今回は2014年に公開され、既にダウンロード数1万5千件越え。
当サイトで実施している、利用者さんからの投稿で決めるエロRPG投票企画
エロRPGアワード2014で5位、2015で8位という人気の高い
「赤首の闘技場」をクリアしたのでレビューしていきます。
赤首の闘技場は、喧嘩別れしてしまった父を見返すために
剣の腕を鍛える旅をしていた少女・サチ(主人公)が、
ある日、人さらいによって連れ去られてしまうことから物語が始まります。
サチはコロッセオ、いわゆる闘技場に連れてこられ、
8勝すれば自由、負ければ性奴隷という「赤首」にされてしまいます。
赤首にされてしまったサチは、自由を再び得るために
闘技場を勝ち抜くために活動を行っていきます。
闘技場を舞台にしたエロRPG作品。
ザコ戦闘はほぼなし。(お金稼ぎ向けの戦闘とイベント戦闘のみ)
育成は育成施設でのコマンド選択&周回蓄積という、
シミュレーション要素が強い作品です。
闘技場を舞台に、戦闘中のエッチや
アクション・運用をそ取り入れた戦闘システムが
注目のエロRPGです。
赤首の闘技場を購入した理由
以前よりエロRPG情報局の利用者さんから
面白いとおすすめされていたこと。
同サークルさんの過去作品が面白かったことから、
購入を行っており、積みゲーとかしていましたが、
しっかりしたRPGがプレイしたくなったので、
このタイミングでプレイしました。
RPG面の特徴
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 約5時間)
難易度傾向:
ふつう!
戦闘方法:
- 1対1のターン形式バトル
- セクハラ攻撃あり
- スキル発動はサイコロ、一部スキル・カウンターにキーボード入力あり
ボイスの有無:
ボイスなし
ボイス効果音あり
女性キャラ一部ボイスあり
メイン女性キャラフルボイス
やり込みシステム:
- マルチエンディング
- アイテム収集
- 仲間育成
- エッチシーン回収
エッチシーンの傾向:
- 戦闘中に犯されエッチ
- 闘技場挑戦者敗北で性奴隷エンド
- 街中で騙されたりアイテム交渉のためのエロ
赤首の闘技場の特徴
赤首の闘技場の特徴的な傾向やシステムを長所・短所と思われる内容、特徴を元におすすめする人・しない人を紹介していきます。
赤首の闘技場の長所
赤首の闘技場の特徴の中でも個人的に良かったと思われる点や独創的・面白いと思ったポイントは以下の通りです。
1.運とアクション性の要素を取り入れたバトル
赤首の闘技場では、指定された日程までに
闘技場で特定人数の挑戦者に勝つことが目的となっています。
プレイヤーは毎日、モブキャラと戦ってお金を稼ぐ、
鍛錬場で攻撃・もしくは体力を鍛えていくことで
少しずつ能力を上げ、挑戦者に勝利することを目指していきます。
闘技場での戦闘になるため、全て1対1の戦闘です。
ですが、一般的なRPGと異なり、戦闘には2つの特徴があります。
まずひとつが、「ダイス」システムです。
プレイヤーは戦闘勝利や鍛錬によって得たSPを使って
スキルを取得できます。
そして、取得したスキルをダイスの1~6にセットします。
すると、戦闘で「ダイス」を選ぶとサイコロが動き始め、
選ばれた目のスキルが発動できます。
スキル発動はサイコロの目によって左右されていくため、
運要素とサイコロの目の戦略が重要になってきます。
もう1点が、アクション要素です。
闘技場に登場する敵達は、主人公サチの体を狙い、
攻撃の後にエッチな行為をするために飛びかかることがあります。
そんな行動が発動すると、画面上に矢印のような表示が出て、
うまく規定のタイミング以内に矢印と同じキーボードを押せれば、
敵の飛びつきなどを回避することができます。
加えて、さらに敵の攻撃回避後に矢印アクションが登場し、
成功すればカウンターが発動することもあります。
一方、敵相手によっては、アクションに失敗すると負け確定に
なってしまうことまであります。
1対1の作品ですが、運要素とアクション要素を含むことで、
マンネリ化を防いでいる印象がありました。
2.色々なタイプの犯され・性奴隷エッチ
本作品のエッチシーンは大半が犯され・性奴隷系のエッチです。
