今日は、「GranEnde」をクリアしましたので、
詳細なレビューしていこうと思います。
樋渡本舗さんが第1作品目として2016年3月に
公開されたエロRPG作品です。
孤児育ちである主人公が都市『トライリーベ』で
冒険者として生活していく姿を描いた中編作品。
依頼をこなしたりしながらお金を得つつ、
生活をしていくような作品で、
ダンジョンの最奥に行くと物語が進行して
行くようなスタイルのRPGです。
「シンボルエンカウント」「依頼」「淫乱度」
「売春」「敗北時復帰機能」「エッチなバイト」
「やりごたえもあるゲーム性」など。
最近のエロRPGのお手本となるような要素を抑えつつ、
細かい点までしっかりと作られている印象を受ける
エロRPG作品です。
GranEndeを購入した理由
以前から評判が良く、イラストも好みだったので、
久しぶりに王道的なRPG遊びたいなーと思ったので
購入しました。
RPG面の特徴
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 約4時間58分)
難易度傾向:
ふつう!
主な遊び方:
- 村を拠点に各ダンジョンに赴くシンボルエンカウントRPG
- 基本は各ダンジョン最奥に進むと物語が進行
- モンスター討伐やアイテム採取のクエストも受けられ、クエストを通じて資金を稼ぐ
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- エッチシーン回収
エッチシーンの傾向:
- 全シーン対人
- 売春や騙されなどのエッチが中心
- 一部交渉などのためにエッチな行為をすることもあり
GranEndeの特徴
GranEndeの特徴的な傾向やシステムを長所・短所と思われる内容、特徴を元におすすめする人・しない人を紹介していきます。
この作品の長所
GranEndeの特徴の中でも個人的に良かったと思われる点や独創的・面白いと思ったポイントは以下の通りです。
1.丁寧に作られた拠点型シンボルエンカウントRPG
本作品では、『トライリーベ』という都市を拠点にして
主人公は活動を行っていきます。
プレイヤーはギルドでクエストを受けながら
生活資金を確保しつつ、物語を通じて接することになる
ある事件の調査をしていくことになります。
毎日、宿屋でお金を払って止まり、
クエストを狙いつつダンジョン探索しながら
レベル上げもしていくのが基本的な行動になります。
クエストはモンハンのように、依頼型というよりかは、
ダンジョン探索のついでにやるようなものが中心。
「特定のモンスターを数体討伐」「置かれているアイテムを取る」
といった依頼が中心で、ストーリー要素は無し。
本編の進行状況に併せて、ランダムで3つの依頼が登場し、
好きなものを選んでいくことになります。
主人公は冒険者として街に居座るので、
宿屋も毎日お金がかかります。
(無いと野宿、野宿すると魅力ステータス減少。
変な男との出会いなんかもあるかも?)
そのため、生活費のため探索ついでにレベル上げとお金稼ぎ目的で
やっていくことが多くなります。
また、戦闘敗北してしまっても村に戻されるだけ。
シンボルも比較的避けやすいなど、
ストレスが溜まるようなポイントが少なくなっており、
非常にバランスが良く、プレイ熱が冷めるような要素を
極端に減らしている印象です。
一方で、戦闘は少しやりごたえがある感じ。
ただ、戦闘もボス級の敵はある程度行動が固定化されている
要素もあり、敵のパターンを読めば行楽がしやすいような作りにも。
異常状態を使うことで突破しやすくなる敵などもおり、
しっかりとした難易度調整が取られている印象です。
この他にも、体を使ってお金稼ぎもできる売春もあり、
体を使うことで通常より良い武器を購入できる仕掛けもあります。
お金を貯めることで、能力値上限上昇アイテムなども
購入できるので、プレイヤーの技量に合わせて進行していけます。
オーソドックスなシンボルエンカウントのRPGとしても
非常によく出来ている印象を受けるエロRPGです。
2.本番は後半! 段階変化が感じられるエッチシーン
もう1点この作品の特徴としては
段階変化が強く感じられるエッチシーンです。
本作品は30種類のシーンが登場。
セクハラなどのシーンを覗くと、大きく分けて
9つのキャラクター・場所がエッチシーンに関連してきます。
淫乱度やタイミングによってエッチシーンが変化。
そして、「本番」は後半に集中しているような感じになっており、
最初は胸や手を使って奉仕などをさせる、体を触れるといった
セクハラや前戯プレイが中心。
繰り返しエッチをさせる・高い淫乱度で見ることが
できるようなシーンで本番を利用する傾向があります。
そのため、主人公が徐々に淫らになっていく感覚や
少しずつ男達の手にハマっていくような体感を強く
感じることができます。
エッチシーンの性技に順序立てが
しっかりとされているので、
じっくりと変化していく体感が味わえます。
エッチシーンの文章・差分表示ともに
ボリュームもしっかりしているので、
エロシーンについても全体的にレベルが高い作品だと思います。
長所を見て作品が気になった方
→ DLページ
この作品の短所
GranEndeの中で、マイナス点になりうるポイントや不足していたと感じた要素は以下の通りです。
1.対人&街中中心のエッチシーン
本作品は対人オンリーのエロイベントです。
エロRPGでよく取られているような魔物による
敗北エッチなどはありません。
また、一部シーンを除いて全て拠点となる
都市の中でのエッチシーンになります。
寝床を貸してくれた男に催眠術を掛けられてしまったり、
売春で体を使って奉仕したり、武器を購入するために
体を使って奉仕したりと、様々なエロイベントがありますが
基本的には村人相手になります。
ダンジョン奥底やモンスター敗北で
犯されてしまうようなものはないので注意しましょう。
2.装備やレベル上げ考慮が必要となる難易度
本作品は比較的しっかりと難易度調整が行われている
RPG作品になっています。
シンボルエンカウントが比較的避けやすい、逃げるしやすい、
敗北しても復活することが多いといった対処が取られているので
一般的なRPGとしては非常に遊びやすくはなっています。
ただ、一般的なRPGとしてゲームデザインがされている印象ですので
レベル上げやアイテム購入などは必須です。
何も考えずに攻撃だけしていれば勝てるような緩めのRPGを
プレイしたい人向けの作品ではないので、
RPGとしてのゲーム感も味わいつつ
エロシーンも楽しみたいユーザー向けの作品です。
短所を見て作品が気になった方
→ DLページ
この作品をおすすめする人
・人間とのエッチが好きな方
・RPGとしても遊べるエロゲを探している方
・明るい雰囲気の作品が好きな方
この作品をおすすめしない人
・モンスター陵辱などが好きな方
・レベル上げや戦術不要の難易度RPGが好きな方
・ストーリーが次々と出てくるような作品が好きな方
管理人の個人的な評価
9点
RPGとしてもよくできており、エロシーンもしっかりとした
エロRPGのお手本としても見てほしい作品。
濃すぎる陵辱なども無い一方で、チャラい男にやられたり、
バイトの過程でエッチを受けたり、売春したり。
最近のエロRPGトレンドもしっかりと抑えつつ、
ゲームとしても楽しめる要素を丁寧に作り上げている作品です。
万人受けしそうな感じにまとまっているので、
シンプルなRPGとして遊べて、対人エッチでもOKであれば
ぜひ遊んでみてもらいたいなぁ……と思えるぐらい、
基本に忠実な感じで仕上がっている作品です。
キャラクターも可愛らしかったし、
続編もありそうな終わり方だったので、個人的には
続編とか出たらまた買いたいなーと思える作品でした。
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