しながら、お金を集めて衣服屋で服を買う必要があります。戦闘などはない作品ですが、道中にある草を調べることでお金を入手することができます。

衣装はエッチシーンのトリガーにもなっているため、ほぼ購入が必須です。そのため、お金を集める必要こそありますが、そこまで金欠になることはないため、見かけたら草を刈っておくレベルで進めるだけでもある程度集まりますし、金欠になってもそこまで必要数は求められないのかなと思います。

実質トリガーの一つである淫乱度、高くなれば全裸徘徊可能


エッチシーンは特定のポイントへ特定の衣装で行くことが条件ですが、衣装を着るには淫乱度を上げる必要もあります。そのため、最初は淫乱度の要求が小さい簡単なエッチシーンから見ていくか、お金を払って淫乱度を上げていく必要があります。

さらに、淫乱度が上昇していくと全裸で街を歩くことができるようになります。全裸時にはセリフが変化する村人が多いのも特徴的です。

「ロットンの。」の各視点からの評価


「ロットンの。」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。

「ロットンの。」のゲーム性


評価:C

大きい都市の街を舞台に、衣装を購入しながらエッチシーンのトリガーになりそうな人物を探していくという作品です。街は比較的大きいマップですが、マップの数自体はそこまで大きくなく、かつ村人たちが怪しいポイントに関するヒントをくれたり、特定の条件を満たせば移動速度が上がるようなアイテムもくれるため、そこまでストレスや遊びにくさはありません。

一方で、基本はお金をためて衣服を購入し、エッチシーンを見ていくという単調さはどうしても残ります。村人たちはヒントこそくれるものの、点在しています。どこで手に入れた情報だったかな、この辺で起きそうなエッチシーンはどういったことがヒントなのかなと、エッチシーンが起こるポイントを基軸にしたヒントは少なめです。

ゆえに、メモなども軽く取りながら遊んだり、エッチシーン回想のエッチシーンタイトルを見ながら遊んでいくとストレスを感じにくいと思います。どうしてもエッチシーン探索ゲーム故に、街中を最初は探すという作業は出てしまう点のみ注意が必要です。

「ロットンの。」のエッチ面


評価:B

レビュー掲載時、100円という価格帯ながらも、エッチシーンは10シーン以上。胸揉み・パイズリ・手コキ・挿入と様々なプレイ内容を搭載。衣装というシステムによってコスプレ感のあるようなエッチシーンもあり、ところどころで胸を揉んでくるような村人や全裸時のセリフ差分のあるモブもいます。シーンのテキストも中規模よりも少し短め~中規模クラスの台詞が多く、セリフ多めながらも地の文もたまに入り、決して低価格だから低クオリティというわけではありません。

一方で、CGは1シーンごとにしっかりと用意してありつつも、シーン中の差分はあまり多くありません。特に表情の変化につながるような差分はあまりないので、ヒロインの雰囲気をイラスト面からは体感しにくいと言ったような要素もあります。

とはいえ、このゲーム規模内で10シーン搭載されているのであれば、十分と言える内容です。過度な期待は禁物ですが、決して悪い作品でもない。平均クラスにまとまったエッチシーンのクオリティではないかと思います。

「ロットンの。」のコストパフォーマンス


評価:S

100円台という低価格ながら、1時間以内にまとめているゲーム性やエッチシーンのラインナップを考えると非常によいコストパフォーマンスに感じます。シナリオやゲームシステムは薄めですが、それゆえにハードルは低く、時間さえかければ必ずクリアできる。少し迷って総当たりに挑戦したとしても、そこまで重くもない。

一方で、良くも悪くも2015年作品なので、一昔前の雰囲気はどうしても残っています。1000円前後でCGやゲーム性をかなり練り込んだ高コスパの価格帯の良さが光る作品と比較すると、シーン数こそあるけどCGが多いわけではなく、シーン数等で踏まえると高コスパと言えるような印象があります。

個人的には、まだエロRPGを始めたばかりの方や、経験がそこまで多いわけではない中級者に入りかけの方ほど高コスパぶりを感じられるのではないかと思います。100円という低価格で色々な衣装の服装を楽しめ、探索ゲーム要素のあるエロ特化なゲーム感、王道的なエッチシーンの方向性も搭載されています。まさに、エロRPGとはこういうものなのだというのを100円で体感できるという視点から考えると、良いコストパフォーマンスなのではないかと思います。

「ロットンの。」の個人評価


8点

エロRPG入門にも最適な、両コストパフォーマンスの万人が楽しみやすいエロ特化作品。ゲーム面は良く言えばクセがなく、悪く言えばシンプル。でも、ヒントの多さや、総当たりになったとしてもクリアしやすい規模。それでいてエッチシーンは様々な衣装でエロRPGらしいプレイ内容を多方面で楽しめ、テキストの規模も悪くありません。100円という価格帯で、平均的にまとまって遊びやすさもあるような両コストパフォーマンスとなっており、高価格帯とは違った、100円作品ならではの両コスパを感じさせてくれます。

サークル初作品ながら、細かい変化など努力と工夫が伝わる要素もあり、しっかりと作り手の努力も感じられます。まさにある意味同人RPGという色合いは強いので、初心者~中級者クラスの方におすすめしたい作品です。

「ロットンの。」のゲーム情報


制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ちょいかんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:

  • エッチシーン回収

「ロットンの」のDLリンク


■ DLsite

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