アダルトRPGの王道的エロシーン定番といえば、
売春とモンスター敗北エッチ。この2シーンに特化した
作品も多いと思います。
そんな二大エッチを利用せず、ファンタジーながら
ちょっと現代っぽい感じのエロもうまく幻想的な世界観に組み込み、
その上ジョブ上位化でジョブ衣装の露出度が増えていく!
ナンジャラホイと言ってしまうような、
ちょっと変わったエロ要素を含んだ個人的にすごく良かった
エロRPGを今日は紹介していきます。
今日紹介するのは、人気RPGサークルさん・クリメニアさんが
2015年2月に公開されたsalvationです。
同サークルさんの作品プレイ&レビューは
『XVI ~塔の町のリズ~』に続き2作品目です。
(なお、salvationはXVIよりも過去作です)
魔王を倒した英雄達がそれぞれ国を納めている世界。
しかしある日、国同士を転移できる機能が止まったことから、
いずれかの英雄に何か問題があり、魔王の復活が近づいているのではないか
という疑いが出ます。
魔王を封印した英雄の娘でもある王女シルヴィアは、
父から各地にいる英雄達の様子を見るように支持を受け、
2人の女性と共に各地を周る旅へと旅立ちます。
エッチした際に手に入るアイテムでジョブを強化!
ジョブは上位になれば強力な効果が見込めるけど、
上位になれば露出が増える。
シンプルでわかりやすい短編王道RPGと
ヒロイン達が旅の先々で色々な男性に犯されたり交わるような
姿をたっぷりと満喫できるエロRPGです。
冒頭から訪れた街が裸族の街で……
なんていう、個性的なエッチも満載な作品になります。
salvationを購入した理由
以前XVIをやって面白かったこと、キャラデザが個人的に好みだったこと、
王道RPGっぽい作品がプレイしたかったため購入しました。
少しストーリーとRPG性はコンパクトでしたが、
エロ面のシステムやシチュエーションの選定は独自性が高く
感じる作品でした。
RPG面の特徴
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
短編
(管理人クリア時間 約1時間30分)
難易度傾向:
ちょいかんたん!
戦闘方法:
- ボードゲーム(人生ゲームのようなもの)のようなマス目移動のダンジョンマップ
- ダンジョン内の敵キャラのいるマスに踏み込むとバトルする固定マスのシンボルエンカウント
- フロントビューのターン形式、基本は味方3人対敵複数
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- マルチエンディング
- エッチシーン回収
エッチシーンの傾向:
- ジョブレベルアップするとジョブ立ち絵の露出度が上がっていく
- 村人の依頼などでエッチシーン、ジョブレベルに応じてエロ内容変化
- 1枚絵のメインエロシーン以外にも立ち絵サイズの絵を使ったミニエッチシーン満載
salvationの特徴
salvationの特徴的な傾向やシステムを長所・短所と思われる内容、特徴を元におすすめする人・しない人を紹介していきます。
この作品の長所
salvationの特徴の中でも個人的に良かったと思われる点や独創的・面白いと思ったポイントは以下の通りです。
1.しっかりとしたミニエッチも含めると多大なエッチシーンの数
本作品は冒険の途中、複数の街を訪れることになります。
街ではキャラクターを選んで単独行動。特定のキャラクターで
特定のポイントに訪れる・特定の人に話し掛けて依頼を受けると
エッチシーンが始まります。
一枚絵サイズの基本的なエッチシーンは12シーン×4の48シーン。
同じイベントでも後述するジョブのレベルによって段階変化します。
(例:公衆トイレ1、公衆トイレ2。公衆トイレ3、公衆トイレ4と言った感じで
ハードなプレイになっていく)
この基本的なエッチシーンに加え、立ち絵サイズのイラストを
活用したミニエッチシーンが40種類以上。こちらも立ち絵サイズですが
文章はしっかりしていますし、立ち絵もパイズリなどプレイをしているような
イラストが多く採用されているため、メインシーンに負けないぐらい
エロい内容のシーンが多くなっています。
そのため、非常にエロシーンの数が多く感じられる印象があります。
2. 王道じゃないエッチシーン以外のシーンの多さ
本作品のエッチシーンでは、エロRPGの定番とも言える
売春や敗北エッチはほとんどありません。
エロシーンでは定番なんだけど、意外とファンタジーの世界観では
導入されていないものや、採用されていても1シーン止まりの
で数が少ないようなシーンを集中して取り入れているような印象が
ありました。
例えば、トイレ掃除中にトイレ利用者から襲われる、
エッチな内容の演劇に参加させられる、
