今回プレイしましたのは、2012年よりRPGやACTを
制作公開されているONEONE1さんが
今年の3月に公開され、たった数ヶ月で1万DLを
突破している人気作品・ダークエルフのヒストリアです。
物語としては同居するモンスター退治の途中に出会った
少年・ルースと共に暮らすダークエルフの主人公、
フォーネリアは、ルースが人々と同じような暮らしを
できることを願い、そのための生活や行動のために
繰り返しギルドの依頼を受けていくというようなストーリーです。
ギルドの依頼を受注していくというような内容になっていますが、
大きく分けてストーリーが2つあり、通常ルートでは
ルークのためにギルド受注を繰り返して実力をつけ、
最終的には王国の裏にあるある存在の討伐を実行。
もう一方の罪人ルートでは、罪人になってしまった
フォーネリアが裸姿で討伐依頼やエロい依頼を受けていくという
内容を楽しむことができるRPGです。
本作品は一つの作品で王道系・乱れまくり系の
二種類が楽しめる作品ですが、プレイスタイルによって
大きく評価の別れる印象を持つ作品でもあります。
全体的なシステムの概要や長所を述べていくと同時に、
個人的に推奨するプレイ方法なども紹介していきます。
ダークエルフのヒストリアを購入した理由
今年公開の作品としてかなりの数がダウンロードされている
人気作品だったので購入しました。
RPG面の特徴
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 初回約2時間程度、全ルートで3時間半ぐらい。いずれもノーマルモード)
難易度傾向:
ちょいかんたん!
主な遊び方:
- シンボルエンカウント、アクティブタイムバトルの戦闘
- 依頼を受けて依頼をこなすことを繰り返していく
- ルート分岐、難易度選択(ノーマルorイージー)あり
敵がマップ上を歩いており、接触すると
バトルになるシンボルエンカウントを採用。
バトルはゲージが貯まると行動ができる
アクティブタイムバトルを採用されています。
ストーリーは依頼を受けてダンジョンに向かい、
依頼をクリアすると緊急依頼が出て、
少しずつ本編的なストーリー設定が出てくるような
感じになっています。
ルート分岐あり、難易度も2種類選択可。
自分はノーマルでプレイしましたが、基本逃亡でき、
ボスもラスボス以外は苦労しなかったので、
比較的簡単な部類に入るエロRPGかと思います。
ボイスの有無:
主人公女性キャラフルボイス
やり込みシステム:
- マルチエンディング
- H経験・H記録埋め
純愛的なルートと敵組織側で使われるようなルートの
大きく分けると2つのルート分岐と処女か非処女か?や
出産経験の有無・敗北タイミング等によって
細かく別れるエンディングが複数存在しています。
エッチシーンも大量にあり、
ルートによって見れるもの・見れないものありますが、
クリア時に全て開放されるので、エッチシーンを回収する
ようなやりこみなどはありません。
ただ、主人公にはエッチ経験取得というものを
確認することができ、経験したエッチ内容が
「フェラチオ」「露出徘徊」というような称号のような形で
記録されていきます。
また、累計どれだけ売春したか、膣内射精はどれくらいか?
