妖狐淫刀は師匠からお使いを頼まれた主人公が、お使いの帰りに周りを淫らな気持ちにする妖刀を手にしてしまい、妖刀の呪いを解くために冒険を行う過程で、世界の危機を知り、行動を行うことになるエロRPG作品です。
20種類を超えるモンスターの敗北シチュに加え、町中の男性に話しかけると妖刀の淫気により、主人公が男性を襲ったり、男性が主人公を襲うようなエッチシチュエーションが発動。
また、エッチすることで取得できるポイントを使って、スキル取得・能力値上昇に繋がる成長ができるため、エッチしながら王道的なストーリーの冒険を楽しんでいくことができる作品になっています。
妖狐淫刀のシステム&エロ傾向
妖狐淫刀はダンジョン内にいるモンスターと接触すると、戦闘に入るシンボルエンカウントを採用。1対1を基軸としたターン形式の戦闘で戦いを行う王道的なシステムを搭載しています。
その他の特徴的なシステムとしては、以下の通りです。
複数戦・式神による多人数戦
妖狐淫刀では、基本1対1のバトルとなりますが、特定の敵と接触したり、スキルを使うと多人数で戦うような仕組みに近い戦いになります。
一つ目が複数戦です。ダンジョンの奥などに進むと、複数の敵が一体のモンスターとして登場することがあります。(例えば、1体で出てくる這寄草というモンスターが、3体1セットで群生這寄草として登場する)
複数戦として戦う敵は、1体の魔物扱いですが、表示されているモンスターの数だけ行動を行います。また、敵のHPに応じて敵キャラクターのイラストが変化し、数がどんどんと減っていきます。
1対1ですが、表示されている敵の数(敵の残りHP)によって、複数行動されてしまう可能性があるため、複数戦の場合は急いで敵のHPを減らし、敵の行動回数を抑えていく戦略などが求められていきます。
もう1点が、式神です。プレイヤーは式神と呼ばれるスキルを取得することができます。式神を召喚すると、戦闘中にオートで行動を行ってくれます。
式神の種類によってオート行動に変化があるので、ボス戦など重要なバトルでは、そのボスに応じて式神を選んでいく必要が出てきます。
妖狐淫刀のエロ傾向
妖狐淫刀では、エッチと能力育成を繋げている精力分配が搭載されています。
主人公ミスズは妖刀によって周囲に淫気を放つことができ、自分自身や村にいる男性、モンスターなどを発情させてしまいます。そして、村人であれば会話や選択肢を選ぶとエッチ、敵であれば敗北するもしくは敗北と同じ効果を持つ技を使うとエッチシーンを見ることができます。
エッチシーンを見ると、各々のエッチイベント初回閲覧時に
『精力』というポイントが蓄積されます。『精力』はメニュー画面の『精力分配』から、「刀技」「妖術」「護法」の3種類に割り振ることができます。
すると、割り振った数に応じてスキルの習得が可能。また、「刀技」は攻撃力、「妖術」は妖力(MPなどに影響)、「護法」は防御・HPの基礎値もあげてくれます。
妖狐淫刀では、エッチしまくってもシナリオに影響はなし。敗北エッチなどは行うと回復することもできるため、基本的には村人やモンスターとエッチしながら能力値を上げつつ、シナリオを進めていくことになります。
そのため、かなりの間隔でエッチシーンと触れていくことになるため、エロも冒険も一緒に楽しんでいけるような内容になっています。
妖狐淫刀のポイント
1.エロを楽しみながら進められる 精力分配システム
ゲームシステム項目でも紹介した「精力分配」により、エッチすることで能力値が上がるため、エロを色々と楽しみながら、物語を進めていくことができたのが非常に良かったです。
一般的な敗北エッチの場合は、わざわざエッチシーン回収のためだけに、ザコ敵に負けなければいけないということから、手間に感じるという意見もありますが、本作品では敗北エッチがステータス強化に繋がるため、手間感を感じる人も少ないと思います。
また、負けることでHP・MP的な値も全回復するので、回復目的で敗北するといった使い方もできます。即敗北のスキルもありますし、敵の名前表示の横に、敗北エッチ回収済みかどうか確認できるアイコンもあるため、ユーザービリティも良かったです。
各村でも一般人を誘惑したり奉仕するシーンが2~3種類あり、村のエッチも能力値アップに影響してくるので、エロを探すだけではなく、成長のためにもエロを探すという理由付けにもなります。純粋にゲームを楽しみながらもエロを見れる仕組みにまとまっていて、非常に良く出来ているシステムだと感じました。
2.しっかりとした戦闘バランス
敵に敗北するとその場で回復できる機能があったりしますが、戦闘バランスもいい塩梅でまとまっており、戦闘としても楽しめるような作りになっていました。
