ロマンス・オブ。ファンタジーは
城の兵士に志願した主人公でしたが、
城が魔物達によって襲われてしまいます。
魔物達に占領される前に何とか逃げ出すことが出来た
主人公たちが、城を奪還するために、冒険を行なっていく
作品です。
奪還の中での成長、出会い、そして生まれてくる
新たな問題。
典型的な王道系シナリオとボリュームのあるシナリオ、
その中にしっかりとオリジナル性も盛り込まれている
高レベルなエロRPG作品です。
ロマンス・オブ・ファンタジーのポイント
1.サイドビューRPG
この作品は当初では珍しいサイドビュー形式のエロRPGです。
イメージ的には、FF5～FF9、クロノトリガーなんかを
思い描いてもらうとわかりやすいと思います。
各キャラクターに行動を現すゲージがあり。
ゲージが貯まるとコマンド選択が出ます。
そして、行動を行うとゲージがリセットされます。
ターン制と異なり、リアルタイム感が若干強い
戦闘方法です。
2.アーマーブレイクシステム
戦闘中、敵を一定以下のHPにすると、
アーマーブレイク(いわゆる衣服壊し)が
発動します。
上記の通り、衣服壊しなんで敵の
グラフィックが変化します。
敵の肌が露出したり、服が破れたりします。
この作品のすごいところは、グラフィック変化
だけじゃないことです。
アーマーブレイクが発生すると、敵の能力が変化、
経験値・取得資金の増加などの恩恵も受けられます。
さらに、レアアイテムも落とすようになります。
レアアイテムのために、微妙に敵HPを調整しなくちゃ
いけなかったりと、後述するやりこみ度を支援している
システムです。
3. やりこみ要素満載
細かいシステムまで作りこまれており、
やりこみ度愛が満載です。
風俗店のような場所の閲覧コンプリート、
サブクエスト、アイテム収集、
レアアイテムを集める、キャラレベルマックスを目指す
などなど、いろんなやりこみ度あいがありますし、
縛りプレイなんかもしがいがあります。
さらに、実績アーカイブなんていう、
全体のやりこみ度合いを点数で管理するシステムなんかもあり、
長く続けてしまう作品に仕上がっていると感じます。
4.エロ描写の薄さ
このゲームは様々なやり込み、
独自性のあるシチュエーションなど、
とても細部まで力が入っています。
その一方で、エッチシーンについては
一つ一つの描写が薄い印象を受けました。
基本的にキャラクターの台詞による性行為の表現が中心になっていること、
始まるとすぐにエロシーンのクライマックス的な描写が多いこと
以上の2点が理由だと思います。
純愛シーンも割合多かったりするので、
もう少し、合間合間の気持ちや性行為のナレーション的な描写を入れたり、
服を脱いで、じっくりとエッチしていくような丁寧さがあると、
より感情移入できたんじゃないかなと感じます。
5.ストーリーの長さ
これはいい意味でもあるのですが、
とにかく長いです。
普通の長めRPGなんかをイメージしてプレイに
取り掛かると、そのボリュームの長さに、
驚きを感じてしまうと思います。
あまり時間が取れない方に関しては、要注意が必要です。
管理人の個人的な評価
8点
本格的なRPGのエロ作品！
という言葉が似合うんじゃないかなと感じる作品です。
スーファミRPG世代な私にとって、
これだけのやり込みやRPG性がある点は
すごく魅力的でした。
近年では長編作品がたくさん出てきて
ゲーム性の高い作品も多くなっているのですが。
当時としてここまでゲーム性が高く、
やってても楽しい作品は少なかったと思います。
エッチシーン描写は若干弱めですが、
それもエロRPG全体で見れば問題ないレベル。
シチュエーションはオリジナル性満載でとてもいい感じです。
王道系シナリオ、ゲーム性を求める方に、
チェックして欲しい作品です。
RPG面の情報
制作ソフト：
RPGツクールVX
原作：
オリジナル
作品の長さ：
長編
(15時間以上)
難易度傾向：
ちょいムズ！
やり込みシステム：
- マルチエンディング
- ギルド制覇
- モンスター図鑑
- アーマーブレイク回数
- エッチシーン回収
- 実績アーカイブ(やりこみ系から得点が計算される)
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