魔王討伐直前、精霊の加護を得るべく仲間と別れた少年勇者が、たどり着いた女性ばかりの村を舞台に女性たちの色気に負けてしまう!
パムラム様が2024年に公開された「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」をクリアしましたので、作品の仕組みやプレイ中に感じた長所・短所になりえるポイントをレビューとしてまとめていきます。
| 作品名 | 耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~ | ||
|---|---|---|---|
| 作者様(敬称略) | パムラム | ||
| 総合評価(10点満点) | 7点 | ゲーム性評価 | B |
| エッチシーン評価 | B | コスパ評価 | C |
| 標準価格 | 1,540円 (*2025年10月30日時点) | ||
主な方向性のエンディングが3つ用意されており、正統派なエンドで18分ほど。全部のエンドを見ても30分ほどでクリアできる短編アドベンチャー主体なRPGです。

少年勇者が村全体に展開する女性のいい香りで判断がやや低下しているような状態で年上女性に誘われて許してしまうようなプレイが多め。悪女よりも性に流されてしまう少年感が強いので、おねショタよりな甘い女性上位のエロシーンを主力に楽しめるシーン特化型のゲームです。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のシステム
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」はイベント戦闘数戦だけ搭載したレベル上げ不要、主に村を回って女性たちに話しかけていくアドベンチャーRPG寄りな作品です。
戦闘はイベントのみ、女性に話しかけていくエロRPG
今作は見下ろし視点で村を探索し、指定したキャラに話しかけていくことでエッチシーンが展開していく、アドベンチャーRPGを主体とした作品です。

村のヒロインに話しかけるとエッチシーンのイベントが始まります
一般的なツクール製の戦闘要素は、オープニングとエンディングの数戦搭載されていますが、基本主人公たちが強いのでワンパン。負けることはありません。レベル上げなどもなく、演出の一環として戦闘を採用しています。

基本攻撃するだけで倒せます
メインは村を舞台に、精霊の加護を受ける「洗礼の間」の情報収集で女性たちに話しかけていくパートです。村の東西それぞれ1マップ+一部屋内マップで構成された1つの村を舞台に、指定した女性たちに話しかけていくとエッチシーンが発生します。

エッチシーン対象の女性キャラのエッチシーンを全て見終えると、スタート地点でエンディング分岐も兼ねた選択肢のイベントが登場。ここで選んだ選択肢によって終わり方が変化し、正当なエンドや一部バッドエンドを目指す場合は村を立ち去ることで最終イベントが発生。ヒロインたちとのバッドエンドを狙う場合は再び村を巡ってエッチシーンを見ていくことになります。
そのため、基本は村を歩いてヒロインに話しかけ、エッチシーンを見て行くことが主体です。村マップもそこまで大きくないので、エッチシーンを眺めていくような方向性を重視したエロRPGとなっています。
最愛の仲間を残しているのに……不思議な香りで身体を許す主人公
今作は魔王を倒す直前の状況まで仲間と冒険した勇者が主人公。魔王討伐の力を得るため、加護を得たいものの、魔王直前の村で敵の襲撃にもあってしまったため、仲間は村に残し、自ら一人で精霊がいる洗礼の間へ向かうことにします。

オープニングでは一人で行動する理由や、大切な仲間も描写されます
その過程でたどり着くのが、女性たちのいる村。主人公は仲間を別の村に残し、試練を受けに来ています。早く戻らなければいけないという、強い信念があります。舞台となる村に寄ったのも、洗礼の間の情報を得ることが目的です。

村全体に特殊な香りがあるらしく、主人公は簡単に誘惑を受け入れてしまう
今作はそんな使命がある、仲間が待っているという重要な状態であるのにもかかわらず、村のお姉さん方のいい香りもあり、欲情してしまってお姉さんたちの誘いに載ってしまうような方向性の展開になっています。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」の長所と短所に感じたところ
個人的に「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」を遊び、長所・短所に感じたポイントをまとめていきます。
チョロいライトM男向け、重くない女性上位シチュエーション
耐性ゼロ勇者は村人たちからの誘いを主人公が受け入れてしまい、女性手動なエッチをしていく作品となりますが、いわゆるエグい罵倒が激しいような作品というよりかは、ちょっとした大人の魅力で堕ちてしまうチョロいライトMな男性向けのシチュエーションが揃っているような印象がありました。

