連れ去られたお嬢様を助け出すため、かつて暗殺者だったメイドが一人暗躍する。
見つからずに敵と戦えば有利に戦える!ステルス要素もうまく活用したRPGシステムが楽しい短編RPG「操魔の器」をクリアしたのでプレイ感想やプレイ中に感じた作品の長所短所をまとめていきます。
「操魔の器」は『卵の鍵』や『侵胎迷宮を抜けて』、『世界の卵~夢幻のリーリウム~』などの人気作を多く手掛けているサークル「ハソユア」さんが2017年に公開された短編RPGです。
| 作品名 | 操魔の器 | ||
|---|---|---|---|
| 作者様(敬称略) | ハソユア | ||
| 総合評価(10点満点) | 8.5点 | ゲーム性評価 | S |
| エッチシーン評価 | A | コスパ評価 | A |
| 標準価格 | 770円 (*2025年12月10日時点) | ||
本レビュー時点で5年以上経過した作品となっていますが、RPGツクールMV製で遊びやすく、戦闘中に身体を狙われるような戦闘エロ要素やステルスによる強襲、段階を踏めばボス戦回避や有利になる要素、謎解きなども回避できるシステムなど、遊びやすさと工夫が施されている印象の作品です。

難易度普通で初回クリアは1時間40分ほど。道中の半数ほど敵を倒しつつ、タイミングごとの最強武器が手に入るぐらいの戦闘をしながら進んだため、難易度や戦闘回数次第で前後しそうな印象があります。
短編として遊びやすさとストーリーをコンパクトにまとまっています。個人的には、短編ながらもしっかりとゲームをやっている間隔を味わいながら楽しめ、エロも濃厚。価格も手頃で短編エロRPGとしてのバランスが非常に良い作品でした。
「操魔の器」のシステム
「操魔の器」は悪魔の疑いがかけられ囚われていた令嬢救出に向かったところ、令嬢が別の集団に連れ去られてしまい、奪還を目指すため各地を攻略していく物語です。悪魔の疑いがかけられたことで、お家は取り潰しのような状況になっていますが、主人公は強い恩義から、一人になっても大切な令嬢奪還を目指していきます。
ステルス&視界を避けて接敵で有利に運ぶ戦闘
本作品はシンボルエンカウントを採用、ターン形式のRPGを採用し、敵を倒してもお金だけがもらえるような仕組みの作品です。

▲ 敵の視界に入ると戦闘に入ります
その中でも敵と接触すると戦闘に入るシンボルエンカウントに特徴があります。敵には視界があり、視界に入ると即戦闘になります。しかし、視界に入らず敵に接触すると先手&敵が1ターンデバフの状態で戦闘に入ることができます。

また、主人公はメニュー画面から「気配を消す」を選ぶことで、半透明状態化。敵の視界に入っても見つからずに通過できます。ただし、「気配を消す」状態のときはTPを消費するデメリットもあり、ずっと使い続けることもできません。
敵を倒しすぎると、敵全体の警戒が上がることもあるので、倒す敵を選びつつ、うまく視界を避けて有利に戦えるように接近、討伐していくことになります。
また、トラップなどで敵から逆に奇襲を受けることもあるので、怪しいポイントではしっかりと警戒していきましょう。
衣服が敗れれば犯される! 戦闘エロでの絶頂にも要注意
戦闘中、敵の攻撃によって衣服の耐性が減っていくと、主人公の肌が露出していきます。

さらに服が壊れてしまうと、戦闘中にもかかわらず敵に犯されてしまうことがあります。犯されたり、性攻撃を受けるとSPのステータスが減ってしまい、SPが尽きてしまうと絶頂。一時的に大きく能力値が低下してしまいます。

メニュー画面にはエロステータスの項目もあり、どこの部位を責められまくったのかなども確認できます。
スキルポイントを使って技を増やしたり能力を強化
今作では、ストーリーを進めたり、サブクエストをクリアすることでスキルポイントが入手できます。

スキルポイントは全能力値をあげる、もしくはツリー状のスキル取得画面からスキルを取得するのいずれかで使用できます。スキルは戦闘で有利になるものから補助効果をもたらすものまであり、かつ前提スキルが必要な技もあります。
アイテムを消耗する技や支援システム
主人公の服には耐久力が設定されており、衣服破損をされてしまうと犯されてしまいます。衣服を修復する技もありますが、アイテムを消耗します。

