レベル上げしながら装備を手に入れ奥へ進むゲーム性と
多彩な高品質でエッチシーンが楽しめる本格RPG
テンポの良い戦闘と1000種類を越える装備。4人ながらもプレイヤーの腕や状況・装備次第で変わる戦略性。「深淵」と呼ばれるダンジョンを舞台に、女性4人による探索に挑む「深淵の探索者」。
レベル上げやモンスター討伐を楽しみつつ、陵辱から純愛・おねショタまで多彩なエッチシーンを搭載した、ガチで遊べてガチでエッチなRPGと言っても過言ではないエロRPGだと思います。
深淵の探索者の特徴
ランダムと戦略要素が生み出す
高水準の遊べるエロRPG
深淵の探索者のシナリオ
深淵の探索者は主人公である姫騎士オヴェリアの父である、現国王が呪いをかけられてしまい、侍女の雛菊とともに、呪いをかけたとされる主が関係する「深淵」というダンジョンがある街へとやってきました。
準備を進める過程で出会ったエルフのファウ、盗賊のレーシェと出会い、冒険者パーティとしてともにダンジョン攻略へと挑むことになります。
目的はダンジョンを攻略し、王の呪いを解くこと。しかし、「深淵」には凶悪なモンスターや様々な人物との出会いもあります。
ダンジョン内を探索したり、時には体を差し出したり、パーティを強化しながら最奥を進むのが目的となります。
1000種類を超える装備品の数々
本作品はハクスラ的な要素を強く出しており、1000種類以上の装備品が手に入ります。
部屋の構造であるエリアでエンカウントした場合、勝利すると宝箱が落ちます。宝箱を開けると3つ以上のアイテムを一気に取得できます。同じ装備でもプラスの数字がついていたり、「暗殺者の○○」といった二つ名がついている装備もあり、異常状態付与や能力補正がついているものもあります。うまく手に入れたアイテムを装備させ、強化していくことで有利に進めます。
なお、各階層で手に入るアイテムは決まっているようで、最初の階層から最強武器を狙っていくようなゲームではありません。新しい階層に入ったら、階層で繰り返し宝箱を狙うことで、その階層でより有利に戦えるようにゲームバランスが取られています。
13時間50分ほどでふらいんぐパンジャンドラムさんの「深淵の探索者」(https://t.co/uiLWzqPCKd)クリアしました。まぁ、ハクスラとはいえ、R指定作品だからね。13時間もやれば、アイテムなんてほとんど……あれ、おかしいなぁ。
めっちゃ敵倒しまくって少しずつ強くなるのがすごい面白いRPGだったー。 pic.twitter.com/wOjkO46yHQ— みなみ よつば@同人RPG応援中 (@erorpginfo) 2019年2月1日
▲自分がクリアしたときのツイート。結構収集のために戦闘頻繁にしながらクリアまでいってもこんなに空白が……すごい。
サブクエストや戦闘イベントなどでエッチシーン
エッチシーンはエッチなことに会ってしまうサブクエストや、特定のポイントでの戦闘中にターン経過で犯されてしまう戦闘エッチなどがあります。
エッチシーンは効果音的な感じでボイスが入っているので、フルボイスではありません。シーンの長さは比較的長い方。傾向としては陵辱的なものや純愛まで多彩。犯されても記憶を消すような処置を取られることが多いので、暗い感じではありません。全体的には明るい印象です。
また、一部シーンはエッチシーンを回避することで能力値をあげることができたりします。例えば高いアイテムに対し「体を使えば安くなる」的なシーンでは、お金をしっかり集めて購入すれば味方の能力が上がったりします。
(回避した場合もエッチシーンはしっかり登録されます)
深淵の探索者の長所・注目点
1.テンポの良い戦闘&ランダム要素で収集も楽しいダンジョン攻略
とにかくこの作品はアイテムの数が多いので、戦闘を繰り返していき、少しずつ強くなっていくようなハクスラ感がとても楽しいRPGでした。
ダンジョン自体の階層はそんなにありませんが、各階層のエリアが広く、ダンジョン内のポイントポイントで起こしていくようなクエストも多いので、
端から端まで探索していく魅力があります。
各階層、最初に足を踏み入れた時は数回戦闘するだけでも、苦労してアイテムを少しずつ増やして強化していきますが、その階層のアイテムを揃いつつレベル上げをすれば次第に楽に倒せるようになっていき、徐々に奥へ奥へと
攻略エリアをシフトさせていく。
今回はノーマル的な難易度でプレイして絶妙なゲームバランスでしたが、難易度選択もあるのでプレイヤースキルに合わせて攻略していけると思います。
ゲーム性がしっかりとしたRPGとしてもレベルの高さが感じられます。
2.装備で変わる役割決め
パーティメンバーは始終4人で固定です。
- 高防御&両手持ち装備。主人公オヴェリア
- 二刀流・両手持ち・攻撃&補助魔法で攻撃も支援も持つ雛菊
- 回復&攻撃で魔法のスペシャリストのファウ
- 罠回避や先手必勝が狙える素早さのレーシェ
大きな特徴としては上記が上げられるのですが、回復アイテムが手軽に手に入ったり、物語を進めるとお金で取得できる特殊な魔法や装備品による追加効果などで役割を変えていくことで、攻略を有利に進めることができるようになったりします。
例えば自分の場合は雛菊さんが色々役割を変えていました。最初は盾も装備させて安定的な戦闘立ち回りをしていましたが、第二層で両手持ち高火力武器が手に入ったので両手持ちをメインにした物理攻撃の高火力アタッカーに。
でも、その奥で二刀流用の武器が手に入り、二刀流による連続攻撃の総ダメージ量が多かったので二刀流による物理攻撃アタッカーへ。
そして、4層ぐらいになると全体攻撃の魔法も取得したので二刀流の物理&全体魔法でテンポよく狩るような活動。
