触手達に犯さり安全じゃないところで寝ると強くなる。でも、染まりすぎればゲームオーバー。弱点設定などもでき、ゴリ押し・仕掛け回避の両進行もできるような要素のある「侵胎迷宮を抜けて」を今日はご紹介していきます。
リモートスノー。かつて物流などで栄えていたこの土地は、20年前の魔物襲撃によって寂れてしまいました。そんなリモートスノーに、聖騎士・主人公「ミーナ」の姿が。
かつてこの地の領主であった父親を持ち、今では没落した家系でもあるミーナは、聖騎士となり、このリモートスノーの地へやってきました。触手の魔物が溢れる中、村人たちを助けながら進んでゆく彼女でしたが、謎の人物と出会い、敗北してしまいます。
気がつけば、謎の迷宮で村人たちと同じように触手型の魔物に犯されていたミーナ。しかし、ある時、触手の拘束が解け、さらに触手を操る力を得ていることに気が付きます。瘴気が溢れるその迷宮、適応すれば適応数ほど、力は増していきますが、力が増せば増すほど、危険なことにも……。プレイヤーは、ミーナを操り、道中出会う魔導師・サラと協力しながら、迷宮脱出を目指します。
犯されたり瘴気が満ちる場所で休むことで能力値が上昇するシステムや、力任せに進んだり条件を整えて安全に進めるルートがあったりするようなシステムが特徴です。
この作品の注目ポイント
- 故郷奪還を目指す信念あるがゆえ向こう見ず似なりがちなヒロインの触手シチュエーションの多さ
- エッチや宿泊で侵食、侵食でレベルアップ。特殊な味方の強化システム
- 低レベルクリアも可能? ゴリ押し・フラグ立て進行の2箇所が多いゲームパート
侵胎迷宮を抜けてのシステム&エロ傾向
汚染によるレベルアップシステム
瘴気が満ちている迷宮を舞台にした本作品は、通常の戦闘では合成に役立つアイテムが手に入るだけで、レベルは上昇していきません。レベルをあげるには、主人公ミーナを汚染させていかなければいけません。
汚染は結界が貼られていないような場所で休んでしまったり、戦闘中に敵に犯されることで進んでいきます。汚染が進むことで主人公は強くなりますが、進みすぎてしまうとゲームオーバーになってしまうので、うまくバランスを取っていく必要があります。
触手を操る・触手を止める
主人公ミーナは触手を操る力を身に付けています。特技として「触手を操る」「触手を止める」の2つを習得します。
「触手を操る」では、3ターンぐらいの間、敵1体が敵自身を攻撃するようになります。一般的なRPGで言えば、魅了みたいな状態で、期間中は敵を攻撃し続けます。攻撃を受けても操りは継続します。「触手を止める」は敵1体の行動を封じます。触手を操るよりも効果は長いです。
敵が敵を攻撃する「触手を操る」を活用すれば、低レベルでも奮闘可能です。攻撃力が低くても、「触手を止める」を活用すれば、一方的に殴ったりもできるかもしれません。効きにくい敵などもいるので、この2つのスキルと、レベル上昇時に取得する技、道中に手に入る装備品を活用した攻撃を臨機応変に活用していくことが迷宮探索の鍵となります。
侵胎迷宮を抜けてのエロ傾向
戦闘中の触手系などによるエロと、戦闘敗北によるイベントエロが中心です。全体的に触手堕ちやガッツリと触手に侵されるようなシチュエーションが多くなっています。
侵胎迷宮を抜けてのポイント
1.触手系シチュエーションに特化したエロシーン
本作品は多くのシーンで触手を意識しているようなエロシーンを楽しめます。冒頭から登場する多くのモンスターはローパー系列であり、触手で主人公を拘束し、イかせてきます。ローパー以外にもゴブリン系やミミック、スライムなども登場しますが、少し触手のようなパーツを持っていて拘束してくる敵もいますし、触手を使わない敵でも、戦闘中にエッチな攻撃を仕掛けてきて、主人公を興奮させてきます。
主人公はエッチ攻撃によってSPが0になると絶頂してしまうような要素もあるので、触手やモンスターに犯されてしまった感を強く楽しむことも出来ます。
イベントエッチシーンでは、触手系の魔物によるエロい行為を多く楽しむことができ、主人公に対して無数の触手やぶっとい触手が主人公をイかせにかかる・孕ませるような印象を受けるプレイをたっぷり楽しむことが出来ます。一つ一つのシーンの文章も眺めで濃厚。エロシーンは商業の触手シチュADV規模を期待できると思います。