また、同じくアイテムを消耗する攻撃技も用意されています。通常の攻撃よりも高い威力を出すことができます。
これらの消耗品は、各エリアで入手できたり、ストーリーの間にショップを利用することで補充も可能。場面によっては、戦闘回避や謎解きを無視して進行したいときに消耗品が必要となるケースもあります。消耗品は各ステージに入ると、補充できないケースが多いのでしっかり在庫数を確認して利用する必要もあります。
「操魔の器」の長所と短所に感じたところ
操魔の器の魅力や惜しいと感じたポイントを纏めていきます。
コンパクトながらシステムとストーリーを詰め込んでいる
今作はコンパクトながらも、ゲームらしさとストーリーをしっかりと詰め込み、短い時間ながらも遊んだゲームを遊んだ感覚とエロRPGらしさを感じさせてくれる点が魅力的でした。
戦闘システムは味方1人の敵が1人~複数というオーソドックスなツクール系の戦闘ではありますが、ステルス的な感じで近づくことで有利に進むことができます。ステルスもただ視界に入らないように動くだけではなく、TPを犠牲にして近づくことができるような仕組みもあります。アイテムを消耗したりしすつつ高い火力を狙ったりすることもできるため、オーソドックスなRPGをベースにしつつも立ち回りや選択がしっかりとできる点が魅力的です。それでいて複雑でもないので、短編として楽しみつつも遊びやすさも残しているような印象がありました。
それでいてエロ面も脱衣的な要素や戦闘中に犯されてしまうような描写で敗北時のエロも期待させてくれつつ、合間にはサブヒロインのエッチシーンが展開することもあり、しっかりと濡れ場も堪能させてくれるような要素があります。ストーリーも王道的ながらも、目的がわかりやすく、それでいてしっかりと展開自体も用意してくれています。無駄に世界も広げすぎず、こちらも短編として非常によくまとめられている印象がありました。
しっかりと時間が取れるならば1日ぐらいで遊びきれ、ゆっくり遊んだとしても2~3日ぐらいで遊びきれる規模のRPGとしてしっかりと魅力を詰め切っている作品だと感じました。
手順やアイテムによる有利・回避的な要素もあって遊びやすい
短編としての魅力が詰まっている作品ですが、遊びやすさと言う点では「手順をこなす」「アイテムを使う」ことで有利になる要素や、謎解き要素を回避できるような仕組みもある点もゲームの幅や遊びやすさを広げてくれているように感じました。
例えばボス戦ではしっかりと手順を踏むことで、完全に回避できたり、有利な状況で戦うことができるような要素もあります。暗号のような謎解きでは、謎解きができなくても消耗品をしっかりと用意すれば回避できるような要素もあり、エロRPGでも謎解きなどが欲しい声や面倒だから回避させてほしいという声の両方にしっかりと対応されているような印象がありました。こういった細かい配慮や探索しがいがある点も遊びやすさに貢献してくれています。
「操魔の器」の各視点からの評価
「操魔の器」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「操魔の器」のゲーム性

2時間以下で遊べる王道系の短編RPGとしてのバランスが非常に良いエロRPGに感じました。
ストーリー・戦闘システム・ゲームの流れともども、複雑にしすぎず単調にもなりすぎず。ゲームの目的もわかりやすいですし、戦闘はRPGをベースにしながらもステルス的な面白さやリソース管理的な要素も組み込む。それでいて、ボスを有利に攻略する方法を模索したりするような楽しみ、敵の視点に入らないようにするドキドキ感。エッチな攻撃要素もありエッチな意味での刺激もゲームシステムに組み込まれています。
長編などでガッツリと独自的なシステムを比べた作品とかと比較するのではなく、「短編としてのトータル的なゲーム性」が非常に良い作品です。エロRPGとしてゲームもエロも両方楽しめつつも短い時間で遊びきれるような作品としては非常に良い完成度に感じる作品でした。

チュートリアルもしっかりと作られ、丁寧な作りを感じます
「操魔の器」のエッチ面

各エッチシーンのテキストボリュームはよく、差分などもしっかりと表示されるため、見ごたえもあります。対人よりなプレイが中心ですが、ゴブリンっぽいものもあるので、対人・亜人的な凌辱シーンが好きな方向けかと思います。戦闘中の脱衣要素や犯される要素、エロステータスも完備しており、これらもしっかりとしたクオリティを維持している点は魅力的なエッチシーンに感じます。
ただ、1点あげるとするのであれば、気持ちイベントのエッチシーンはそこまで多くないかなと思います。回想シーンベースで、長めのテキストがあるイベントシーンは14シーン。これらの中には、ヒロインの状態で変化するシーンもあるのでもう少しシーン自体は多めですし、別途戦闘エッチ用に雑魚敵と対戦できる機能や戦闘エッチもありますが、イラスト構図が同じものなどもあるので体感的には少し抑えめに感じるかも知れません。
全体として良い作品ですが、イラストの枚数や、シーンの頭数を重視する作品ではないという点は理解して検討するほうが購入前後のイメージに影響は少ないと思います。
「操魔の器」のコストパフォーマンス

