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8点

サキュバスの夢に囚われてしまった! レビュー

今回紹介していくエロRPGは女性上位よりの逆レイプ系エッチをアニメーションとして楽しめながらも、少し手応えがあるけど短編規模でサクッと遊びやすい避けアクションを楽しめる「サキュバスの夢に囚われてしまった!」です。

謎の空間で目覚めた主人公が、脱出を目指して前へと進む作品であり、道中にある仕掛けをうまく避けながら進む、逃げ系のアクション系RPGの作品。敗北時には動きが感じられるループアニメーションで、淫魔に犯されるような体験が味わえます。

エロ特化作品ですが、全体的に高品質なエッチシーン。さらに、アクション要素はしっかりとタイミングを見て進む必要ながるような仕掛けをしっかりと取り込み、短いながらも遊びごたえもあります。一方で短編としての完成度がしっかりとしているゆえに、短所と感じてしまう可能性を抱く方もいるかも知れません。

50分程でクリアした個人的なプレイ感想をゲームの内容紹介していきます。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のシステム

サキュバスの夢に囚われてしまった!は罠を避けながら奥のエリアへと進んでいく非戦闘型のRPGです。

ツクールMV製の作品となっており、基本的にはキャラをマップ画面で移動させて奥のフロアを目指していきます。プレイヤーはWASDキー(上下キーでない点が既存作品と違う)もしくはマウスクリック操作でキャラクター移動させることが可能です。

道中には、魔法陣による罠や敵の視界が配置。これらの仕組みに入り込んでしまうと、各エリアのボスサキュバスがマップ上に登場します。

サキュバスが登場している間や、サキュバスに捕まっている間は、画面に表示されたハートマークの数字が上昇していきます。この数字は上がりすぎてしまうと、移動速度が下がったり、敵の拘束から逃れにくくなります。敵に拘束された状態で100%以上になると、そのまま犯されて敗北です。罠に引っかかってしまった場合は、エリアを変えるか、サキュバスにあえて捕まって、抵抗する必要があります。

サキュバスに捕まると、画面にアイコンが表示されます。アイコンをクリックすることで拘束を解くことができます。サキュバスの拘束を解けば、罠で現れたサキュバスは消え、ハートマークの数字は減少していきます。

まとめると仕掛けを解きながら罠に気をつけて進み、道中の罠を踏んでしまったらサキュバスに捕まるもしくはエリア移動で逃げる。サキュバスに捕まったときはアイコンクリックをうまく実行して逃れ、上昇した数字の自然回復を狙うといった感じになります。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」の長所と短所に感じたところ

サキュバスの夢に囚われてしまったは、避けゲーやタイミングを図って進むような要素の強い逃亡ゲームよりなアクションゲームです。

長所1: 緊張感も感じられる探索要素

本作品はキャラクターを動かし、トラップを避けたりしながら仕掛けを解いたりしつつ、次のエリアを目指していく探索アクション系のゲームです。

そのため、各マップを移動していくのがメインのゲーム性となりますが、各エリアごとにトラップは異なります。直線上に広がるトラップ視線があって、壁で視線をうまく塞ぎつつ進む。スイッチ操作で正しい道を覚え、数本の道から正しい道を進む。視野が狭い中、トラップに気をつけながら進むなど。基本は注意深く避けながら進むというゲーム制ですが、時には程よく静止し、時には一気に進む必要があったりと、しっかりと遊びに幅を持たせています。

サクサク行く作品ではありませんが、どうやってこのステージを切り抜けていくか考えていくのが楽しく、ときには落ち着いて行動できない場合もあるので、ちょっとした操作ミスで一気に崩れてしまう場合もあります。逆レイプゲームということで、犯されてしまうかもしれないという緊張感を持ちながら楽しむことができるでしょう。

また、やりごたえがありつつも、プレイ時間的には短編なので集中するべき時間が少ないのも特徴的。手応えがありつつも、絶対にクリアできないレベルでない点も良いゲームバランスだと思います。

長所2: 幻想的な感じにも見れる、滑らかなアニメーション

敵に捕まってしまうと幻想的な感じにも見れる滑らかなアニメーションとともにエッチシーンが発動。動きを見せつけられながら、簡易的な台詞が表示される中で、脱出するための簡単な操作を求められます。

このアニメーションを交えたエッチシーンの内容が全体的に非常によくできています。滑らかなアニメーションに見えますし、逃亡するアクションも簡易的ながら追い込まれると脱出が難しくなる。リアルに犯されているような感覚を味あわせてくれます。