敵に敗北してしまったり、罠のようなイベントにハマってしまうと
性奴隷化したり監禁されてしまったりしてしまいます。
特に個人的に良かったと思えるのが、
闘技場戦闘での敗北性奴隷シチュエーションです。
主人公が人形のように操られてしまう性奴隷化、
女に手を出しまくっている冒険者とメロメロ、
巨体の男への性奴隷化など。
王道と個性をしっかりと抑え、かつ1シーン、1シーン、
長めなシーン描写と多彩な差分でエロい体験ができます。
同サークルさんは過去作品もエロシーンが良かったのですが、
今作もしっかりとした高品質のエロシーンが楽しめる作品でした。
3.細かいストレスフリーポイントの多さ
良質なRPG制作を続けているサークルさんというだけあり、
回想部屋・アクション要素の調整機能・救済要素のあるミニゲーム、
育成コマンドを1日分選択肢一つで一気に可能など。
面倒と思える箇所やストレスに感じるようなポイントを
うまくストレスフリーに作られている作品でした。
本作品は周回前提で調整がされていますが、
周回すればするほど戦闘は有利になっていくので素早くなり、
選択肢で育成していく鍛錬場の育成も、
一日分一気にやれるような選択肢があるので、
いちいちめんどくさいと思えるような点が非常に少なかったです。
細かい点まで配慮が行き届いている作品で、
シンプルなポイントまで行き届いている作品でした。
赤首の闘技場の短所
赤首の闘技場の中で、マイナス点になりうるポイントや不足していたと思う要素、個人的にはここを改善するともっと良い作品になりそうだったポイントは以下の通りです。
1.痛々しさも感じる可能性のあるイラストがある点
一部きつい描写に取れる内容がある、注意喚起になります。
本作品は、コロシアムでの戦闘ということもあり、
一部に首絞めのようなカットインが入ることがあります。
出血のような命にかかわるような痛々しい描写はありませんが、
格闘技などで首を絞められているようなイラスト等で
痛々しさを感じてしまう人は注意しておきましょう。
2.戦闘描写や行動パターンの幅の狭さ
本作品は周回前提で作られており、何度か周回する必要があります。
(ちなみにみなよつは、3週目でクリアしました)
アクション要素などを取り入れ、マンネリ化などは
防ぐような処置はとっていますが、どうしても敵の行動パターンが
少なく、戦闘描写の幅も少ないので、繰り返しプレイしていると
作業感の感じる要素などはあった感じがしました。
例えば、敵の攻撃によって倒されてしまっても、
大半の敵は追撃などをしてきません。
立ち上がって気合を入れたり、敵の攻撃を回避した時の
主人公サチのセリフも毎回同じです。
もう少し押しの強い敵の行動や、
主人公セリフのパターンが複数あってくれると、
周回中も新しい発見とかがあってより楽しめる内容に
なってくれたんじゃないかと思います。
3.サブキャラクターのエッチシーンの少なさ
本作品はほとんどが主人公のエッチシーンとなっており、
立ち絵ありのキャラクターのエッチシーンは、
ほとんどないエッチシーンの数になっています。
魅力的なヒロインも多かったので、可能であれば各ヒロインにも
2~3シーンぐらいずつエッチシーンがあれば嬉しかった気がしました。
赤首の闘技場をおすすめする人
・闘技場×エロRPGという要素に惹かれた方
・育成要素のあるゲームが好きな方
・戦闘エッチが好きな方
赤首の闘技場をおすすめしない人
・広大な世界や冒険を楽しみたい方
・アクション性や運要素のあるゲームが面倒に感じる方
・首絞めイラストで冷めてしまう方
管理人の個人的な総合評価
8.5点
闘技場を舞台に、よくまとまっている良作RPG。
負けたら性奴隷になるという要素をしっかりと抑え、
独自システムも搭載して育成要素のあるエロRPGとして
よくまとまっている印象を受ける作品です。
一方で、世界観が闘技場に絞られているので、
シナリオの広がりは少なめ。
闘技場のエロRPGをプレイしたい時に
ポイントが非常に抑えられている作品なので、
ぜひおすすめしたい力作RPGだと思います。
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・ハルウル