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8点

アイスハートとジャックオー レビュー

余命一週間、手紙を渡した女性を探せ!
催眠が陰ながら暗躍する村を拠点に問題をさぐれ。

今回紹介していくのは、2022年9月に公開された『アイスハートとジャックオー』です。多くのヒット作を手掛ける、ya-ho-gamesさんの作品であり、当サイトでは旧サイトで掲載した「賢者クエスト~なんちゃって賢者奮闘記~」以来のレビューになります。

プレイ時間3.5時間ほどで、回想シーンも閲覧許可が出たトゥルーと思われるエンドにたどり着きました。DLsite特典装備が圧倒的に強く、終盤ゴリ押しが効いたため、ほかサイト購入物ではレベル上げ等でプレイ時間が多くなるような印象はあります。

爽快感があるようなテンポの良いストーリー、謎が謎を呼ぶようなストーリー構成。シナリオや戦略はやや重めにも感じるため、良くも悪くも人を非常に選ぶような作品に思えます。エッチシーンの完成度は非常に高い一方で、クリティカル的に合わない句感じる人もいるような印象もあるため、作品の良さや悪さに繋がりそうな点を紹介していきたいと思います。

なお、ゲームシステムなどを紹介しておりますので、広域では一部ネタバレになる可能性もあります。物語の本質には触れないようにしていますが、ご注意の上、ご確認下さい。

「アイスハートとジャックオー」のストーリー

瀕死状態で悪魔【ジャックオー】と契約したアナタ。ある事件を冢宰している冒険者ギルドの手伝いをすることになりますが、契約によって生きながらえられる時間は一週間だけでした。

あなたはトレジャーギルドを基軸に栄える村を拠点に、冒険者ギルドが動くきっかけとなった『少女が助けを求める手紙』の少女を探しながら行動していきます。

「アイスハートとジャックオー」のシステム

「アイスハートとジャックオー」はテンポの良い戦闘方式と、敗北や集団催眠を基軸にしたエッチシーンを楽しんでいくようなシステムが組み込まれています。

シンボルエンカウント&2~3人パーティの戦闘

本作品はシンボルエンカウントを採用し、接触すると戦闘に入る形式を採用しております。

パーティは2~3人ほど。メインのストーリーが始まると、主人公+ジャックオーが固定パーティとなり、やや攻撃ができる義賊の娘マヤや特殊なイベントが見れるものの戦闘力皆無な考古学者のジーナを仲間として連れて行くことができます。

シンボルエンカウントなので、うまく避けていけば戦闘を回避していくことも可能です。やや敵は強めなので、普通ぐらいの難易度でやるのであれば、ある程度レベル上げと進行を分けて行うとちょうどいいバランスかと思います。

テンポが良い戦闘には特殊で独自行動できる要素あり

全体的にテンポは速めの戦闘です。素早く進みます。戦闘の演出などが遅くてストレスが貯まるということはほぼ無いと思います。

また、基本的にはターンベースの戦闘になりますが、特定の条件を満たせば、そのキャラクターが余分に行動できたり、ターン消費無しで行動できるスキルもあります。こういった要素を活用することとで、より戦闘を有利に運べます。

敗北で捕まったヒロインや手助けするヒロインのエッチを見れる

エッチシーンはメインで二種類。

まずは敗北による仲間ヒロインの拉致及び手助けする受付嬢のエッチシーン。盗賊など特定の敵に敗北すると、仲間にいたヒロインが拉致されてしまいます。さらに、拠点の村で受付業務をするヒロインも催眠にかかってしまい、エッチシーンが展開されていきます。

コチラの敗北エッチはシーン数が多い印象なので、基本的には敗北すると仲間や協力者が催眠や凌辱を受けていくエッチがメインだと思うとよいかと思います。

夜中で夢現なヒロインたちのエッチ

もうひとつ、エッチシーンとして多く用意されているのが夜な夜なのエッチです。主人公の余命は一週間。体力を休む回復とは別に、日付を超えるような行動を選ぶと夜の村を探索できます。

