力を振るうと淫らな反動を持つクールな女剣士が、ある男を追いながら妖たちと戦っていく、段階エッチが魅力のエロ特化より和風RPG
今回紹介していくのは開国直後の和風感もある和風ファンタジーRPG「桜花見参」です。
クールながらも、妖刀によって淫らな反動がある主人公が、ある男を追いかけるために問題を解決しながら進んでいくRPGになります。オーソドックスなRPGながら、淫気を貯めることで自らを強化できるキャラ育成や、繰り返しの相手に対してエッチシーンが複数用意されている段階エッチが魅力的なRPGです。
上記プレイは物語重視でエッチは最低限にしたプレイ記録です。淫気による育成は2回ほど。途中5分ぐらいレベル上げして、約1時間でクリアしました。エッチシーンは探索や、淫乱系の敵と出会うと発生するため、基本的にはエッチシーンを見たい場合は見て寄り道していく、短編クラスのRPGになっています。
ゲーム性よりもエッチシーンを重視する人向けの作品な印象である一方で、少しプレイしにくいポイントもあるような印象がありました。長所と短所に感じたポイントも紹介しながら、本作品の個人的な感想を紹介していきます。
「桜花見参」のストーリー
クールな和風女騎士・桜花が主人公。彼女はある男を追いかけており、妖かしが起こす大きな事件を旅しながら探していました。
そんな彼女、妖刀を持っており、力を振るうと突如快感を感じてしまうという体質も所持。ある日訪れた町で少し力を振るっただけでも快感を感じてしまい、トイレを借りて自慰行為に浸るほど。
ある日、彼女は訪れた村で妖かしに関する情報を得ます。この事件をきっかけに、彼女のある男を追いかける物語が大きく進展していきます。
「桜花見参」のシステム
「桜花見参」は妖刀によって力を代償に淫なる行為も受けてしまうようなデメリットも持つクールな剣士が主人公です。それゆえに、オーソドックスな戦闘ながらも、エッチな行為が育成につながるポイントや、エッチな行為を敵や村人にもされてしまうというデメリットがシステムとして反映されています。
シンボルエンカウント&ターンベースでオーソドックスな戦闘
まずは基本的なRPGの仕組みを紹介していきます。
本作品はマップ上を歩いている敵に触れると戦闘が発生してしまうシンボルエンカウントを採用し、戦闘は各ターン行動を入力していくターンベースの戦闘方式を採用しています。
後述のエッチな行為による育成要素もありますが、最低スペックのスキルを覚えさせた状態での攻略でも、中盤に5分~10分ほどレベル上げすればクリアできるレベルの難易度なので、手応えが少しある程度の難易度でまとまっています。
また、遊びやすさを重視している印象があり、シンボルの敵もゆっくりと動いてくれるので、避けやすい構成になっています。なお、戦闘は味方1人VS敵単体以上(複数の場合もあり)といった戦闘スタイルです。
淫気による育成要素
主人公・桜花は妖刀によって淫らな快感への耐性が低く、時折自慰行為を行うこともあるため、敵に犯されたり、村人に弱みなどを握られて行為を求められてしまうことがあります。
エッチな行為をされてしまったり、道中にいる戦闘エッチを繰り出す敵を倒すと「淫気」と呼ばれる独自のポイントが手に入ります。
拠点から行くことのできる、とあるエリアでは「淫気」を使って妖刀を強化できます。スキルを入手したり、基礎能力を上げることができます。エッチにかかわるような行為を行うことで、自身を強化できます。エッチな行為も見れて、強くもなれるシステムと言えるでしょう。
戦闘エッチのある敵キャラクター
特定のシンボルの敵と戦うと、敵は主人公を犯しにかかります。
犯されてしまうと、戦闘中にも関わらずヒロインは犯されてしまいます。犯されてしまえば、戦闘中でも犯されている姿が描写されます。
「桜花見参」の長所と短所に感じたところ
今作品はプレイヤーであるアナタが、何を重視するのかによって、大きく長所に感じるところ、短所に感じるところが代わる印象があります。長所と取れるところや、短所にも取れるところを両面から深掘りしていきます。
「桜花見参」の長所に感じた点
全体として長所に繋がるのはエロ特化なライトプレイの要素に感じます。3つのポイントから深掘りしていきます。
段階エッチによって淫らにハマっていく感が味わえる
同じ相手に対し、複数シーンが用意されているので、どんどんと淫らになっていく様子が味わえます。妖刀のおかげで、最初から比較的エッチよりになっているので、段階エッチの中でも最初から感じ気味のエッチが多い印象もあります。
シンプルゆえに遊びやすいエロRPG感
ツクールデフォルトの戦闘システムを採用し、ダンジョン自体も長すぎないエリアで構成されています。ゆえにシンプルなRPG感になってしまっている印象もあります。しかし、今作はどちらかというとエロよりに重視されているような印象もあるため、エロを楽しみつつも簡単なRPGを楽しめるという構成にはなっていると思います。
