今日紹介していくエロRPGは、ファンタジー作品では王道の
魔法少女ものながら、戦闘でエッチされる、
敗北で囚われたヒロインをもう一人の仲間が救いに行くような
要素もある「魔法少女テトラ ～拘辱に屈した二つの花～」です。
RPGを多数公開されている
「闇鍋第一艦隊」さんが2016年10月に公開された作品。
当サイトで同サークルさんを取り上げるのは
初めてになります。
二人の魔法少女が街の平和を脅かす
悪の敵を倒すためにダンジョンに潜っていくような作品。
ヒロインの一人が敗北してしまうと囚われてしまい、
魔力が尽きるまでに救出する！
ヒロイン2人だからこそできるシステムを搭載しているRPGです。
なお、今回からレビューの掲載内容や
構成を変更してお送りします。
この作品のおすすめポイント
- 戦闘不能で仲間が監禁！ 監禁仲間は性的拷問で魔力を奪われる
- 魔力を奪われた仲間には悲惨な末路が。2人パートナーの魔法少女を活かしたエロ＆戦闘システム
- 気分に応じてプレイスタイルも変えられる！ ゴリ押しをさせない、自由育成
魔法少女テトラのシステム＆エロ傾向
魔法少女テトラは、魔法少女となった二人の少女が
一般人や魔法少女を狙う敵と戦っていくことが
主なストーリーになっています。
本作品では、以下のようなシステムとエロ傾向があります。
シンボルエンカウント＆2対1のフロントビュー
本作品はシンボルエンカウントを採用。
味方が基本2人、敵が1人のフロントビュー戦闘を採用しています。
ステータスアップアイテムによる育成オンリー
魔法少女テトラでは、経験値が取得できず、
レベルアップのような概念がありません。
敵を討伐した時に得れるお金を使って
HP・MP・ATK・DEF・INT・MDF・AGI、LUKを
それぞれ上昇できるアイテムを購入して
直接ステータスを育成していきます。
残MPによる攻撃面の変化
本作品では残りMPによってスキルの威力が変化するような
システムを導入しています。
MPを回復するようなスキルもあるため、
通常ステータス以外にもMPを管理して
戦っていく必要があります。
戦闘不能による監禁＆性的拷問
魔法少女テトラでは基本2人パーティで戦いますが、
いずれかのキャラが戦闘不能になると戦闘が終了し、
戦闘不能になったキャラが抜けて監禁＆性的拷問を受け始めます。
その場合は残った仲間で救出に向かうことになりますが、
一定数歩むごとに囚われた仲間のMPが奪われていきます。
MPが尽きてしまうと、囚われた仲間は魔法少女としての
力を失ってしまい魔物たちの苗床と化してしまいます。
魔法少女テトラのエロ傾向
敗北したキャラクターが監禁されている時に
行われていく陵辱シチュエーション中心です。
敗北した時にエッチシーンが登場する他、
魔力が尽きた時などに陵辱エッチが発生します。
シーン数は全部で23、テキストはヒロインの会話と
地の文を併せており、各シーンの長さはそれぞれ中規模レベルです。
システムやエロ傾向見て作品が気になった方
→ DLページ
魔法少女テトラのポイント
魔法少女テトラでは、主に能力育成やエロ要素を活用している
システムに特徴的なポイントがあり、
ボリューム面で少しマイナスに感じてしまう可能性のある
ポイントがある作品だと感じています。
この作品の長所
魔法少女テトラでは育成面や敗北と絡めたエッチシーンなどで
特徴的や個性的に感じた点が多い印象でした。
1.徐々に魔力を失う魔法少女シチュを楽しめる
本作品では、戦闘不能になったキャラクターが
監禁されてしまいます。
ヒロインが監禁されてしまうと、画面上にヒロインの
性的拷問が進む進捗具合を示すゲージが表示。
一定数歩くごとに、ゲージが減少していくので、
急がなきゃ！と思わせるような仕掛けがプレイヤーを襲います。
このゲージとシステムは、ヒロインを救いたいと思わせる
こともできますし、「エロイ目にあっちゃうんだろう」という
心を刺激するような感覚がして、守りたいんだけどどうしよう、
欲求や背徳感も刺激してくれるような印象がありました。
実際に魔力が尽きてしまうと、変身が解けて犯されるような
シチュエーションもあるので、
「囚われた魔法少女がエロいことされて魔力を奪われ無力化する」