夜には、虚ろになったヒロインたちが出歩いており、催眠的な支配を受けているエッチを堪能することもできます。

こちらは敗北により見れるエッチシーンよりも少ない印象がありますが、複数シーン用意されています。

位置をうまくあわせてあけるロックピック

今作品は特定のアイテムを消費して鍵開け挑戦をする宝箱・ロックピックがあります。

ロックピックは、鍵穴のようなものが表示され、うまく回転して正しい位置を探っていきます。正解から遠いほど、カギは奥に入らないので、少しずつ回転をさせて差し込みをテストしていく必要があります。

鍵開けを挑戦するようなイメージで楽しむことができます。

導入シーンは別視点

もう一点、ゲームの大きな特徴として導入シーンも紹介していきます。

本作品は最初から主人公が行動できるわけではなく、最初は導入シーンとして男性3人がある問題を解決するような導入シーンが描かれます。

そのため、別パーティの冒険から始まっていきます。

導入シーンは物語にも関わる可能性があるため、最初は主人公たち以外で冒険する点のみ注意が必要です。

「アイスハートとジャックオー」の長所と短所に感じたところ

今作品の長所や短所に感じた点をご紹介していきます。

「アイスハートとジャックオー」の長所に感じた点

「アイスハートとジャックオー」の良さに感じた点は次のとおりです。

戦闘テンポが非常によく進む

戦闘は非常にサクサクと進みます。行動の演出が非常に早く、ボス戦時のターン数は比較的かかる作品だと思いますが、ザコ敵はそこまで時間かかりませんし、表示がどんどんと進んでいくのでターン数が多くても気になりません。

一方で、ダメージ表示なども早いので、細かく読む人によっては短所にもなるかと思います。ただ、個人的には素早く起きた結果を反映して戦況に応じた行動を取っていくゲームだと思えば、長所よりに取ってもいいのではないかと思います。

通常のターン形式のゲームのように、一撃一撃を見て決めていくというよりかは、ターン全体での被ダメや与えるダメージを意識して行動するゲームという感じで独自性もある戦闘として捉えてプレイすることをおすすめします。

長文でしっかりとした完成度のエッチシーン

エッチシーンは催眠や凌辱より中心で、即堕ち寄りのプレイ内容となっています。

これらのシーン傾向さえ押さえていれば、完成度も高いシーンなので、抜きどころは満載ではないかと思います。特に常識的にエッチを受け入れたり、ガッツリと壊されるようなセックスなのに受け入れるようなプレイの多さは魅力的です。

「アイスハートとジャックオー」の短所に感じた点

導入部分がかなり長めでモチベが下がりそうな可能性がある点

今作は男女選択の主人公が出てくるパートまである程度時間を要します。

後々まで来ると、この序盤のパートの重要性を感じることができます。ただ、序盤のパートでも探索しがいのあるダンジョンを挑む必要があります。個人的には導入部分にやりごたえがあった反面、入手したアイテムやレベリングが無駄になってしまっているような感じがしてしまいました。

サクサク進めていく人であればこの点は気にならないと思いますが、もう少し序盤はコンパクトだと遊びやすかった印象です。あまり全部取ろうとせず、序盤はとにかく進めていくことを前提に遊ぶべきだと思います。

エッチシーン傾向は狭め

完成度の高いエッチシーンですが、プレイ幅は少し狭いような気がします。特定の相手に特定の方向性で犯されてしまうようなエッチが多いので、プレイ傾向は似ているような気がします。

そのため、色々な催眠や凌辱で犯されるヒロインが好きという人だと、似たりよったりのシーン傾向に見えてしまうかもです。凌辱・認識受け入れ的な催眠でガッツリとハメちゃうヒロインが好きで、ガッツリと犯され受け入れしてしまうプレイが好きな人にオススメです。

サンプルページにはプレイヤー次第と書いてありますが、敗北や日程経過が必要なので、自主的にエッチシーンを見ていく要素も多いと思います。

「アイスハートとジャックオー」の各視点からの評価

「アイスハートとジャックオー」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。

「アイスハートとジャックオー」のゲーム性

評価:B

戦闘システムがしっかりとしているので、全部理解しようと思うと敷居は高めな印象があります。文章も全体的に長く、かつそこまで会話イベントが多いわけではないので、少しメリハリがつきすぎていて、全部を辿ろうとすると少し重く感じるゲーム性に思えます。

