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6点

カルミンのアイテムショップ レビュー | 合成&付加価値付け商品による自動化要素もある経営が楽しいエロRPG

自動化を重視した印象の経営が魅力的なUnity製エロRPG

カルミンのアイテムショップ屋は、前経営者が残した借金を返済するため、武器屋を経営していくエロRPGです。

今回、未クリアでのレビューになります。ゲームオーバーした初回を含め、4時間ほど遊んだレビューになります。未クリアになりますが、モンスターが出てくるエリアの最奥まで行けました。システムや遊びのポイントなるような要素も抑え、あとは時間さえかければクリアできるかな?と思うタイミングまでいきました。そのため、今回は未クリアという前提で個人的な感想を残すことにしました。

遊び方にかなり癖もある作品ですが、自動化を目指していく独特な経営ゲーム要素もあると思います。また、初見だと分かりづらい箇所もありましたので、そういったこともレビューのあとに補足を入れつつ紹介していきたいと思います!

カルミンのアイテムショップのストーリー


王国からの依頼で違法武器屋へとやってきた、カルミンたち。得意の魔法でオーナーたちを倒します。任務成功と思いきや……王国騎士団員から、告げられたのは「依頼がキャンセル」になったこと。報酬がなくなった代わりに、違法オーナーたちが武器屋を開いていたお店を得ることになりました。

お店を住居として使っていたカルミンたちですが、ある日、謎の男が現れます。実はこのお店、この男たちからの借金があり、違法武器屋がいなくなった今、カルミンたちが払うことになってしまいます。

お金の宛もないカルミンたちでしたが、違法武器屋があったことを思い出し、武器屋を営業して借金返済を目指すことにしたのでした。

カルミンのアイテムショップのシステム


カルミンのアイテムショップは、アイテムを合成し、付加価値をつけてアイテム売却していく点に大きな魅力があります。また、お店を自動化していくような要素も他の作品とは違った魅力です。

素材を集めてアイテムを作る 「調合部屋(クラフト)」


今作はお店に商品をおいて売却していきますが、そのときに重要なのが調合です。調合部屋では、インベントに入れたアイテムを2個使って新しいアイテムを作成していくことができます。

例えば、石ころと鉱山石を預ければ、数秒で短刀ができあがります。石ころの原価は10G、鉱山石は200Gですが、短剣は500G以上で売れるように見えました。高レベルなアイテムであれば、より売値も高くなりますが、作成時にやや時間がかかります。

また、アイテムは正しい組み合わせでなければ、ゴミになってしまいます。そのため、正しいレシピ通りにアイテムを選択しなければいけません。ですが、ダンジョンなどや町にでは、レシピが手に入ります。レシピを使えば、調合に必要なアイテムと完成品のランクが☆マークで確認もできます。

基本的には、レシピを見て必要な素材を購入しておき、調合で量産していくという流れになるのではないかと思います。

武器の価値をあげる「魔法鍛錬」


調合して作成した武器は、そのまま売却することもできます。ですが、魔法鍛錬を行うことで価値が上昇します。魔法鍛錬に武器を設定すれば、時間を掛けて補助効果が付き、売値も上がるようです。

キャラクターを配置して自動調合&鍛錬


調合及び魔法鍛錬では仲間キャラクターを配置することもできます。キャラを配置すると、指示で設定したアイテムを自動的に調合・鍛錬してくれます。

仲間にはクラフトスピード、魔法鍛錬速度というステータスもあり、調合や鍛錬にかかる時間も変化します。

アイテムを手に入れてくれる「呼子」


呼子にキャラクターを配置しておくと、アイテムを収集してくれます。さらに、集客率によってお客様の来店頻度が上がるようです。

アイテムを並べて売却する「レジの様子」


レジの様子を見ると、各レジにアイテムを配置したり、キャラクターを店員としてセットできます。

キャラクターが配置されない場合は、カルミンがレジ対応します。レジに商品を並べて画面を開いておくとお客さんが来ます。商品を購入してくれればお金が増えます。

キャラクターを配置している場合は、自動応対してくれます。指示を通じて売る商品を設定しておけば、自動的に在庫から売り場へアイテムを補充してくれます。

町へ出かける


町マップを探索して素材を仕入れたり、ダンジョンへ行けます。

町の中には様々な素材やエッチイベントが隠れています。また、店員となってくれるような仲間候補のキャラたちもおり、話しかけたり条件を満たせば店員として配置や、パーティ参加できるようになります。

さらに、ダンジョンに行くことで強力な仲間や合成用のレシピが手に入ることもあります。ダンジョンではシンボルエンカウントの敵がどんどん出てくるので、レベルを上げながら奥へと進んでいきましょう。

つまりどういうこと?


