本ページはプロモーションが含まれています。

7点

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~ レビュー

今日紹介していくのは魔女✕エロガキ✕寝取られという要素のあるエロRPG「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」です。

アクション要素のある雑魚敵パート、RPG戦闘のあるボス戦、関係性やセックス回数などを記載するエロステータス、サボり癖のあるようなエロガキ弟子による寝取られなどなど。サークル初作品ながら、いろいろな要素を組み込まれる挑戦的な印象も受ける作品です。

1時間10分程でクリアしましたが、個人的に今作は「好感度が低いチャラ男系のエロガキに快楽で落とされてしまう」ようなプレイが好きかどうかで大きく評価が別れるのではないかと感じました。作品のシステムから方向性をプレイした感想も交えながら紹介していきます。

「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」のシステム

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~は魔力の衰えを感じ始めていたヒロイン・ミレイアが、愛しい弟子カイル用に精液を魔力に変える薬を開発するも、怠け者な弟子グレンに薬を飲まれてしまい、中和役を開発するために各地を巡って素材を集めていくRPGです。

簡単なアクション要素のある仕組みやエッチ面をもり立てる特殊なコマンドもあります。

間接攻撃&接触で雑魚敵を倒すアクションパート

今作品ではボス戦と雑魚戦では異なる戦闘要素を導入しています。

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~

まずは雑魚戦。こちらは簡易的なアクションゲームを採用しており、マップ上には多数の雑魚敵が配置、間接攻撃もしくは接触によってダメージが与えられます。

間接攻撃は射程が異なる複数のスキルがあり、うまく射程内に敵が入っていれば大ダメージを与えられます。ただし、MPやTPといったステータスを消費していきます。拠点の回復ポイントやアイテムを消費することで回復もできますが、ボス戦でもTPやMPを使用することが多いため、テンポよく進みたいときには注意が必要です。また、敵の数も多いため、うまく射程を狙い過ぎると囲まれてしまうこともあります。

ですが、心配ありません。本作は敵との接触でも攻撃が可能。しかしながら、接触による攻撃は主人公がダメージを受けてしまいます。

ダメージ自体は微量ですが、コチラも回復に戻らなければボス戦にそのまま挑むことになります。さらに敵が多いため、ダメージが微量でも地理も積もればで気がつけばHPがかなり減ってしまっていることもよくあります。また、マップ内に罠があることもあるため、無敵なつもりで行き過ぎてしまうことにも注意が必要です。

オート戦闘の愛する弟子と戦うRPGボス戦パート

雑魚敵でレベル上げをしながら進んだ各フロアの最奥では「ボス」が待ち構えています。

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~

ボス戦は雑魚敵と異なり、ターン制のRPG系戦闘となっています。主人公と愛弟子の2人パーティ制となっており、主人公のみ操作入力。愛弟子は自動行動をしてくれます。

愛弟子が回復スキルをよく使用してくれるため、基本的には攻撃を意識しながら戦うことになります。アクションパートでのレベル上げが反映されるほか、拠点では能力を上昇させるアイテムも格安で販売されているため、戦闘が苦手な方でも遊びやすい難易度です。

一定レベルで選択式のボーナス要素

レベルが一定ごとに到達すると、ボーナス要素が登場します。

ボーナス候補は3つ表示され、プレイヤーは表示されたボーナスから一つを選択していくことになります。ボス戦に有利なものから、雑魚敵でのアクションパートに役立つものまで、いろいろな種類があるため、自分のプレイスタイルに合わせて選んでいく楽しみがあります。

記録満載なエッチステータス周り

本作ではメニューコマンドに「エッチ」という項目があり、ヒロインたちや男性陣たちの状況、お互いへの好感度、エロガキの印象が見れます。

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~

ヒロインの状況であれば淫乱度や性行為回数、絶頂回数や各部位でのエッチが行われたかどうかが確認できます。男性時の情報であれば平均者正解数、女性との性行為回数、精子濃度などが確認可能。お互いへの好感度は各キャラがどれぐらい好意を持っているか数値で確認、エロガキでの印象はエロガキに対する各ヒロインの印象だけではなく、エロガキ側からの各ヒロインへの堕とし度合いが確認できます。

