先日からプレイ続けていました、「ナナハよ。」を
クリアしました。
エロい・物語いい・ゲーム性もありありで、
すごく良かったの一言につきますね。
マジ最後とか、瞳がウルウル来ちゃいました。
エンディングで泣きそうになったのは、ミュウツーの逆襲以来、15年ぶりぐらいですよ。
プレイ時間とか、全体的な感想とか。
詳細レビューで書こうかなーと思っていることなどを軽く書いていきたいと思います。
ナナハよ。のプレイ時間とかシナリオ傾向
まずはプレイ時間。
私は娘ちゃんルートクリアしたんですが、プレイ時間的には12時間いかないぐらい。
途中、レベル上げハショったり、逃げまくったりしたので、12時間ちょっとと
考えてもらえれば、だいたいあってるんじゃないかなと思います。
全体的なストーリーとしてが暗め。
もうどうしようもなく抗えないぐらい、理不尽な世界で主人公と
その妻・家族を巻き込んでいくようなお話ですが、
そんな中に抗う姿が大きく描かれています。
必ずしも抗う姿が良いことにはつながっていませんが、
その辺も伏線になってたりして、後半は少しずつ持ち直してくるので、
全体的にはきれいな作品という感じでした。
ナナハよ。のエッチ内容
エッチシーンは陵辱系が多めです。
NTRを強調されている作品ですが、全体的には陵辱って認識の
方が最適なんじゃないかなと思います。
NTRって色々な定義があると思うんですが、今作の場合は
「好きな人がいるのに」「感じちゃダメなのに感じちゃう」みたいな
シーンが多め。夫・もしくは愛しい父がいるのに、犯されて穢されて。
穢されたからもうもどれない……
みたいなところから、時たま主人公の目の前で理不尽に犯されたり、
癒やしを求めて他の男に抱かれちゃうみたいな感じのシーンが多めでした。
ですので、完全に心まで堕ちるというような描写は投薬系除けばほぼありません。
逆に娘ちゃん編では、「穢れちゃった」描写がしっかりと描かれており、
エンディングにもしっかりと反映されていたのは感動しちゃいました。
定期的に発生するエッチシーン
加えて、定期的にエッチシーンが発動するのも個人的には好印象でした。
物語が進んでいく最中にも、理不尽に犯されていしまうようなイベントが発生。
敵の敗北がエッチシーンのトリガーになっている場合もありますし、
普通にシナリオを進めていくとエッチシーンが発動することもあります。
頻度的には1時間に1シーンぐらいのテンポでエロシーンがあった印象です。
ですので、「敗北エロとかで毎回敗北するのめんどー」とか
「シナリオの合間でもエロシーンが出て欲しい」というような
人でも満足できる作品だと思います。
システム的にはシンプルなナナハよ。
では、ゲーム性はどうかというと、全体的にはシンプルなRPGです。
特殊なシステムとしては2つぐらい。
まずはアイテムドロップによるお金取得。
戦闘で勝利してもお金が直接的にもらうことは無く、
敵に関連した素材のようなアイテムが手に入ります。
そのアイテムを売却することで、お金を取得していきます。
素材合成とかは無いので、あくまでお金を手にする前に
素材売却というワンステップが入るってかんじですね。
もう一つが武器改造。
武器はデフォルトの武器を改造していく感じです。
お金を貯めると武器改造をできるため、武器改造やさんでお金払うと
武器の名前が変わって、攻撃力がアップしているという感じです。
装備品を変える手間はない感じですね。
後はドラクエタイプのシンプルなターン形式RPGです。
戦闘のテンポも速めで、戦闘難易度は普通ぐらい。
簡単ではないけどサクサク進む工夫が戦闘内に導入されているので、
レベル上げとかでもそこまで億劫に感じることは無いと思います。
時折入れ替えが入る、2人パーティ制
パーティは基本2人制です。
序盤は主人公+主人公の同僚。
序盤以降の大半は主人公と「娘」もしくは「妻」のどちらか選んだ
ルートのキャラクターが仲間になります。
道中内のイベントなどで「主人公」が1人で戦うことになったり、
主人公の同僚キャラや都市の人間が一時的に仲間になることもあります。
気を付けて欲しいのが「娘」もしくは「妻」は
最初に選ぶと変えられないことです。
作品の販売ページ見ると、「状況に応じて入れ替え可能?」
みたいにも読み取ろうと思えば読み取れますが、
序盤終了後、最初に選んだキャラがずっと仲間に入ります。
妻は回復系、娘は異常状態系が得意という特徴もあり。
特に娘ちゃんなんかは、回復技覚えるのがめっちゃ遅いので、
あまりRPGが得意じゃない人とかは、妻ルートを選ぶのがいいのかもしれません。
少ないキャラクターが魅力的
大体概要を書いてきましたので、個人的にすごいなーと思ったところを
2点ほど紹介して行きたいと思います。
まず1つめが、少ないキャラクターなのにそれぞれが魅力的に描かれていること。
10時間以上のプレイ時間を持つ長編クラスの作品になると、
だいたい登場人物も多くなったりスルんですよね。
ですが、本作品は主に10人ぐらいが始終物語に大きく関わってきます。
特に男キャラ達の立ち位置が非常にうまく、いい感じに交互に出てくるんですよね。
そして、ひとりひとりの背景や野望、夢などもしっかりと描かれている。
伏線なんかもうまくはられていて、いい立場のキャラばかりでした。
イラストの豊富さ
そして最後が、イラストの豊富さですね。
元々エロシーンが50シーン超えているぐらい、ボリューム多めな作品。
使い回しとかもあまり無いので、エロ画像だけでもかなり多めな作品です。
ですが、それに加えてイベントシーンなどでもイラストが表示されます。
ポイントポイントで表示されるこのイラストがより物語に深みを持たせてくれます。
こういったところも細かく描かれているので、普通の商業ゲーム
やっている感覚になるぐらい、面白く感じたんだと思います。
まとめ
全体的にシナリオ・エロシーンともに高レベルの作品。
鬱っぽいシナリオかなーと思っていましたが、最後はしっかりとまとめて
きれいな感じになっていたのも、好印象でしたね!
映画を見ている感じ……とでも言うのでしょうか。
最初はどん底な感じなんですが、それが後半にうまくつながってきて、
最後は感動みたいな感じです。
マイナス点も細い点でしか見当たりませんでしたし、
個人的にはもっと評価されるべき作品だと思っています。
個人的にはすごく面白かったと思っているので、
同じサークルさんの過去作も見てみたいなーと思っています。
陵辱とか別に問題ない人とかには、個人的にすごくおすすめしたい作品ですね!
値段もこのボリュームで1000円台なら、格安級だと思っています。
DMMさんでも公開されているので、DMMさんならかなり手頃な感じになっていると思います。
また詳細レビューまとめたら、紹介しますね。
得点とかすごく迷っていますが、90点超えは確定な作品かなと思っています。