長々となりましたので、簡単にまとめます。

カルミンのアイテムショップ

  • 素材とレシピを集めて、調合でアイテムを作る
  • 武器には魔法鍛錬で価値を高める
  • 調合&鍛錬で得たアイテムを店に並べる
  • 街やダンジョンで仲間を増やし、施設を自動化
  • 特定のタイミングで借金返済に備える

最初は町中で拾った素材や低価格でできる装備を売る。軍資金が溜まったら少しずつ高額の商品にシフトしていく。売れるまでの間、街やダンジョンを探索して仲間を増やし、自動化に割く人材を増やしてより生産や販売を高めていく……といった展開を楽しんでいけます。

カルミンのアイテムショップのゲーム性


評価:C

ゲームシステムの紹介で書いた通り、自動化がとても面白い作品だと思います。一方で、細かい操作面のやりづらさや、わかりにくく感じるポイントが多い印象です。

例えば、キーボード操作で移動なのにクリックでのみ話しかけたりするアクションができず、キーボードでも話しかけたりできればいいのにな。戦闘ではマウス操作が必要なため、戦闘に入る度にキーボードにマウスを手にするのは少し面倒だな。合成レシピは確認できないため、レシピクリックしてさくせしてくれれば楽なのになぁ。指示では設定済みのアイテムが確認しづらいため、セット済みのものは薄く表示されてたりすればいいなぁなど。

一つ一つの問題は小さい問題のですが、頻繁に触る項目での操作しづらさもあります。結果、小さな手間が多くなり、必要でないところで時間がかかってしまっている印象です。

ゲームシステム的には非常に面白い作品ですが、少し操作に慣れるまでに時間が掛かり、痒いところに手が届きずらい課題が多い作品です。一部わかりづらく感じた点の補足も後述しています。もし、途中でリタイアしちゃった方などはご参考にして頂き、またプレイしてもらえれば幸いです。

カルミンのアイテムショップのエッチ面


評価:B

アニメーション系のエッチが好きであれば、まずまずのエッチシーンラインナップだと思います。3Dよりのエッチシーンとなっており、軽く動くような演出のエッチが展開。文章も気持ち短め~普通ぐらいの規模で描かれているため、質としては悪くないと思います。

一方で、少しエッチシーンが始まるきっかけは少し突拍子もない感じも多いです。主人公がエッチを迫られても、あまり抵抗しなかったり、警戒心がやたら低かったりなど。自然な流れを重視するのであれば、ちょっと違和感が残るかもです。

自然な繋がり重視でない方であれば、問題ないと思います。細かく流れを気にする人は注意が必要かもです。

カルミンのアイテムショップのコストパフォーマンス


評価:C

2000円を超える高価格帯ということもあり、期待値からすると少しゲーム面での遊びづらさが課題となる印象です。ゲームの仕組みとしてはしっかりと遊べる作品です。グラフィックもいろいろなものを使っているので、細かいデザイン性などを重視するのであれば、十分高価格帯のクラスになっており、決して、手を抜いているような悪い作品ではないことだけ伝えたいです。

やや癖がある作品ということも踏まえると、少しコスパ面的にはおすすめはしづらい印象です。セールにも何度か見かけた作品ですので、セール時には経営ゲーム好きであれば検討の余地は十分ある作品だと思います。

カルミンのアイテムショップの注意点


カルミンのアイテムショップですが、Unity製の作品になります。比較的重い印象があるので、体験版での動作確認を絶対推奨します。

自分も序盤はサクサク動いていましたが、自動化が増えていくとややカクつきを感じる時もありました。途中で処理落ちなのか止まってしまったこともあったので、こまめなセーブも推奨します。

カルミンのアイテムショップの個人評価


6.5点

自動化が楽しい、シンプルな合成&経営主体なゲーム。
仕組み的にはわかりやすい反面、最初のハードルが少し高かったり、操作面での細かい仕様が少し課題に感じる作品でもあります。

ただ、このハードルさえ超えれば、経営ゲームとしてのお金を貯めるために色々意識するような面白さもしっかりとあります。デザインなども意識されている印象もあり、魅力もある作品に感じます。

短期的に遊ぶと言うよりかは、一日30分ぐらいずつ遊ぶような方にオススメかなと思います。わかりづらいポイントもこのあと細く入れていますので、こちらも参考の上、ぜひ気になった方が遊んでみて頂ければと思います。

カルミンのアイテムショップの序盤攻略


カルミンのアイテムショップで序盤陥りそうなポイントを序盤攻略として紹介していきます。

セーブのやり方がわからない


マップ上でFキーを開くとパーティメニューが開けます。パーティメニューでセーブの項目があります。このメニューは次のようなこともできるので、必ずチェックしておきましょう。

メニューでできること

  • セーブ
  • 仲間キャラクターの装備変更
  • お店の前へ一瞬で戻る機能

合成リストってどこで確認できるの?