前向きから、少し向こう見ずな感じの主人公ですので、故郷のために頑張っている明るく前向きな騎士の主人公が、触手によって乱れていく・絶望に犯されていくような姿を強く堪能できます。
2.ルート分岐と2つのスキル、レベル上げ過ぎNGな特殊システム
本作品では、主人公が瘴気に順応していくとレベルが上っていくような仕組みになっており、あまりレベルを上げすぎてしまうとゲームオーバーになってしまうという仕様があります。
一方で、迷宮の各階層で道を塞ぐ仕掛けたちは、レベルを上げてゴリ押しするのも可能であり、道具を揃えたり、特定の手順を踏むことで戦闘せずにクリアしていくこともできます。道具を揃えたりするためにはシンボルの敵が徘徊している敵の中を歩まなければいけませんが、敵を操る・拘束する2つのスキルを活用すると、多少格上の敵でも倒すことができます。
レベル上げ過ぎNGという特殊なRPGですが、それを補うルートの分岐とスキル効果によって、ちょっと代わった雰囲気を作り出しながら遊んでいくことができるようなRPGになっています。
逆に、侵食されれば侵食されるほど、強くなる仕様ですので、一気に最初から眠りまくってレベル上げをしてから探索していくような遊び方もできます。完全に低レベルすぎるとエンカウントの敵の処理が難しく感じてしまうので、ほどほどに戦って犯されつつ遊ぶプレイ方法を自分はおすすめします。
3.序盤の惹きつけと終盤展開なシナリオ
本作品はシナリオもしっかりとしている印象の作品ですが、オープニングから序盤にかけてと終盤にかけてのみ大きくシナリオが展開されていきます。シナリオが大きく展開する時に展開していくようなシナリオ構成なので、ダンジョン探索に集中できるパートと、シナリオをメインにしつつ軽く探索できるパートの切り替えがし易い印象がありました。
特に個人的には終盤の主人公生い立ちなどがよく描かれており、苦労人でもある主人公が、なぜこの土地にこだわるのか?という想いの背景が心にぐさりと来る感じの重さもあり、刺激感から強く主人公への印象が強くなりました。
4.何をすればいいのか? がわかりづらい面もあるので、メモor集中プレイお勧め
本作品はルートが2パターンぐらいある事が多いので、明確にこれをしなさい!という指示が比較的やんわりと描かれています。それゆえ。ちょっと時間を開けてしまったりすると、今何をすればいいのか?上の階層に行くためにはどうすればいいのか?という点があやふやになってしまう恐れがある作品だと思います。
ヒント機能もあまりないので、2~3日で集中しながらプレイするのがお勧め。入り組んでいるダンジョンも多いので、メモなども軽く取りながらプレイしていくほうが、気軽にプレイしやすい印象かと思います。
みなみよつばの個人的な評価
8点
触手を操る・止める力を活用しつつ、ローパー達が多数徘徊しているダンジョンを舞台に、侵食されれば強くなるような仕様で、エロも堪能しながら進めていけるという要素が面白いRPG。各パートでゴリ押し・頭脳プレイ(フラグ立てでクリア目指す)の両方が用意されているような仕組みもプレイスタイルに合わせて楽しんでいくようなことができます。
ややシナリオが大きく動かない時間が長いため、少し中盤刺激が弱い面もありますが、終盤は一気に動くような感覚もあり、かつあまり予告なく一気に物語が動いていくので、軽く考えていたことが「おおっ、そうだったのか!」と思うような場面もあり、とても印象に残るような感覚もありました。
ややレベル上げが特殊なシステムですので、どちらかというとコツコツレベルを上げていくというよりかは、エロ攻撃を受けつついつも戦闘を行っているプレイヤーさん向けの作品。ある程度エッチな目にあって進めないと、シンボル避けゲーみたいになってしまうので、ほどよく犯されながら進むことがおすすめなRPGです。
RPG面の情報
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 約3時間35分)
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- マルチエンディング
- エッチシーン回収
- 難易度選択
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