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体験版感想

【体験版感想】 「負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~」の紹介 | コシもち。

セックスに溺れた元秀才なお姫様が、調合バカなオジ様と協力して王に示された試験突破を目指す。サークル「コシもち。」さんによるエロRPG「負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~」が公開されたので、体験版を遊んでみました。

率直に面白くて完成版が期待な作品。オジサン×好きな相手のいるお姫様という設定ですが、オジサンが悪意あるような人物ではなく、年の違う男女が協力しながら進むようなRPGで明るい雰囲気!

調合による多彩なアイテム開発や、スキルポイントによるスキル育成・スキルセットによる戦略性もあります。実際に1時間ほどで体験版のゴールとなる一次試験クリアまで遊んだので、ゲームシステムや面白かったポイント、製品版に期待したいところを紹介していきます。

まず、今作品の主人公であるヒロイン・ルコネが魅力的な設定で、本作のストーリー的な面にも影響あると感じたため、詳しく紹介していきます。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

ヒロイン・ルコネは、王立学園に首席で入学するほどの実力者。王から課せられた試練では、護衛の老剣士にも負けず劣らず、新兵たちはその実力に最初はしり込みしてしまうほどです。

しかし、そんな新兵たちに対してもしっかりと接する。まさに彼女が王となれば国は安泰するだろうと思えるほど、才色兼備の持ち主と言ってもいいでしょう。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

ですが、それは2年半前までのこと。
実は、王の試練に出た森で倒れていた少年に可愛らしさを覚えてしまい、一目惚れ。その恋愛脳のまま、学園生活そっちのけでエッチに明け暮れる毎日!学校をサボりにサボっていたことがわかり、王様から厳しい試練が与えられます。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

その試練は、半年以内にこの功績立てること。
学園のある開拓島では祭りが開催されています。試験会場で試験をクリアしたり、功績を立てれば王国に取り立ててもらえるということ。国家に関わるものは誰も力を貸さない状態で、功績を立ててみよといった雰囲気でした。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

王家に関わるもの以外に知り合いがおらず、さらには目論んでいたダンジョン探索も許可書発行が半年以降になってしまうと知ったルコネ。落ち込んでいると、同じく落ち込んだ男性を見かけます。

その人物は、どこかで見たことがある人物。彼は昔、城に錬金術の新人としてやってきていた男性。(名前を教えても最終的にこの名前になるという理由から)おじさんと名乗った彼は、ルコアを可愛い女の子だったという面識はありましたが、王族だと知らない男性でした。

おじさんは世界一を目指す錬金術のスペシャリスト。夢のために大きな錬金施設を入手し、ダンジョン通行証も手にしましたが、熱中する余り素材採取を手伝ってくれる交流がなく困っていました。

ダンジョンに行く宛がないルコネ・ダンジョンで素材を集めてくれる人がいないおじさん。落ちこぼれとも言える二人の目的が一致し、年の差が離れた二人はルコネの試練突破に協力し合う関係になります。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

おじさん系の男性がパートナーとなると、弱みに付け込んでエッチを強要するといった作品がエロRPGでは多いことでしょう。今作は全然違います。おじさんは優しいおじさんであり、錬金が好き好きて交流がなくて困っていた、好きなことに熱中するタイプの男性。あくまで錬金術師としての目的があり、かつルコネの王族復帰もしっかりと応援してくれる立場です。

一方で、ヒロインのルコネも、愛しい人物がいるからこそ、王族復帰を目指したい。同時に相棒とも言えるおじさまにとっても利点があるため、二人で一緒に進むという感じが相棒チックでとても良い雰囲気です。恋愛脳に明け暮れていたことに少し反省もしているようで、かつての王族の振る舞えも取り戻そうとしている様子も見えます。

そのため、全体としては年の差の離れた相棒二人といった雰囲気が強い、王道的なストーリー的な印象もあります。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

そのため、体験版で見れたおじさんとのエッチシーンも、凌辱とかの雰囲気ではありませんでした。いくつかレベル上げ用のダンジョンを飛ばしたからかもしれませんが、自分は体験版で2シーン閲覧できました。そのうちひとつのシーンは愛しい年下男性とのエッチ。もう一方はおじさんとのエッチ。