項目の数が多く、エロガキの印象などはしっかりと文章になっているので、ある程度の読み応えもあります。

「魔女と二人の弟子」の長所と短所に感じたところ

長所1:エロガキによるチャラ系堕落

本作品の一番の魅力は、チャラ系エロガキ弟子による堕落系エッチに思えます。

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~

エロガキの間男は弟子という名目でいるものの、同じ弟子には仕方ないと思われていますが、主人公のヒロインを始め、みなあまり彼に好感をもっていません。実際に考えたら、いくらヒロインが拾ってあげたと言っても「なんでここにいれるのかな」と思えるぐらい、やる気もないし、主人公からも嫌っている感じがあります。

そんなエロガキが、主人公に魔力を与えることができる薬を飲んでしまったことから、お礼の要求やエッチないたずら、夜這い等で少しずつ快楽の虜にしていく。サブヒロインには弱みを握ってこちらも繰り返しのエッチを行っていく。まさにチャラい系の男性を未成熟な男性キャラに落とし込んでいるような印象があります。

チャラチャラした男性にやられてしまうヒロインが好きであれば、魅力的に感じれるかと思います。

長所2:わかりやすいエッチシーン発生

基本的にはメインストーリーで登場する二択で悪い選択肢を選ぶと主人公の寝取られエッチ。合間合間にショタ視点に切り替え、サブヒロインが関係するイベントを発生させることでサブヒロインを寝取っていくことができます。

魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~

メインストーリーは二択なので発生も狙いやすく、かつイベントが発生するポイントはしっかりとアイコンが出てくれるため、サブヒロインエッチも発生させやすいです。

長所3:純愛寄りのエンディングもあり

寝取られが注目の作品ですが、今作のヒロインは間男ではない真面目な愛弟子と愛し合っている関係にあります。そのため、冒頭のシーンから愛弟子との純愛セックスも行われ、エンディング分岐としても純愛エンドのようなルートが用意されています。

ルート分岐自体は最後のシーンでのステータスによる評価なので、純愛も寝取られもどちらも楽しみやすい印象です。

短所1:思ったよりも幅はない

色々な要素を組み込んでくれていますが、シナリオやエッチ自体は一本道感が強く、そこまで一つ一つの要素に幅はないような印象があります。

例えば、アクションパートでレベルを上げても、ボス戦は1対2でそこまで強くないHPの高い敵が多く、そこまでレベルや自身で選んだ能力値上昇が光るようなポイントはありません。エッチステータスなどもありますが、ランダムエッチがあるわけでもなく、かつ主人公に至っては特定のタイミングで特定のエッチが起きていくため、前のシーンを見ていなくても次のシーンが起きる。ステータス面の情報も多いですが、更新タイミングなどは少なめです。

以上の理由から、各要素を期待しすぎてしまうと、幅の狭さを感じてしまうかもしれません。個人的には純粋にチャラ男寝取られゲームに簡単なRPG要素が入っているレベルで検討すると良い作品に思えます。

「魔女と二人の弟子」の各視点からの評価

「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。

「魔女と二人の弟子」のゲーム性

評価:C

アクションゲームとRPG戦闘の両方を取り込み、レベルによるスキル取得など様々なシステム要素を取り込んでいますが、そこまで各システムが活かされるような作りではなく、歯車がうまく回っていないというような印象を受けました。

例えばアクションゲームのパートは敵の数が多いので、接近攻撃でも簡単に倒せるけどすべての処理をすると微妙にHPなどが減っていきたまに管理しなければいけない。攻撃範囲技は射程がそこまで多くなく、アニメーション演出も入るのである程度は倒せるけど若干もっさりした動きに見えてしまう。簡単に倒せはするけど、敵の数の多さや罠などもあるので、少し爽快感に掛けてしまう。また、ボス戦は敵のHPが高いだけで、何もせずに挑めば時間がかかり気味になり、能力育成アイテムを使えば無双しすぎてしまうような印象もあります。

また、エンディング分岐もありますが、淫乱度の数値による変化のみ、さらにこの数値の条件がゼロか百かといった感じなのでほぼ初見は狙わなければノーマルエンドになる印象。淫乱度を変更するアイテムもありますが、少量の変化なので繰り返しの仕様が必須等。ここは手間を掛けずにサクサク進ませてほしいなと思うところがいくつかありました。ストーリー面も「素材を取る」という目的だけのため、今どれぐらいまで進行できているのかもわかりにくさがあるような気がしました。