価格700円という手頃な作品としてのクオリティは良い作品です。ただ、ゲームのボリューム的には短編でプレイ時間も2時間以下、シーンも差分こそありますが基本は14シーンでややイラストの流用もあります。短編としての完成度はしっかりとしていますが、ボリューム的なコストパフォーマンスを求めるような作品ではないかと感じます。
短編としてのクオリティ的なコストパフォーマンスの良い作品として、良いコストパフォーマンスとして評価しています。
「操魔の器」の個人評価
8.5点
手頃な価格帯で楽しめる短編RPGとして、エロRPG入門者~プレイ慣れしている方まで幅広い層におすすめできる非常にバランスの良いエロRPG。2時間ほどのコンパクトな規模の中で、複雑になりすぎないゲーム性とシナリオを入れ込みつつも、単調にならないような仕組みに仕上げている点は早々真似できないような完成度に感じました。その中でエロRPG定番の衣服が壊れるような要素や簡単な戦闘エッチ、選択による展開の変化が期待できるようなポイントもしっかりとあります。
謎解きのような要素もありますが、解けない場合は別の方法でもゴリ押しできるような仕組みも搭載。遊ばせるという視点と、エロRPGならではのカジュアル感、両方が良いバランスでまとまっている作品です。
短い時間でしっかりとゲームもエロも楽しみたい方、対人系中心のエロを楽しみたい方、エロRPGが初めてでどんな方向性の作品があるか知りたい方にオススメです。短編としての完成度が非常に高いエロRPGだとクリアまで遊んでいて感じました。
「操魔の器」のゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- 処女クリア
- エッチシーン回収
「操魔の器」のDLリンク
「操魔の器」が好きな方にオススメなエロRPG 3選
まず「操魔の器」のように短い規模でうまくまとまっている作品として「ミューテーション!」が良いのではないかと感じます。
「操魔の器」同様に短い作品の中でストーリーをしっかりとまとめつつ、戦闘中にエッチな拘束を受けてしまうような要素をしっかりと詰め込んでいる作品です。「操魔の器」とは異なり、ポップで明るい方向性のヒロインを主軸とし、戦闘エロによる描写や図鑑機能によるエロさを導入。「操魔の器」とは違った方向でコンパクトにエロも楽しめるような作品に仕上がっているため、初心者の方などは「操魔の器」とともに遊んでおくと色々な方向性のエロRPGがあると短い時間で感じられるのではないかと思います。
大切な人を奪還しに行くストーリーという視点が好きであれば、同じく短編として「リン輪リング」も選択肢として良いかも知れません。

低価格で遊ぶことができる、連れ去られた姫を救いに行く短編作品。大切な主を救おうという主人公が楽しめつつ、こちらは動きを見ながら行動を選ぶようなエリアや謎解きのようなエリアもあり、頭の体操もしながら遊ぶことができる作品になっています。大切な人の奪還という方向性や、対人に犯されると言ったシチェーション作品として共通の魅力があるかも知れません。
最後に没落した貴族周りをもっと広げた作品として「悪魂入りのカティ」もおすすめします。
「操魔の器」同様に、貴族ながらも教会に目をつけられ、罪を被されてしまった貴族の話。今回紹介した「操魔の器」ではその貴族を支える主人公でしたが、「悪魂入りのカティ」は主人公が貴族の娘そのもの。囚われた父のため箱入り娘だった主人公が行動をします。
こちらの作品は戦闘がないという形式で、色々な依頼などをこなしながら少しずつ強力者を増やし、対抗していく。もしくは体を使ったりして尊厳を売り渡してなんとか解決していくという2つの方向性を活用しながら巨大な敵と戦っていくストーリーが魅力的です。今回紹介した「操魔の器」の教会に目をつけられてしまったようなストーリーの方向性が好きな方には、より長いボリュームの作品として楽しめる作品としてオススメです。
当サイトはAIによる記事生成や他レビューのリライトではなく、「操魔の器」を実際に購入してプレイしております。

本紹介はバージョン1.15をクリアした内容をベースにまとめています。他情報と合わせて参考にして頂ければ幸いです。