という記録が数値として記録されるようなものも用意されています。
エッチシーンの傾向:
- イベント進行や特定の敵敗北でエッチシーン閲覧
- 通常ルートでは純愛あり、基本は陵辱シーン中心
- ルートによっては全裸で戦ったりエッチ攻撃を受けたりする
一枚絵のエッチシーンと戦闘エッチの二種類があり、
大半は陵辱的な内容になっています。良いエンディングの一部に
純愛よりのエッチシーンがあります。
条件を満たすと、敵のエッチ攻撃が解禁され、
敵が戦闘中にエッチな行為を行うとアニメーションカットインが
表示されるような戦闘エッチが楽しめます。
一部ルートでは、全裸状態で依頼を受けていくような
シーンもあります。
ダークエルフのヒストリアの特徴
ダークエルフのヒストリアの特徴的な傾向やシステムを長所・短所と思われる内容、特徴を元におすすめする人・しない人を紹介していきます。
この作品の長所
ダークエルフのヒストリアの特徴の中でも個人的に良かったと思われる点や独創的・面白いと思ったポイントは以下の通りです。
1.濃厚なエッチシーンの数々
本作品の最も良かった点は濃厚なエッチシーンの数々だと思います。
一枚絵のエッチシーンの数は35シーン以上。
兵士や囚人といった相手から触手・魔物といったものまで
多方向の相手から犯されるようなものが揃っています。
売春やエッチなバイト、モンスター産卵といった
ファンタジー好きの方が好むシチュエーションも
しっかりと抑えてくれています。
そんなシーンを背景までしっかりと描かれた
レベルの高い一枚絵のイラストと凛々しい感じの
ヒロインボイスで展開してくれるため、
アドベンチャーに負けないぐらいのエロシーンが楽しめます。
1シーン1シーン、文章もしっかりしているので、
アダルトシーンも満足できるRPGです。
2.ユーザーに優しいマニュアル
本作品地味に注目して欲しいのが、マニュアルです。
ゲームデータ内にマニュアルと各ルートへの分岐を
図で表したフローチャートが付属されています。
HTML(ウェブと同じ形式)でフレームという技術で
作られており、左側に記載されている内容の目次、
右側に目次をクリックした内容のページが表示されます。
マニュアルでは画像付きで各項目を丁寧に説明し、
フローチャートでは各シーンの分岐条件を記載するとともに
どのシーンをどのタイミングで見ることができるかも
記載がされています。
フローチャートは同サークルさんの過去作品である
ディストピアの略奪者でもありましたが、
見やすいマニュアル&フレームにより
より快適でわかりやすいマニュアルになっていました。
解説がないとわからないような独自のシステムが少ない作品としては
トップクラスの丁寧さを感じる付属テキストです。
こういうところまで力が入っているサークルさんは少ないので、
非常に作品作りへの姿勢が感じられるエロRPGです。
3.露出満載で依頼をこなすヒロイン
個人的に特に印象深かったのが、
露出状態で依頼をこなしていくヒロインなどが
楽しめた罪人ルートです。
本作品は複数のエンディングがありますが、
大きくルートを分けると通常ルート・罪人ルートの2つです。
序盤で敵に敗北してしまったりすると罪人ルートに分岐し、
王道ルートとは異なるスラム街のような場所で
依頼をこなしていくことになります。
通常ルートが懸命に依頼をこなしていくような中、
罪人ルートは淫らな要素が満載です。
囚人たちに犯されたり、王族に奉仕したり。
その中には露出状態で普通の依頼をこなすようなものもあり、
露出好きというわけではないのですが、すごく印象に残りました。
個人的には罪人ルートのえろえろさが良かったので、
エロ重視のゲーム好きの方は罪人ルートだけのためでも
検討の余地がある作品だと思います。
この作品の短所
ダークエルフのヒストリアの中で、マイナス点になりうるポイントや不足していたと感じた要素は以下の通りです。
1.戦闘シーンのモッサリ感
本作品では、サイドビュー形式のバトルシーンを
導入しています。
戦闘中はキャラクターが常に軽く動いているので、
デザイン的には非常に良く出来ている印象です。
魔法や攻撃時にはしっかりと動作をつけていて
工夫はされている作品です。
ただ、その結果戦闘の行動一つ一つに
動きがある故、レベル上げなどテンポ重視でバトルを
行うときは、攻撃のアニメ動作などで
戦闘がもっさりした感じに見える恐れがある気がしました。
2.王道ルートの戦闘エッチなしのもったいなさ
本作品、戦闘エッチが充実していて
非常に良かった印象がありました。
ただ、この戦闘エッチは非少女がスイッチになっているのか、
全て主人公側に有利な、正規的な展開を全て進めてしまうと