一方で、淫気による簡易的な育成要素も搭載しているので、必ずしもRPG要素を考えていないというわけではありません。エロ特化であり、かつエロに関連したことで貯められるポイントを育成に使えるという発想はとても良いシステムになっていると思います。
和風RPGよりな雰囲気の世界観
開国直後よりの和風世界観に、あやかしといった軽いファンタジー要素を取り入れている、まだまだ少ない傾向の世界観に属する世界観です。そこまで複雑なストーリーにはなっていませんが、刀にかかわるようなシナリオ展開や復讐に近いような構成も取り入れているので、和風RPG感を軽く触れることができるようになっています。
こちらも本格派とまではいかない印象こそありますが、エッチよりの作品として踏まえてみれば、ポイントポイントだけを取り込むことでわかりやすさにもつながっている印象があるため、個人的にはライトに遊べる和風感というのは長所に入ると感じています。
「桜花見参」の短所に感じた点
短所に感じる点は、主にゲーム性を求める方向けの要素が多いかと思います。詳しく紹介していきます。
どちらかといえば犯されゲー感
エッチシーンが起きそうなところでは忠告があり、かつ戦闘中に犯してくる敵も避けやすく、かつ全体攻撃があれば速攻で倒せるような強さになっています。そのため、早々意図的に犯されようとしない限りは、エッチされることはない印象があります。
犯されるか犯されないか緊張感を持って楽しむユーザーよりかは、犯されるのであれば徹底的に犯すようなルートで遊ぶような人のほうがニーズにはあっている印象があります。
遊びやすさの追求には少しスキも多め
シンボルエンカウントの敵が倒しやすかったり、エッチな行為で育成ができるといった遊びやすさも多い作品ですが、遊びにくいように思えるような箇所もいくつかあるように思えました。
例えば、ダンジョンから戻るためには手動で戻らなければいけなかったり、イベント上は休んだという描写がある一方で体力などは実際に回復されていない。ボス前の忠告はあるものの、忠告を承認してからもセーブできる猶予がある場合とない場合があるように感じました。
個人的にはこのぐらいの難易度であれば、村帰還が自由にできるアイテムの配布ぐらいあると良かったように思えました。
「淫気」は貯めていいのかわかりづらい
「淫気」は主人公自体に悪い影響を与えているようにみえるので、初見プレイだと積極的に貯めてもいいのか悪いのかが判別つきにくい印象もありました。育成にも関わる要素だったため、例えば戦闘エッチをする敵に対して犯される前に倒して淫気を貯めてしまうことは良いことなのか?という疑問もあり、自分は初見プレイだと淫気を貯めることを躊躇してしまいました。
この辺は、軽くシステム説明の時に解説があったり、テキストなどでフォローがあるとより遊びやすかった気がしました。
「桜花見参」の各視点からの評価
「桜花見参」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「桜花見参」のゲーム性

オーソドックスな戦闘を採用していますが、「淫気」によるプレイヤーの自由な育成要素がある点は工夫が見られます。シンボルエンカウントの動きもゆっくり目で避けやすいというような点は、エッチ重視のプレイヤーには魅力あるように見えました。
一方で、肝心の「淫気」を上げながら遊ぶのが推奨されているのかがわかりにくい、ボスはある程度育成が前提となっている強さであるといった長所や手応え感がどちらの方向に向かっているのかわかりにくいような印象もありました。
能力値アップアイテムが宝箱に率先して入っているので、宝箱を意識して取らなければいけないというような感じもしました。少し本格派を目指しているのか、サクサク系を目指しているのか、この辺が少し見えにくいような印象もあった点が少し遊びにくさになっているかな?と思うような感じがしました。
以上の理由から、主人公のトゥルーエンドを目指すような人には少し遊びにくさもあるかも。基本エッチ漬けにしまくって遊ぶタイプの人の方であれば、「淫気」溜まりまくってストレス無く遊べると思うので、もう少し評価は上がるかもしれません。
「桜花見参」のエッチ面

各シーンは複数のエッチシーンが用意されており、モンスターなどは最初はガチ凌辱寄り、シーンによっては序盤から妖刀のこともあってか、少し感じるような様子を見せてくれる姿もあって凌辱よりのプレイが好きであれば楽しめるポイントも多い印象です。アヘっていくような感覚も見れるのはなんともいい感じですね。
個人的には、射精された後の余韻が短めだったり、画面を左右に揺らすようなエフェクト的な細かい演出が細かく入っているため、テンポよく読み進めづらいエッチシーンにもなっているような気もしました。また、少しクールなヒロイン像に対して、ゲテモノに襲われたときは一般的な女性特有の恐れる感じが多かった気もするため、少しこの辺で主人公との繋がりも感じにくいところもありました。