調合部屋で空いている項目をクリックして調合メニューを開きます。画面右上、?(ハテナ)が書かれた項目をクリックしましょう。所持している調合リストが確認でき、必要な素材がアイコンで表示されています。

調合・鍛錬・レジへの品配置ができない


各項目は、担当が主人公(カルミン)でなければ手動で設定はできません。一度担当を外してみましょう。

なお、キャラが担当になっている場合は、指示変更でアイテムを設定しておきましょう。そのアイテムの素材やアイテム自体がある場合、自動で調合やレジへの在庫追加を行ってくれるようになります。

レジに並べた商品はどうやって売れるの?


仲間がレジを担当している場合は、レジを見ていたり、冒険をしていると勝手にお客が来て売れていきます。(販売の成功率はトーク力が重要っぽい)

カルミンがレジに居る場合は、商品を並べてそのままにしておきましょう。しばらくすると客が来て、会話が出ます。会話をクリックしていくと、成否が判明します。成功すればお金が増えます。

森ってどこから行くの?


お店出てまっすぐ南に向かえば森にいけます。

異なるマップが見えるんだけど、宝箱とかもバグ表示?


街の内装マップが、外観マップ端から見えるケースもありますが、必ずしも異なるマップとは限りません。薄っすらと隠し通路になっている道もあります。

特に、宝箱本体や宝箱が配置されている部屋が近くにある場合は、隠し通路がある可能性があります。すり抜けできる壁がないか、細かく確認していきましょう。

戦闘時クリックしても使用できない技がある


MPを消費する技で、MPが足りないものと思われます。スキル以外にもアタックでMPを消費するスキルもあるみたいです。

最初は何をすればいいの?


まずは街ヘ行き、壺や机などを細かく調べましょう。素材になるアイテムや、宝箱から合成リストが手に入ります。同時に村人たちにも話しかければ、店員も少し増えます。

手に入れた素材から合成リストで作れるものがないか探してみましょう。作成できた商品をお店に並べます。探すのが面倒であれば、素材をそのままお店に並べて換金します。

作成した商品や素材本体の売却金でお金が集まったら、「呼子」でアイテムを増やしつつ、合成リストから作りやすいものを選び、素材をお店で買ってきて量産しながらダンジョンに挑みましょう。

素材売ってる店や、森(ダンジョン)が見つからない


お店がある町の南端に行けば、森へと移動できます。森の奥へ進めば、鉱山など別マップに行くこともできます。

また、お店のある街から西側へ進んでいけば、2つの町へ進むことがあります。1つ目のエリアの町では低価格の素材、2つ目の町ではありとあらゆる素材が手に入ります。なお、2つ目の町については、隠し通路や見えづらい入り口も多いです。行けそうなエリアはくまなく探してみましょう。

ダンジョンで素材を何度も集められるの?


ダンジョンでアイテムが拾えるのは、一回っぽいです。もしかしたら森は採集ポイント復活している?(取り忘れか判断がつかない)

なにはともあれ、素材は買ってきたほうが効率いいです。

カルミンのアイテムショップのゲーム情報


制作ソフト:
Unity
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:

  • アイテム収集
  • 仲間育成
  • エッチシーン回収

販売ショップへのリンク


■ DLsite

カルミンのアイテムショップが好きな方にオススメなエロRPG 3選


カルミンのアイテムショップは、お店経営的な魅力のあるエロRPGだと思います。類似している要素の多いエロRPGをまとめました。

ココムのえっちな道具屋さん


アダルトグッズを作って販売していくエロRPGです。
マップを探索して素材を集めるだけではなく、素材を仕入れて合成していく方法も可能。最初は地道に素材を集め、資金が集まってきたら利益幅の低い仕入れで大量売却を狙う!みたいな戦略的な経営を楽しんでいくこともできます。

アイテム屋リリウムへようこそ


アイテム売買にちょっとしたアクション要素を取り入れている経営エロRPGです。うまく客層に合わせて商品を配置したり、開店中はお邪魔なキャラを放置するように行動したりするような要素がなかなか楽しく、複雑すぎないけどちょっとしたプラス要素が楽しめる経営ゲームとしての魅力があります!

○○○バーグへようこそ ─女商人ちゃんの街作り─


RPG要素も強い経営エロRPGです。販売用のアイテムを採取しつつ、冒険しながらアイテムを売却。行動範囲が広がっていくと、安い地域からアイテムを手に入れて売却していくようなこともできるようになります。冒険と経営が楽しめるエロRPGです!

https://otonanorpg.com/rpg-review/9ten/marumarubarkheyoukoso.html

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