一方で、一つ一つの要素を表示するUIや中身自体はセンスの塊のような感じも受けました。面白いようなシステムも多かったので、これらのシステムの深みがより鋭くなり、しっかりと繋がることができればめちゃくちゃ良い作品ができそうな気もしました。

ゲームバランス等の要因で、戦闘などのパートは必要だったのかと考えると、じゃまになってしまっているかなぁ、やや厳しい評価にしておりますが、非常に将来性を感じるサークルさんであることは間違いないと考えます。

「魔女と二人の弟子」のエッチ面

評価:B

エッチシーンを盛り上げるようなステータス周りの多さ、ヒロインの弟子二人に対する扱いの違いからの「クソガキ」に快楽負けしていくようなシーンの方向性はよくできているように思えました。テキストも中規模レベルで纏まっている印象もあります。シーンもまずまずの数が用意されており、ボリューム不足も感じません。

一方で、エッチステータスのこだわりを感じながらも、前のシーンを見ていなくても重いプレイを受け入れてしまう様子や、セックスを行う理由付けなどが少し弱いところなど、細かいところでの違和感を感じるところもありました。また、イラスト面の差分もブラーをかけたようなぼかしによる変化が中心で、枚数自体はあるけどそこまで体感多く感じない印象もありました。

以上の理由から、やや気になる点がいくつかあったため、当サイトでは標準という評価とさせて頂きました。

「魔女と二人の弟子」のコストパフォーマンス

評価:C

レビューを掲載している状態だと、定価1800円台で同人エロRPGでは高価格帯に部類される作品かと思います。その価格帯でボイス等はなく、差分も特殊な加工を使っているものが多め。回想30シーンは評価できますが、ゲーム性もそこまで高くなく、プレイ時間も1時間ちょっとの規模と考えると、やや割高かなぁと言う印象があります。

とはいえ、UIやレイアウトへの努力も伝わってきており、時間もかけて作られている感じもします。最近の高価格帯や、NTR系統の作品が強過ぎるという側面もあるので、作者サイドで考えるか、プレイヤーサイドで考えるかで少し評価も別れるかもしれません。セール等で1000円以下になることがあれば、コスパは十分良い作品かと感じます。

「魔女と二人の弟子」の個人評価

7.5点

しっかりとした制作姿勢を感じられる作品。細かいところの演出や、デザインのレイアウトも考えて作られており、エロステータスの良さや、弟子への態度が全く違うヒロインが、邪険に扱う弟子にエッチを受けて堕ちていくプレイに特化している点など、魅力も多い作品です。

一方で、ゲーム面やエロ面での作り込みがそこまでないため、せっかくのシステムが合致しておらず、場合によっては空振ってしまっているようにも見えてしまう感じもしました。爽快感ならば爽快感、手応えならもっと手応え、シンプルならもっとシンプルに。いろいろな要素を組み込みながらも、全体的に低難易度を意識してしまっているがゆえに、良いシステムが回りきっていないような気もしました。

とはいえ、悪い作品ではなく、エッチシーンを純粋に楽しんだり、何も考えずに遊ぶのであれば黙々とは遊べる作品。色々な要素を作ろうとしている点は非常に明るい作者様であり、今後の作品が楽しみになるような魅力もある作品かと思います。

個人的には、シチュエーション等が気に入っているのであれば、挑戦的なことをやられている作者様を応援目的で購入するのもいいのではないかと感じます。作品を重ねることで、化ける可能性も高そうなサークルさんの作品というイメージもある作品でした。

「魔女と二人の弟子」のゲーム情報

制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ちょいかんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
メイン女性キャラフルボイス
やり込みシステム:

  • マルチエンディング
  • エッチシーン回収

「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」のDLリンク

■ DLsite

■ FANZA同人

魔女と二人の弟子 〜純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子〜

「魔女と二人の弟子 ~純真な愛弟子と欲望塗れの屑弟子~」が好きな方にオススメなエロRPG 3選

この記事が好きな方へおすすめな記事:

レビュー受付中です

エロRPG情報局では、皆様からのレビューリクエストを受付中です。

  • 気になる作品がある
  • 面白かった作品を見て欲しい
  • 評価を聞いてみたい
  • 自分の作品を遊んで欲しい

新旧かかわらず募集中、制作者様からのご依頼も歓迎です。

-7点
-, , , , , , , , , , ,