主人公は使命がありつつも、理性をゆるくする「女性の香り」で刺激的になっているので、女性たちのお色気に簡単に崩されてしまいます。尻や胸といった強調や甘い台詞によって簡単に流されてしまうので、理性がゆるくなっているとはいえチョロい男性感があります。
ですが、女性たちも優しい台詞や、気持ちよくしてくれるような方向性の台詞が多め。魔王軍のヒロインだけは少し主人公を洗脳して堕落させるような壊す快楽を与えてきますが、他の女性はあくまで主人公に「気持ちいい」というような揺さぶりを掛けて来るので、甘めなライトMよりな印象がありました。
敵によって快楽で壊されると言うよりかは、何もかも受け入れて、快楽でも包ませてくれる。そんな幸せな村に招き入れられてしまったようなシチュエーションを楽しみたいひとにオススメに思えます。
個別バッドエンディング
今作はエンディングが複数搭載。しっかりと勇者らしいエンディングもありますが、その他のバッドエンドはヒロインたちに対応した形でのエンディングになっている点は作品の良さに感じました。

バッドエンドの場合は、3回目のヒロインたちとのエッチからそのままバッドエンドに直行してしまうのでバッドエンド後の世界があるようなところまで作り込まれていませんが、ゲームオーバーと表示せず、ヒロインを選んで終わりましたよというのが伝わるエンド表記になっています。使命が陥落していくような作品ですので、こういった形でバッドエンドにしてくれるというのは、作品の方向性的にも良いのではないかと感じます。
エッチシーンに王道的なプレイが多い点
賛否が別れる点としては、やや王道的なプレイが多かった点に思えます。
パイズリ・フェラ・手コキ・大人の玩具と、プレイ内容的には幅広いシーンが搭載されています。ヒロインも優しい女性や大人の魅力、イライラを主人公で発散しようとしている女性など、違った方向の女性が揃っています。一方で、シーン的にはよくも悪くも王道的なシーンが多め。各キャラのシーンも3シーンで深堀りが少なく、それぞれのキャラの尖りもそこまで強くありませんでした。

会話が始まると、期待した通りの方向性に進んでくれる印象が多い
全てのシーン万人受けするような形に揃っているような印象もありますが、それゆえに意外性や作内での変動感が少なかったようにも思えます。定番のシチュエーションが楽しめる方が良いという方のほうが、より楽しめる作品だと感じます。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」の各視点からの評価
今回紹介している「耐性ゼロ勇者」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のゲーム性

エッチシーン特化な基本非戦闘なアドベンチャータイプのRPGと理解して購入さえすれば、問題ないレベルの作品に思えます。女性からの色仕掛けを受けていく作品ですが、オープニングにはしっかりと説明も兼ねた仲間との会話がちょっとした動きや簡易戦闘の演出も入れてあります。舞台となる村に入る直前では、村全体を意識させるような演出もあります。村も迷うこともないですし、覚えやすような構成になっているように思えます。演出や会話が長すぎずもなく、短過ぎもなく、全体的に適度な規模感で仕上げているような印象があります。
あくまでシーンを見ていくゲームなので、何度も遊べるようなゲーム性などはありませんが、「この手のエロ特化な短編ゲーム」としては程よくできていたという印象でした。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のエッチ面