おじさんとのエッチでは、誤って媚薬効果のある薬物を気化してしまったというシチュエーション。おじさんはエッチが好きという設定こそありますが、乱れてしまったヒロインを最初は止めようとしているような様子も見て取れます。結果的には乱れたヒロインとの行為が進んでしまうと男性も気持ちよさで積極的な面を見せますが、こういった一連の流れを見ると「ちょっと体が敏感なお姫様と、彼女を支えようとする年上の男」という感じの雰囲気が見て取れます。

彼女自身もおじさんとの本番行為で「好きだった年下の男の子」とは違った感覚を抱いているようにも見える描写もありました。おじさんとのエッチは1シーンしか見れませんでしたが、ガッツリと寝取るというよりかは、一目惚れ寄りから年下の男の子とはセックスに溺れていたけど、なんやかんや大人との性行為で知らなかった快楽を得て心が緩んでしまうといった感じな印象も受けます。この辺は体験版以降の本編で、おじさんがどういった立ち位置になるのかにもよりそうですが、優しそうなおじさんな気もしたので、個人的にはこのスタンスのままの冒険を期待したいところです!

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

今作はストーリーとヒロイン&おじさんのキャラクター性が一番気に入りましたが、戦闘周りもいくつか要素があるので紹介しましょう。

ランダムエンカウントを採用し、ベースはツクールの標準よりなターン形式のRPG。一定イベントをこなすと最大二人まで傭兵を仲間に加えることができます。傭兵はあくまで頭数の戦力として加えられるだけで、お金を取られるような要素や物語の展開に変化を及ぼすようなことはありません。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

キャラクターはレベルアップのときにスキルポイントを入手できます。スキルポイントを使えば、新しい攻防技を取得できたり、基礎能力を上昇させることができます。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

特に注意したいのは、スキルセットですね!スキルを覚えさせても各スキルに割り当てられたCP以上のスキルはセットできず、かつセットできるスキルにも上限があります。

負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~

素材を使って武器や防具も開発可能。武器スキルはその系統の装備も装着していないと使用できません。

これらの使用は、いわゆるツクールのプラグイン系を基軸としたシステムと思われますが、敵がドロップするアイテムも多いですし、ランダムエンカウントもめちゃくちゃ確率が高いわけではないので、シンボルエンカウントじゃないからテンポが悪いということは感じませんでした。

強いて戦闘周りの難点をあげるのであれば、敵の頭数が序盤から多いことや、属性がやや多いように見えたことでしょうか。どうしても全体攻撃の有無でテンポが変わるので必須感がある、かつスキルツリーにより色々な属性スキルに展開しにくいような印象もあります。

この辺も全体攻撃一つ覚えればそこまで気にならないし、弱点属性じゃないと倒しにくいということもなかったので、そこまで気になるわけではありません。全体攻撃でテンポよく倒せるザコ敵群に対して、ボスは比較的考えなければ勝てないぐらいの強さだったので、戦闘も楽しむようなユーザーの方が楽しめる作品ではあると思います。

以上、「負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~」の体験版プレイ感想でした。タイトルから想像していた方向性とは全く違う方向性でしたが、個人的には前向きなキャラクターたちのRPGとしてはなかなか面白いやり取りも多く、製品版が非常に気になる作品でした。

元々私が、素材合成・スキルツリーと言ったシステムが好きなこともありますが、素材やスキルも多いのでどれをとっていこうかも楽しめる。体験版後の第二試練では、少し変わったような条件に見えたり、海賊みたいな人物たちも登場するみたいでした。おじさんとどういった形でエッチに発展していくのか、どう気持ちが移り変わっていくのかも楽しみです。

また、現状試練を突破するという目的の元の行動なので、このまま試練突破で話が進むのか、大きな闇などが出てくるのか。どういった方向性に話が展開していくかも気になりますね!

どちらにせよ、非常に愛着湧くような二人組みの冒険劇にも思えたので、ぜひゆるい感じのファンタジー世界観が好きな方、合成やスキル取得要素のあるRPGが好きな方は体験版を触ったり、製品版公開後は触ってみて頂ければと思います。

体験版は「負け姫~好きな男の子がいるのに快楽に負ける姫様~」の予告ページからプレイ可能です。

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