少年たちの盗賊団に襲われるけど逆転しておねショタっぽくなる、
ペットのフリして潜入したら犯されちゃうなど。
売春・敗北がないからこそ、あまり多く取り上げられないような
シーンがたくさん採用されており、色々なタイプのエッチシーンを
楽しむことができます。
売春や敗北エッチではなく、村人や対人的なシチュエーションを
エロシーンに求めている方にはぜひおすすめしたい作品です。
3.レベルが上がるとエロくなっていくジョブシステム
エッチシーンを絡めた面白いシステムだと思ったのが、
ジョブシステムです。
各キャラクターは、ノーマル以外に、各キャラ児湯の2つの職業へ
ジョブチェンジを行うことが出来ます。
各キャラ変更できるジョブは異なり、各キャラ決められた
2つの固有職業へジョブチェンジを行うことが出来ます。
職業によって使えるスキルは異なります。各キャラ変更できるジョブは
攻撃型・防御型です。メニュー画面よりいつでもジョブチェンジできるので、
例えば魔法キャラのシルヴィアは戦闘中ウィッチにして攻撃魔法を使い、
戦闘終了後に回復を使えるクレリックにジョブチェンジして回復すると
いったような戦略を取ることも出来ます。
そんな戦略に役立つジョブシステムですが、
エッチシーンで手に入るアイテムを活用することで、
ジョブレベルを上げることができます。
ジョブレベルをあげると、戦闘でできる手段が増えるため、
非常に楽な戦闘ができるようになります。さらに、エロRPGでは嬉しい?
といっていいのか、ジョブレベルが上がれば上がるほどジョブの立ち絵が変化。
最終的にはほぼ丸見え状態のエロティカルな衣装になります。
ジョブレベルがエッチシーンのトリガーになっていると思われる
箇所もあり、レベルが上がると見れるシーンは乱れまくりなシーンも多め。
RPGとしての戦術・エロゲとしてのエロさともに影響してくる
ジョブシステムは面白い印象がありました。
この作品の短所
salvationの中で、マイナス点になりうるポイントや不足していたと思う要素、個人的にはここを改善するともっと良い作品になりそうだったポイントは以下の通りです。
1. RPGとしての物語の短さ
本作品、RPGパートだけ集中的に進めていくと、
1時間弱もあればクリアできるような内容になっています。
王道的な要素を抑えている一方で、
王道感ストレートで終わっており、起承転結全てが
王道ストレートですので、分かりやすかった反面、
インパクトを与えるような場面が少なかった印象を受けました。
エロ系の要素がしっかりしている作品ですので、
シナリオ重視というよりかは、あくまでエロを探す楽しみが
満載な作品で、エロを探す楽しみも満喫する前提で
おすすめする作品だと思います。
2.もう少し見たかったジョブ恩恵
ジョブのレベルアップにより戦闘が楽になる反面、
露出度が増えるという仕組みは面白かったんですが、
ジョブレベルが初期のままでもある程度回復さえすれば
難易度普通レベルでクリアできるような内容になっており、
ジョブの恩恵を受けられるようなポイントが少ない印象がありました。
ストーリーも短いような作品でしたので、
難易度とか導入してジョブチェンジするかしないかの瀬戸際な
レベルでのプレイもできるような要素も加えてくれると
何周もプレイが楽しめて良かった印象がありました。
salvationをおすすめする人
・王道的なストーリーが好きな方
・エロRPGの売春や敗北エッチ以外のエロシーンが好きな方
・エッチシーンを探すのが好きな方
salvationをおすすめしない人
・設定が深い作品や大きな展開が多い作品が好きな方
・売春エッチや敗北エッチを主にエロRPGで楽しんでいる方
・RPGとしてのやりごたえやゲーム性を重視する方
管理人の個人的な総合評価
10点
個性的なシステムとボリュームのあるエッチシーン、
エロと戦略性を絡めたジョブなど、エロ寄りとして
個性的な感じが楽しめる王道エロRPG。
物語は短めで、どちらかと言うと優し目な難易度だったので
ジョブの恩恵を受け入れられにくいという残念だったポイントも
ありますが、王道ストーリーと多彩なエロを楽しめた
レベルの高い作品だと思っています。
特にエロシーンはボリュームも多いので、
自主回収すると数時間掛かるレベル。
エロよりだけどRPGゲーム性も残している
作品をプレイしたい人にはオススメなエロRPGだと思います。
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紹介した作品が好きな人向けに、オススメ作品へのレビューリンクを紹介します。
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