見ることができません。
王道的なルートで、失敗とかしていなくても
エッチシーンが導入されるような
仕組みがあると嬉しかった気がしました。
3.ダンジョン攻略中心の繰り返しによる作業感
本作品ではパートごとに複数の依頼が登場し、
すべての依頼をクリアすると緊急依頼が出るということを
繰り返している感じが強く、基本的には依頼を受けて
新しく登場したステージに挑み、奥でボスを倒すというような
感じになっています。
そのため、どうしても集中的にプレイをしてしまうと
依頼を受けて敵をよけながらダンジョンを進み、ボス倒すと
いうことをずっと繰り返すような感じになっています。
わかりやすさという点では良いのかもしれませんが、
間とか特殊な依頼とかももう少し欲しかった気がしました。
この作品をより良くするためのポイント
短所などを踏まえ、この作品をより良くするならば
こんなことが上げられるのではないかということを
記述させて頂きます。
1.特定のボタンを押した時に戦闘高速化機能
アニメーションなどよく出来ていたので、
特定のボタンを押すと戦闘が高速化されるような
機能があると、より戦闘が良くなった気がしました。
ボタンを押して高速化するような仕組みだと、
レベル上の時とか、戦闘エッチ興味ない敵とかの時に
一時的にテンポよくできて、エロさも残しつつ
見たくない自由なタイミングで融通をつけながら
戦闘ができるようになると思いました。
2.非処女でも楽しめるような戦闘エッチの導入
せっかくエロ数値やステータスがあるので、
王道の幸せ系ルートでも戦闘エッチを入れるような
仕組みは欲しかった気がしました。
例えば、フェラや胸タッチといった、
アソコ以外のシーンを使うような仕組みを導入したり、
他サークルさんの処女を守る魔法みたいに
戦闘犯され時に抵抗できるような仕組みを入れると
ルート分岐に活かせたり、処女だけど変なエロステータスみたい
なのを再現できたりする気がしました。
3.サブイベントの活用、簡易ギミックの導入など
会話のために街に戻り、ダンジョンの形は微妙に違うけど
簡易的な迷宮のダンジョン攻略をしていくという要素が強く感じて
しまう印象がありました。
どちらかと言うとエロ重視の作品でサクサク系統な作品であり、
真っ直ぐ進む方も多いと思うので、メインストーリーの間に
サブイベントを細めに入れたり、簡単に解けるような
簡易的なギミックをダンジョン内に導入するといった
合間合間に強制的に触れることができるような要素があると
メインストーリーのみ進めるプレイヤーにも
世界観や変化のあるゲーム性をより伝えられるような気がしました。
例えば、あまりヒロインが守るべき男の子との
交流がメインストーリーでは少なかった気がしたので、
依頼をクリアしたら日常会話やどこかに遊びに行くイベントを
一定数依頼クリア時に出るようにするなど。
岩を動かすだけ、マップを使った間違い探しなど
戦闘とか主体ではない、軽く頭をつかうようなギミックなど。
比較的難易度が低めで、武器屋や宿屋に行く機会も
少ないように見受けられたので、メインストーリーや
ダンジョン内にちょっとした変化や間をうまく取り入れるような
要素を入れてくれると、ゲームに変化を取り入れられて
エッチシーンの少ない王道ルートでも
飽きへと繋がるポイントを減らせたのではないかと思いました。
ダークエルフのヒストリアをおすすめする人
・エッチシーン重視の作品が好きな方
・複雑なダンジョン攻略や特殊なシステムを難しく感じる方
・本格的な声やイラストでゲームを楽しみたい方
ダークエルフのヒストリアをおすすめしない人
・複雑なストーリーやシステムを求める方
・陵辱シーンが苦手な方
管理人の個人的な総合評価
8点
陵辱系シーンのレベルの高さや
方向性の大きく違うルートを抑え、簡易的なRPGを
意識して作られたゲーム性。
そして初心者でも遊べるように配慮された
マニュアル等は、エロシーンを楽しみながら
RPGも楽しみたいと思うユーザーに向けに作られたRPGとして
非常に完成度の高い印象を受ける作品です。
一方で、エロよりのルートに対し、
王道的なルートはダンジョンに潜って
敵を倒す事の繰り返し感が強くでてしまって
エロに期待してそのルートを先にやると、
魅力に気が付かないまま飽きへと繋がってしまう
可能性もある印象を受けました。
普通のゲームをやっている人には王道ルートから
やっても問題ないと思いますが、
RPGあまり興味ない人は、エロい方のルートから
プレイしていくほうが魅力を感じられると思います。
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