シーラとマモノのエトセトラは、軽快でストレスフリーな
戦闘要素を楽しみつつ、魔物娘と新米女騎士の百合エロも
楽しんでいくことができる短編RPG作品です。
天災によって傷つきながらも隠れ住んでいたマモノ達に、
共存を持ちかけや国王。そんな国の元、マモノのルミカを助けた
シーラは、ルミカと恋人になりつつも、
日々、マモノと人の共存のため、忙しく活動をしていました。
そんなある日、王様のもとに訪れたシーラの目の前に
突如現れたルミカ。ルミカは遊んでくれないシーラに対して、
王様を連れ去ってしまいます。
ダンジョンで待ってると言って消えてしまった
ルミカを追い、ダンジョンへとやってきたシーラ。
なぜか手伝ってくれない先輩、
ルミカに頼まれ洞窟で待機していた村の道具屋。
王様救出のため、仕方なくシーラはダンジョンを進みます。
思わず和んで微笑んでしまうようなコミカルストーリーと
いろいろな魔物娘×シーラの百合エッチが楽しめる一方で
オーソドックスな我ら軽快なバトルシステムが楽しめます。
この作品の注目ポイント
- 思わず笑みがこぼれてしまうような明るい感じの世界観＆百合エッチ
- オードソックスながら軽快でストレスフリーな戦闘周り
- 400円台＆超短編クラスで遊びやすいお手軽感
シーラとマモノのエトセトラのシステム＆エロ傾向
シンボルエンカウントとテンポ＆安全で快適RPG
本作品はマップ上にいる敵と接触するとバトルになる
シンボルエンカウントのシステムを採用。
戦闘処理はかなりテンポが速め。
さらに、戦闘終了後にはHP・MP全回復。
やられてしまっても、ボス・ザコともに
その場で復活できます。
とにかく処理が早いので、各数ターン掛かりながらも
10秒～30秒ぐらいで戦闘をしていくことが可能。
面倒なら避けていく、レベル上げするときも
ボタン連打でサクサクっと戦っていけるので、
かなりリズムよくRPG戦闘を楽しんでいけます。
基本1対1、易しめな難易度バランス
戦闘の傾向としてはターン形式のオーソドックスなバトルです。
一部敵を除き、1対1のバトル。自分は敵を避けながら
進んでいきましたが、2回目のボス、ラスボス前で2～3分
レベル上げをする程度でクリアできました。
基本的にはボスを倒せなければ敵を倒してレベル上げを
していくという流れになりますが、売店で能力を底上げできる
消費アイテムも売られているので、
時間をかければ誰でもクリアできるようになっています。
シーラとマモノのエトセトラのエロ傾向
魔物娘との百合エッチが中心です。
ボス敵及び一部シンボルエンカウントの敵に敗北すると、
シーラが魔物たちにいたずらに近い感じであまあまな
百合エッチをしていきます。
エロテキストは会話ベース、大きめなイラストが表示され、
比較的エロRPGの中では短めな規模のエッチテキストが
表示されていきます。
システムやエロ傾向見て作品が気になった方
→ DLページ
シーラとマモノのエトセトラのポイント
1. とにかく明るい可愛らしさを感じるシナリオ
この作品をプレイして一番最初に思った感想が
「とにかく明るい可愛らしさ」を感じることが
できるシナリオだと思います。
王様をさらったルミカも子どもみたいな理由で
連れ去っていきますし、連れ去られていく王様も
なんか軽い感じで連れ去られていく。
いざルミカを追って洞窟に来たところでも、
ハートマークいっぱいの手紙を渡され、先輩も
「ルミカちゃんがシーラちゃんご指名だから」という
緩い理由で手伝ってくれない。
もう冒頭から、なんだか答えが見えてしまうのですが、
「仕事あるから仕方ない、急いで助けに行こう！」と、
マモノのいたずらに付き合う感じも少し見える真面目なシーラちゃん。
彼女を待ち構えつつも、それぞれゆるさが見え隠れするマモノ達。
柔らかい感じの展開が多く、思わず見ているだけでも
笑みがこぼれてしまうような可愛らしさがありました。
難しいんですが、ぼのぼのなどの四コマ系の
まったりした癒やしの中にコミカル感も描かれている
感じの世界観が好きな人におすすめしたい作品です。
2.軽快でストレスフリーに近いRPGシステム
シンボルエンカウントを採用しており、敵の動きも
ゆっくりめ。マップの幅も余裕があるエリアが多いので、
敵と戦いたくない！というときには、
気軽に避けて進んでいくことができます。
バトルはツクール製の一般的なRPGと同じく、ターン形式で
立ち絵がHPに応じて露出していく感じなので、
やられていく度におっぱいとかが露出していくエロさがあることに