特に本作品は精力分配により、ステータス偏りが出てしまいますが、攻撃力ばっかり上げたからといって、ボス戦が即死みたいなこともないですししっかりと考えてステータスアップや装備を選ばないと苦戦する可能性もある。
一方で、ステータス割り振りを最初から出来る機能や、終盤にはお金を払うことでステータスを若干上げるような機能など、積んだ時に戦略練り直しができたり、努力さえすれば無限に反映できるような仕組みを搭載しています。
エロもしっかりとできている作品ですが、一人主人公の中編クラスの作品としては、ゲームバランスも非常に良く出来ていた作品でした。
3.高レベルなエッチシーンの豊富さ
ミドル価格帯の作品ですが、とにかくエッチシーンのコストパフォーマンスが良かった印象がありました。
エッチシーンは、背景あり・無しが混在する一枚絵クラスの大きさが表示され、台詞・描写付きで展開。一つ一つのシーンの台詞や地の文も長めですし、射精差分などもしっかりと搭載。
数も50種類を超え、イラストの構図も色々なアングルから捉えていたり、モンスターや人物の特長を上手く反映したエッチシーンで被るようなシーンもかなり少ないです。
ゲーム性とエロをしっかりと両立させる一方で、エロのボリュームも満足できるしっかりとした作品でした。
4.戦闘アニメーションが丁寧すぎること
本作品は戦闘時に表示されるイラストやアニメーションにもこだわりがあります。
逃げる時などにはただ逃げるのではなく、変わり身の術を使うような、木に入れ替わるみたいな演出などが非常に予期できています。
それが長所にもなる反面、レベル上に集中したい場合などは、演出の丁寧さが長く感じてしまう可能性があったように見えました。
ゲーム性もしっかりしており、人によってはレベル上げが必要となる可能性もある作品でしたので、レベル上げとかに集中したい時にように、アニメーションを短縮できるような機能や高速戦闘が導入されているといろんなプレイヤー視点から見ると良かったのかなと思いました。
5.本番・フェラ・搾乳に特化
本作品、様々な構図でエッチシーンが描かれており、1対1で行うエッチから乱交のようなものまで色々なシチュエーションがあります。
一方でプレイ内容としては圧倒的に本番行為が多く、次いでフェラや搾乳に近いようなシーンが複数あり、その他放尿や百合など。細いシーンがいくつかあるようなラインナップになっています。
オーソドックスなエッチシーンの中でも、パイズリや足コキといったプレイ内容はないので、『俺はパイズリでしか抜けない!』というような特殊フェチな人は注意が必要です。
また、一部体以上の大きさの性器を挿入したり奉仕するような、シチュエーションもあります。
エロシーンは台詞スキップもできるので、苦手な人はスキップ推奨。人を選ぶようなシーンをスキップしたとしても、エッチシーンの数は多く、他で元がとれるぐらいの数になっていると思うので、ご自身の趣味嗜好に合わないのであれば、好きな系統のエッチシーンだけ見てプレイしたほうが楽しくプレイできると思います。
6.周回よりは1周に特化した作品
エロRPG作品としてはエロさ・ゲーム性ともに作品としての完成度が高い一方でやりこみ要素や縛りプレイできるような要素が少ないため、何度も楽しめるというような傾向よりかは、一回クリアした後は抜きゲとして楽しむような系統の作品になっていたと思います。
みなみの個人的な評価
10点
まさにコンパクトなRPGとして適切な値段と適切なボリュームのストーリー、そしてプレイしやすいゲームシステムなど。コンパクトなエロRPGの完成形と言っても過言じゃないエロRPG周回や複雑なゲーム性を求めないのであれば買って後悔しない作品。
小~中規模の作品としてうまくゲームをまとめている一方で、エロのボリュームはしっかりと抑えているという、この規模のエロRPGとしては非常にポイントを抑えている印象です。
超規模の作品と比較するとストーリーや独自システムが、少なく感じるかもしれません。個人的にはこの規模で収まるように最適化されているような印象で、非常に楽しくプレイができました。
シチュエーションにも少し偏りはありますが、本番系の偏りなので、比較的万人受けもしやすく、ストーリーも王道的で悪い気持ちを抱くような人は少ない感じ。
ケモミミのある亜種系主人公に嫌悪感を抱かないのであれば、ぜひプレイして欲しいと思えるエロRPGだと思います。
王道的なRPGも遊びつつ、エロも堪能できる作品です。
RPG面の情報
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 約4時間ほど)
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- エッチシーン回収
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