エッチシーンは上記サークル提供の動画終盤に実際の動きを見れる箇所があります。この動画だけでもチェックしてみると、クオリティの高さを感じられるはずです。

短所1: 敵の種類や差分は少なめ、短編として考える

短所をあげるのであれば、ヒロインの数は基本3人。それぞれのキャラごとに層が区切られており、さらに層の中でも3つのエリアに区分けされ、エリアごとに各ヒロインの違ったエッチシーンが堪能できます。

プレイ時間は1時間未満ほど、価格も定価で500円台という短編の規模です。エッチシーンの動きは丁寧で、ゲーム性もしっかりとしていますが、一般的なエロRPGのように多彩なヒロインを少しずつ楽しめるわけでもなく、少ないヒロインを深く楽しめるわけでもありません。

あくまで短編としてクオリティの高い作品というところはしっかりと理解して検討するべきかと思います。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」の各視点からの評価

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のゲーム性

評価:A

いわゆるキャラを移動させて罠を避けながら進んでいくタイプのゲームです。ゲーム規模としてはスムーズに行けば30分ほどでクリアできる作品となっており、ゲームボリュームは少ないでしょう。

しかし、各エリアの仕掛けが非常によく作られている印象があります。ただ避けて進むだけではなく、仕掛けをうまく切り替えながら進む。暗い道を進む、移動する罠や敵の視界を意識しながら進む。

各エリアごとに仕掛けが変わっていくため、次はどのような仕掛けになるのかというのを楽しみながら遊んでいくことができます。難易度も少し手応えがあるようなバランスとなっており、逆レイプ的な内容も合わせて「緊張感」も感じながら遊べる印象があります。

短い時間ですがしっかりと手応えが感じられ、各エリアごとの特色も楽しめる。エロ特化としてサクッと抜きたい人にとっては煩わしさもあるかもしれませんが、手応えあるゲームとしてはいい感じに短編としてまとまっている印象もあります。個人的にはゲームとして遊べるという作品は貴重であり、長所になり得ると考えているので、しっかりとしたゲームにまとめている点を高評価としており、Aランクとしております。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のエッチ面

評価:A低価格系の作品ながら、アニメーションを採用し、アニメーションの動きも良好。単なるループアニメーションだけではなく、離脱にもエロさを感じさせてくれるような要素を取り込んでいたり、各ヒロインに複数のシーンを用意してくれている点もよく、まさに犯されないよう逃げていく感覚を味あわせてくれます。

エッチシーンの数自体は9シーンとやや少なめになりますが、動きの滑らかさや、捕まる過程での各ステージの緊張感バランスの良さも考えれば、「逆レイプから逃げる」というエッチ視点から考えると、短い時間で楽しめる逆レイプ逃げゲー系RPGのエロとして考えても良作と言ってもいいのかなと感じます。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のコストパフォーマンス

評価:B

タイパ重視ならAランク、価格ベースであればBランクという印象です。

短編&アニメーション特化のゲームと考えれば、短いながらもしっかりとゲームバランスが取られ、色々な仕掛けも搭載されていて楽しませようとしてくれている感じが非常に伝わってきます。アニメーションも非常に滑らか故に、コストも掛かっているような感じが見受けられます。

一方で、純粋に数やプレイ時間などプレイヤー視点の体感的なコスパを重視する作品がどうしても同人作品には多いため、そういった視点で考えると安くても標準的な評価とせざる終えないのかなと思います。

個人的には短編としての完成度は高いと思うので、少しでも気になるような要素があるのであればコスパ関係なく手にとっても楽しめると感じます。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」の個人評価

8.5点

短くまとまった、トップビューの2Dアクション避けゲーとして考えればよくできている印象の作品。滑らかなエッチ面の動きに対して、追い込まれれば追い込まれるほど逃げるのが難しくなるような要素、エリアごとに違った形で敵が迫りくるようなテーマもあるような印象もあり、次はどんな仕掛けが待ち受けているのか楽しみもある。

長い作品と比較すると、どうしても短編は見落とされがちになってしまうかもしれませんが、短編という規模でしっかりとゲームとしてバランスを取るのは非常に難しい面もあると考えており、こちらの作品はこの規模でゲーム性の幅や手応えを提供しながら、しっかりと「逆レイプな逃げゲー」感も再現している。非常にコンセプトを感じさせてくれる、両作ではないかと考えます。

個人的には1日ぐらいでプレイできる、逆レイプよりな非戦闘・避けゲーアクションRPGがやりたいと思ったのであれば、コチラの作品がおすすめと言えると考えます。

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のゲーム情報

制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ちょいムズ!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:

  • 特になし

「サキュバスの夢に囚われてしまった!」のDLリンク

■ DLsite

■ FANZA同人

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