加えて、一つ一つの入力が軽快で、連打するとすぐに行動入力を
終えられるので、すごくサクサクしている印象です。
敵にやられてしまっても、すぐに復活可能なので、
多少リスクをとっても問題ないですし、
やられてもノーペナルティというお陰で、敵を避けつつ進み、
敵が強く感じたらレベル上げをするというような形で
進行していくこともできるので、すごくテンポよくRPGが進んでいきます。
プレイ時間は30分いかないぐらいと短い作品ですが、
このテンポの良さが、短さを実現してくれているという点も
プレイ時間短縮に大きく貢献していると思います。
この軽快さは心地よさも感じて、どうやってるのだろう……
と思ってしまうぐらいの凄さでした。
3.２つの傾向で構成された、魔物たちとの百合エッチ
本作品は魔物たちとの百合エッチ、女性同士のエッチが中心です。
シーンは一部の敵敗北及び終盤のイベントシーン。
ボス敵と一部のザコに敗北エッチが用意されており、
ボスとのエッチとイベントのエッチは背景のない大きめイラストで
ガチエッチ系。シックスナインや双子のモンスターに
責められちゃなど、百合エッチ感を全面に出している一方で、
やや魔物娘に翻弄されたり、ラブイチャ気味に展開していきます。
ザコ敵は少しちびキャラ的なエロシーンになっていて、
少しコミカルよりな感じ。例えば、石化されたまま放置されちゃう、
操られて自慰しちゃうなど。
やめろー！と言いつつ受け入れているような感じなので、
陵辱されているというよりかは、子どものいたずらを受けている
ような雰囲気を感じます。
敗北エッチ中心なのですが、主人公の真面目系でかつ
マモノ達と仲良くしたい理解者的な傾向の性格もあり、
嫌な感じがしない、見ているとほほえましい感じのエロを
楽しむことができます。
4.プレイ時間は低価格らしく短め！ でも雑なわけじゃない
プレイ時間は、短いです。
私のクリア時間は25分ほどです。
ゆっくり進めても、30分～45分でクリアできる
規模の作品だと思います。
とはいえ、雑な作品であるわけじゃありません。
長所の一つ目で紹介している通り、戦闘とかの処理が非常に軽快で
戦闘終了後に全回復もするので、戦闘＆回復の手間がすごく短い。
マップは一つのダンジョン探索ですが、
3つぐらい謎解きの要素もあります。
謎解きも一般常識＆メモ取りながらやれば簡単なぐらいで、
邪魔をしていない絶妙な感じ。
ただ短いだけじゃなくて、短編としてしっかりと
短縮できる要素をギュッと詰め込んでいるので、
1時間にできるところを30分に凝縮しているような作品です。
縮められるところは縮める。
フリゲとかよく見かけるのですが、
ボリュームをどうあげるか？という点が重視されがちな
エロRPGでは、珍しい傾向の作品です。
普通の短いエロRPGと比較してしまうのは、
ナンセンスだと思います。
ポイントを見て作品が気になった方
→ DLページ
管理人の個人的な評価
7点
とても明るく、プレイしていても嫌な感じがしない。
微笑ましい癒され感は他の作品にはない魅力もあり、
和やかさも感じられるこの作品ならではが感じられました。
思わず笑みがこぼれてしまう感じは、
エロRPGでは久しぶりな感じで、とても楽しむことができました。
個人的には面白さも感じ、
好きな部類に入る作品だったのですが、
もう一歩何かやりごたえに繋がるような要素も
欲しかったかなぁ……という感じも。
いい作品だったのですが、
サクサク進むがゆえに、あっという間な感じもして、
もうちょっと世界観にひたれるような要素も
ほしかったかなぁ……という気がしました。
低価格作品なので難しいかもしれませんが、
例えば、各モンスターが落とすモンスターメダル的な要素とか、
あまり描かれていなかったシーラとルミカの恋人日常が
回想できるようなイベントとか。
どうしても便利要素とかによってお手軽があっさりに
つながってしまう印象もあったので、
何か一つぐらい深さもあるような要素もあればよかったなぁ……
と思ったので、今回は魅力ある作品でしたが、
普通よりややおすすめよりな7点という採点にしました。
RPG面の情報
制作ソフト：
RPGツクールVX Ace
原作：
オリジナル
作品の長さ：
超短編
(管理人クリア時間 約25分)
難易度傾向：
ちょいかんたん！
ボイスの有無：
ボイスなし
やり込みシステム：
- 特になし
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