という感覚を強く味わうことができます。
強い女の子が朽ちていく様子を楽しめる
エロRPGです。
2.自由育成ながらゴリ押しをさせない仕掛け作り
魔法少女テトラでは、お金を使って自由に好きな能力を
上げていく育成方法が採用されています。
こういったシステムの作品の場合、攻撃力や魔力さえ
上げていけばゴリ押しが通じてしまう作品が多く、
戦闘のやりごたえが落ちてしまう作品も多いのですが……。
魔法少女テトラの場合は「残りMPで攻撃威力が変化」するので、
どんなに攻撃面を上げても魔力が減ってきてしまうと
威力が弱くなり、長期戦や連戦には弱くなるという傾向があります。
さらに「一人でも負けてしまうと囚われる」というシステムなので
ボスなど一撃で倒せない相手に対してある程度耐久性も
考えて育成しなければならないようなゲームバランスになっています。
育成の上限を制定するような方法で
自由育成とゴリ押しを阻止しているようなサークルさんは
多くいらっしゃいますが、育成の制限をかけず他の面から
ゴリ押しを自然に防がせるような仕掛けを取り入れている
本作品はすごく自由育成を考えられている印象を受けました。
アイテムを使った育成システムを導入予定のサークルさんには
勉強になる作品だと思うので、ぜひプレイしてもらいたいです。
3.ユーザー心情を意識しているお金取得アイテム
本作品では比較的安価な価格で「50歩毎にお金がもらえる」という
アイテムを手に入れることができます。
そのため、戦闘することでお金を稼ぐ以外に
歩き回ることでお金をためていくこともできます。
戦闘のほうがやや早くお金を取得していくことが
できるぐらいのレベルですので、
その日の気分にあわせてプレイスタイルを
変えていきながら育成を楽しむことができます。
長所を見て作品が気になった方
→ DLページ
この作品の短所
1.フリースタイル＆短編によるボリューム不足を感じさせてしまう点
本作品はフリースタイルを導入しており、
大半のダンジョンに最初から挑むことができるように
なっています。
一方で、全部のダンジョンが3種類＋αと少なめ。
育成システムやゲームバランスが非常によくできており、
もっとプレイしたいと思いつつも終わってしまう
というような印象がありました。
最初から表示されているダンジョンが
フリースタイルながらと気持ち少なめだったので、
「もっと増えるのかも！」と誤解を与えてしまうような
構成になってしまっていることが、
「あれ、もう終わりなの？」と思わせることに
つながってしまっている印象があったと思います。
少しフリースタイルが期待を裏切るような
方向性に出てしまっていたんじゃないかなぁ……
という感じがしました。
短所を見て作品が気になった方
→ DLページ
管理人の個人的な総評
7点
個性的なシステムと考えられた戦闘バランスで
非常にレベルの高さが感じられる作品。
一方で、ボリューム自体が少なめで、
駆け足気味なストーリーになっている印象もあったのが残念！
詰め込められそうなポイントも多かったので、
もう少しボリュームがあればよかったなという点は気になる作品。
面白かったからこそ、もう終わりかぁ……と
思ってしまう感覚です。
個人的にはシステム面やシナリオの方向性など
非常に面白かったと思うので、
値段倍でボリューム増し増しな本作品とか
見てみたいと思える作品。
とにかく良いポイントも多いので、
エロRPG作っている方とかにもおすすめできますし、
サクッと抜けつつ遊べるエロRPGが
楽しみたい人には検討して欲しいと思える作品でもあります。
短いことを踏まえれば、
敗北シチュへの愛と自由度の高い育成を
しっかりと感じられるオススメのRPGです。
ちなみに本作品は続編出ています。
→魔法少女ルリエル ～返り討ちにされた姉妹～
RPG面の情報
制作ソフト：
RPGツクールVX Ace
原作：
オリジナル
作品の長さ：
短編
(管理人クリア時間 約2時間)
難易度傾向：
ふつう！
ボイスの有無：
ボイスなし
やり込みシステム：
- 仲間育成
販売ショップへのリンク
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