二刀流&全体魔法構成が気に入っていましたが、終盤に「取得金額アップ」効果を持つ両手持ち武器が手に入ったので、最終的には両手持ち&全体魔法でテンポよく雑魚をアイテム効率重視しながら狩るような装備にしました。
上記の場合はあくまでも自分ではそういう武器が手に入ったからであり、他に人が遊べば違うプレイスタイルになる可能性も高いと思います。自分が深淵の探索者をもう一周しても違うプレイスタイルになるでしょう。
▲物語を進めると敵ドロップ素材やお金が必要なもの、特定の素材で交換できさらに交換したものを元にランダムで手に入る装備品も深淵の探索者には用意されている
物語をプレイしてから時間経過すればするほど、色々な立ち回りもできるようになり、四人パーティ制のRPGだけど奥深さを感じさせてくれるゲーム要素がとても魅力的に感じました。
3.VP&使用回数制限式スキルによる変わった戦闘要素
一般的なRPGと違って、深淵の探索者では「VP」と「使用回数制限式スキル」という要素を取り入れており、この2つによってさらに戦闘の奥深さが出ている印象があります。
VPは「戦闘不能にならずに生き残る回数」とでも言いましょうか。
HPが0になる攻撃を受けても、プレイヤーはVPの残り回数だけHP1で耐えてくれます。それゆえに強力な攻撃を使う敵が相手でも「VPが残っているから生き残れる」ということを前提に動けたりVPを吸収する敵がいれば「優先して倒そう」と思ったりと。立ち回りにも大きく影響を与えてくれます。
「使用回数制限式スキル」はその名の通り、各スキルに使用回数が割り振られており、宿などで寝泊まりするまでは各々の使用回数しか使えません。そのため、長く探索を狙う時には弱いスキルでも活用しなければいけなかったり、回数を意識して立ち回る必要があります。
この要素もそうなんですが、こういう細かい戦略性と前述のランダム要素をうまくバランスよく組み込んでいるからこそ、総合力の高いRPGとしてまとまっているように思える印象のRPGとして遊べる魅力の詰まっている作品だと思います。
▲ランダムで手に入る装備の中には、スキルの使用回数を増加させる効果を持つ装備もある
深淵の探索者の注意点
1.探索や収集作業は必須よりなRPG
難易度を下げることで深淵の探索者は、エンカウントをなくしたりもできるようですが、一般難易度では探索や収集周回は必須です。
地図的な魔法もありますが、少しわかりにくいところにアイテムが配置してあることもあったりするので、マップを何度も行き来して、隅から隅までエリアを見ていく。地形をしっかりと把握していくというのが必須になります。
また、エリアごとにある程度手に入る武器防具が決まってるので、新しいエリアに行ったら繰り返し戦闘して少しでもいいアイテムを狙っていくのが必須です。
ゲーム性がとても楽しいのでRPG好きであれば楽しめる可能性が高いと思いますが、レベル上げとか探索は面倒という方には向いていない可能性もあります。
非戦闘のアドベンチャーRPGやレベル上げが不要なRPGをエロゲ感覚で遊んでいる人は違う傾向の作品ですので注意が必要かと思います。
▲ オートセーブはありますが、帰還機能や記録セーブポイントはダンジョン内の一部エリアにしかなかったりします
2.エッチシーンの差分とボイスの形式
深淵の探索者では、エッチシーンのイラストがとても綺麗で差分も多いです。
ボイスも同人では人気な声優さんも参加されており、目でも耳でも楽しめるような仕掛けが導入されています。
ただ、イラストの差分は枚数が多いけど表情やイラストの一部に動きがあるだけなので、構図とかが変化したり、大胆な変化は少なめです。
ボイスもスマホゲームとかでよく使われている、ポイントポイントのあえぎや戦闘時の行動に応じて汎用的な会話・エロボイスが流れるような使い方を
されている作品です。
枚数スペックほど細かく見ないとイラストを感じられなかったり、フルボイス作品のイメージだと物足りなく感じてしまったり。
ボイスとかについてはしっかり明記されていると思いますので細かく変化のある動きをエッチシーンに取り入れている作品やフルボイス作品のイメージで買う時は注意しましょう。
深淵の探索者の個人評価
10点
戦闘とダンジョンを探索し、状況によって色々な戦略を立てるRPGとしての完成度が高いエロRPG。
まさに収集的な中毒性のある遊べるRPGとしての完成度も高く、全年齢でも通じるような作品にポイントポイントでエッチシーンを組み込みこんでいるので、フリーゲームとか好きで高品質なRPGを楽しみたい人でも満足しやすい作品ではないかと思います。
繰り返し繰り返し挑んでいき少しずつエリアを広げて開拓し、ランダム装備で少しずつ強いアイテムを手に入れていく。
上記要素が少しでも気になるのであれば、遊ぶ価値もある、遊べるエロRPGだと思います。
物語が進めば進むほどできることも多くなり、終盤でも新しい要素とかが増えていくので飽きずに遊べ、時間が重なるほど魅力を感じられるRPGです。
時間のあるときに遊んで欲しい、王道的なRPGのゲーム性も強いエロRPGです。
深淵の探索者でのゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
作品の長さ:
長編
(管理人クリア時間 約13時間50分)
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
女性キャラ一部ボイスあり
やり込みシステム:
- アイテム収集
- 仲間育成
- エッチシーン回収
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