テキスト自体は長めですし、悪くはないと思います。凌辱的なプレイをとにかく楽しみたい方にとっては、シーンの幅も多く、魅力的な要素も多い作品かと思います。魅力も多いので、もう少し評価をあげようか迷いましたが、個人的には少し気になる点もあり、思ったよりもシーンに集中できなかったことが影響していた気もするので、少し抑えめの評価とさせて頂きます。
「桜花見参」のコストパフォーマンス

回想ベースのシーン数は100シーンを超えるため、エッチ主体であればコストパフォーマンスは良い作品です。テキストの長さも多く、細かい演出もありシーン自体は各シーンしっかりと長めに楽しめると思います。サークル価格1500円を超える作品となりますが、じっくりと敗北を重ねながら、エッチシーンを見ていくようなプレイスタイルの方であれば、十分良いコストパフォーマンスを感じられることでしょう。
一方で、RPGだけの時間で見るとプレイ時間は少なめになります。もともとエッチ特化の作品であると思うので、エッチシーン重視の作品としての検討をおすすめします。エッチシーンのボリュームとしては良作と感じます。
「桜花見参」の個人評価
7.5点
触りやすい程度に和風感を描いたRPGとして構成し、ボリュームあるエッチシーンを階層ベースでかなりの数用意されている点は非常に魅力ある作品です。一方で、RPG自体はシンプルよりな構成にしている印象もあり、どちらかというとエッチシーン特化の作品としての立ち位置がオススメです。
エッチシーン自体は凌辱を中心に、村人やゲテモノ系のエッチを複数用意し、テキスト自体も高品質な印象もあるため、やや評価に迷いました。単体で見るのであれば、十分実用性のあるシーンも多く、次第に堕ちて終盤アヘる様子はハマる人にはハマる要素もあります。一方で個人的には少しストーリー上のヒロイン像とは異なったクールな印象を薄れて感じる場面があったり、演出などが多すぎて見にくい印象もありました。
スペックよりかは少しエロさを感じにくい点もあると感じたため、当サイトでは平均的な作品の中でも良作よりの部類する評価とさせて頂きました。
ヒロインの性格関係なく、とにかく犯され、感じていき、アヘるような展開をとにかく楽しみながらRPGを楽しみたいという方であれば、良作の部類に入る作品かと思います。個人的には人によってもっと良作には入る可能性も高い印象です。
「桜花見参」のゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- エッチシーン回収
- 淫気による育成要素
「桜花見参」のDLリンク
■ DLsite

「桜花見参」が好きな方にオススメなエロRPG 3選
桜花見参は段階エッチの多さや、和風よりな雰囲気、クールな主人公らしさが特徴的かと思います。これらの関連する要素を持つ作品を取り上げていきます。
周りを淫らにする妖刀を持つ少女の和風RPG「妖狐淫刀」
「桜花見参」では、主に発情したところを弱みとして犯されていったり、ガッツリ体の弱いところを犯されていくシチュが多かったと思います
「妖狐淫刀」は同じく淫らな妖刀を持つヒロインが主人公。ガッツリと犯されていくようなシーンもありますが、周りを巻き込む淫気感を味わうことができるエッチシーンもあります。
同じく和風よりな世界観となっており、戦闘のデザインやストーリーは本格的。どちらかというともっと和風な世界観のRPGも楽しみたいという方の選択肢に推奨です。
色々なエッチに段階エロが搭載のファンタジーRPG「salvation」
和風ではなくファンタジー世界感が好きな方で、簡易的なRPGと多方面の段階エッチが見たい方であれば「salvation」がおすすめです。
今作品は真面目に進めれば簡易的なストーリーの王道RPGが遊べる一方で、職業のレベルを上げていくことでよりヒロインたちが卑猥になっていきます。凌辱というよりかは淫乱化よりとなっており、プレイも奉仕行為や演劇よりなプレイなど、多方面にわたっています。メインのエッチシーンは全四段階あるので、色々なシチュエーションでより淫乱化した結果のエッチを楽しんでいくことが出来る作品です。
クールな生意気系ヒロインのエロ特化ならコレ「クールJKクライシス 生意気娘は村人全員の精液便所RPG」
「妖狐淫刀」はどちらかというとクールで凛々しい感じなヒロインでしたが、少し生意気な態度にも見えるクール系のヒロインのエロをサクッと楽しみたいなら「クールJKクライシス」がいいかもしれません。
今回紹介した作品とは異なり、現代よりのRPGですが、様々な村人とのエッチを受けていくヒロインの姿はエッチシーンと合わせて魅力的。少しゲーム性に難もありますが、エロ特化作品として見れば楽しめるポイントも多いのではないかと感じています。
https://otonanorpg.com/rpg-review/7ten/cool-jk-kuraisisu.html