しかし、非常にテンポはよく、複雑な設定だけどポイントさえ押さえれば理解できるシナリオはフリーシナリオに近い感覚で遊べる良さにも感じます。個人的にはロマンシング・サガ3といった深い設定ややりこみもあるけど、ふわっと遊ぶことができるようなゲームを楽しむ感覚で遊べるようにも思えます。

以上のことから、良さ悪さ両面に取れるような要素もありつつも、軽く遊べばしっかりと遊べるクオリティになっているので、ゲーム性は標準的な評価かなと思います。

「アイスハートとジャックオー」のエッチ面

評価:A

同じ対象のエッチシーンだと、同じようなシチュエーションで繰り返しエッチしていくようなプレイも多いので、シーン傾向がハマるかどうかで大きく評価も分かれる印象があります。

特に、説明文章としては色々なエッチ展開が期待できましたが、敗北する・期限に近づくといった、エッチを主体とした行動を行わなければエッチシーンと出会うことが少ないです。そのため、少しエッチシーンの構成については癖もある気がします。

ただ、催眠・凌辱的なシチュエーションが好きであれば、定番的な感じのラインナップでもあるため、そこまで凌辱・催眠系が嫌いでなければ大きく外れるということは無いのではないかと思います。

シーンの完成度自体は高いと思うため、少しハードなエッチ、認識をおかしくされつつ犯されるヒロイン、媚薬よりな快楽堕ちが好きであれば、高評価おけるのではないかと思います。

「アイスハートとジャックオー」のコストパフォーマンス

評価:B

シナリオやミニゲーム、エッチシーンなど、全体を通じて作り込みが感じられる作品です。

一方で、初見だと少し入りにくいような構成です。個人的には、完全に最後まで進められるプレイヤーと、序盤でリタイアするようなプレイヤーの二種類に分かれそうな印象のある作品にも思えます。

質の良さはありますが、人を選ぶような気もするので、個人的には標準的な立ち位置の評価とさせて頂きます。マッチすれば良質よりな作品であることは間違いないので、個人的には体験版をプレイして合うかどうかより吟味してからの購入がおすすめです。

「アイスハートとジャックオー」の個人評価

8点

催眠と凌辱に特化したエッチシーンは非常に高水準であり、個人的には受付嬢の認識がおかしいままのエッチとかは好きな傾向だったので、プレイできてよかったと思っています。

一方で、受付嬢以外のシーンは少し自分にはハードすぎたり、得意ではなかった力と媚薬よりに近い感じが中心であり、傾向が合わなかったかなと思う感じもあります。

また、ゲーム面もテンポ早さは良さも悪さも感じ、かつ冒頭のシーンやロックピックなど、メインとしてはもっと早く進めたいけど、細かい強化や状況分析でなかなか進めにくいというところもあった気がしました。

こういった短所もありつつも、物語としては全体を通じて見直すと展開とかも用意されていましたし、エッチシーン自体はレベルも高く、エロは自主的に進めていくものと割り切れば十分レベルの高さを感じられます。

この辺は、前評判でかなり期待値が高かったことからのギャップもあったかなと思っているので、全体としてみれば十分良作です。シチュとゲームの雰囲気は独特なものもあるため、いくつか口コミを見たり、体験版を手に取ったほうが皆さん似合うかどうかが判断付くかと思います。

自分はゲーム性の高い作品というよりかは、抜きゲよりに高い評価の作品として良作な印象を受ける作品です。

「アイスハートとジャックオー」のゲーム情報

制作ソフト:
ウディタ
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ふつう!
ボイスの有無:
女性キャラ一部ボイスあり
やり込みシステム:

  • マルチエンディング
  • 仲間育成
  • エッチシーン回収

「アイスハートとジャックオー」のDLリンク

■ DLsite

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