描写の文章も程々にあり、イラストのレベルもしっかりとしており、イラスト差分もある程度表示されるので、シーンのクオリティは悪くありません。王道的な要素のプレイを中心に色々なプレイを取り込んでいるところも魅力的です。
ただ、エッチ面で気になったのは長所短所でも書いた作内での変動感が少なかったところ。王道的なプレイが多く、ややキャラの個性が感じられるようなシーンが少なかった点もありますが、シーンにおける効果音演出や画面効果も少なめ。トントン拍子にシーンを見ていくことになるからこそ、心の変動を後押ししてくれるような要素もあれば、より刺激を感じられるような印象もありました。
以上の理由から評価は迷いましたが、シーンの文章やイラスト自体は悪くないので、ギリギリ標準クラスの評価かなという印象があります。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のコストパフォーマンス

プレイ時間は長くても30分ぐらい、シーン数は回想ベースで18シーン。本レビュー掲載時の税込み価格が1500円台でRPGとしてはやや高めな価格帯のシーン特化の作品としてみると、シーンは少なめに思えます。各キャラ3シーンと陥落も早いので、もう1~2シーンぐらいずつは欲しかったです。
雑に作られている作品ではないので、あくまでサークル定価が高めゆえにという印象もあります。コスパを重視で検討するよりも好きな方向成果どうかで検討するべき作品かなと思います。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」の個人評価
7.0点
ライトな誘惑・陥落の誘いを基軸に楽しめる作品。魔王討伐直前に陥落されてしまうような作品は、重いようなシチュエーションも多かったりします。しかし今作は、少年主人公を特殊な力でややチョロく誘惑し、甘さも感じられるような女性上位でまとめている点は魅力的。重くない設定ですが、トゥルーエンドを見ると設定にも納得ができ、方向性と物語の背景がしっかりと連動しているのも好感があります。
作品としての価格がやや高めで、かつ各キャラ3シーンで陥落とテンポが早かったのが少し残念でした。それだけヒロインたちの魅力はあったからこそ、この価格帯であればもう少し気持ちシーンを見たかった感じがもあったので、当サイトでは標準クラスの評価といたしました。
ライトMシチュ好きであれば、もう少し評価を高めてもいいかもしれません。
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
かんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- マルチエンディング
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」のDLリンク
「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」が好きな方にオススメなエロRPG 3選
「耐性ゼロ勇者」のまず重すぎないMシチュが良かった方には、「ロリキョニュー星人に攫われて逆レされるお話」は方向性的に良いのではないかと感じます。
こちらは宇宙船に地球人代表として連れ去られた少年が主人公。敵に捕まることで、ドット絵アニメーションによるエッチを受けてしまうような作品となっています。逆レ系の作品ですが、どちらかと言うと罵倒とかよりかは、あまあま誘惑とプレイで搾り取る、まさに誘惑に負ける相手を侵略というような方向性なので、今回紹介の作品のようなあまく女性上位に責められちゃうような方向性としての魅力があるのではないかと感じます。
甘々目な台詞のエロさと、イラストのレベルや色々なキャラと言う視点では「エロティックタイム」もいいかもしれません。
戦闘がエッチになるという、謎の世界観の元。色々な女性キャラとエッチバトルしたりしながら進んでいく作品となります。全体的にヒロインの台詞が甘々でかつレベルの高いイラストを採用。ややおねショタ感を敗北シーンでは感じられるので、もう少しボリュームある作品や戦闘感も味わえる作品好きにオススメです。
最後は短くかつ、女性上位の作品が楽しめる作品という視点で「VS乳魔 エナノ編」も今作が好きな方には良いのではないかと感じます。
こちらはライトM向けでも、小馬鹿にされるような方向性のMシチュでパイズリオンリーという、かなり尖った印象の作品となっています。ですが、サクッと遊べる規模の中に戦闘要素を組み込んでいる点が面白い作品です。パイズリが好きな方や、もう少し馬鹿にされるようなライトMシチュが好みな人にオススメです。
当サイトはAIによる記事生成や他レビューのリライトではなく、「耐性ゼロ勇者~世界を救う前にお姉さんたちに絶頂~」を実際に購入してプレイしております。

本紹介は2024年8月6日に更新されたバージョンを初回クリアした内容をベースにまとめています。他情報と合わせて参考にして頂ければ幸いです。







