優勝を目指して頑張るスポーツの姿。懸命に頑張る姿は青春な雰囲気を楽しむこともできますが、同人エロ界隈はそんな頑張っている人々に誘惑の魔の手は迫るようなジャンルも人気です。今回紹介していく「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」は、サッカーで優勝を目指す合宿に、相手チームの魅惑なチアリーディング部による卑猥な魔の手が迫る様子を楽しめる、簡易アドベンチャーRPG作品です。
合宿期間中、マップ内に点在する仲間キャラを誘い、ミニゲームを行って数値を高めていく簡易ゲーム性のある作品です。誘惑を受けている仲間は、ド直球にヒロインたちに誘われてオナニー中だったりするので、ヒロインの卑猥な誘惑に乗って仲間たちとエッチに怠けて練習をサボらないことを目指していきます。
コンパクトなゲーム制ですが、ところどころにイラストが使われていたり、ボイス付きやしっかりとしたイラストがたくさん使われているため、色仕掛け系のエロ特化作品として魅力を感じる作品になります。
Ver1.00を30分程でトゥルークリア＋全体気になるポイントを色々触ってみたので、作品の特徴や主観満載なプレイ感想をベースとした評価をまとめていきます。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のシステム
いじわるチア部の色仕掛け大作戦!は強豪校のサッカー部主将の主人公を主人公に、対戦予定のチアリーディング部と一緒になってしまった合宿で練習を続け、必要な戦力まで数値を高めていくことを目指すアドベンチャーゲームです。
簡易的なマップ探索＆ミニゲーム要素が搭載されている作品となります。
6日間の合宿生活、仲間を誘って練習をして戦力アップ
本作品は合宿の6日間が舞台。プレイヤーは毎日数回行動ができ、練習を行うことで、戦力という数値を上昇することができます。一部練習は仲間キャラがいるほど、成功時の戦力向上が増えるため、基本的にはマップ内の仲間を集めて、個人練習や全体練習を狙っていくことになります。
しかし、練習では簡単なタイミング要素や、ヒロインたちの誘惑が待ち受けています。個人練習ではカーソルが動いていくため、タイミングよくカーソルを赤い枠に合わせないと大成功にはなりません。また、条件を満たすことでできる全体練習では、ゴールキーパーが中央にいないタイミングでボールを指定回入れなけばならない。合同練習では順番に数字のアイコンをクリックしていくことが必要です。
練習に魔の手が迫るヒロインたちの誘惑にも気をつける
また、練習には誘惑やエッチな要素があるものもあります。
ヒロインとの個別練習では、失敗するとエッチな事に巻き込まれます。仲間たちがヒロインたちの誘惑に迫られており、仲間がいると建物に入ってみると、ヒロインたちを目の前にオナニーをしており、誘われてしまうようなこともあります。
エッチな目に合いすぎると、集中力に影響が出てしまい、戦力上昇手段に影響が出てしまいます。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」の長所と短所に感じたところ
いじわるチア部の色仕掛け大作戦!の魅力や人を要素としては次のような点があげられます。
ボイス付き、イラストもしっかりとした最初からアクセル全開な誘惑＆Mシチュ
今作の最大の魅力は、誘惑よりな男性受けのエッチシーンです。
特に誘惑ゲームの中でも、最初からアクセル全開。誘惑系はタッチ等から徐々に陥落と言った要素の作品もありますが、最初からヒロインたちは胸や体をアピール。他の男性たちにはオナニーやエッチな快感で落とそうとしています。ゆえに、ドキドキさせる誘惑的の前段階をふっとばして、射精したい、気持ちよくなりたいという心を強く刺激するようなシーンが多いです。
そんなシーンを、同人界隈でも数十作品～数百作品参加されている実力ある声優さん起用でボイス付きでも描き、シーン内のイラストも枚数多めで描いています。
エッチシーン以外の場面にも良い画像あり
個人的に注目して欲しいイラスト面は、エッチシーン以外にもあります。
スポーツ作品という、まさに輝かしい場面も重要なテーマの作品ですが、今作は非エッチシーンの場面にもしっかりとイラストを表示してくれており、オープニングやグッドエンディングでも専用の非エッチシーン画像が用意されています。
個人的にはエンディングのイラストが特に良かったです。グッドエンドでも誘惑的な画像も組み込み、全年齢シーン的な場面でもしっかりと栄光感を感じさせてくれるイラストを表示してくれるため、誘惑を乗り切った感が出ています。
この他にもミニゲームやUI、ルール説明でもしっかりと画像を用意してくれており、画像の使い方が非常に丁寧な作品に思えます。
深みはないけど飽きずに楽しめる規模感
悪いところをあげるのであれば、ゲームとしては深みがなく単調であり、作品の長さも30分程と短めです。ミニゲーム的な要素もありますが、基本タイミングゲームと誤クリック防止ゲームなので、どうしても作業的になります。日程も6日間と幅が広いシミュレーション系の繰り返しゲーと比較すると少ないでしょう。シミュレーション的な要素も購入前にはあるのかなと思いましたが、戦力を上げる手段も選択肢が少ないため、殆ど無いような印象があります。
しかし、シンプルだからこそルールが覚えやすく、かつ各ゲームもそこまで長くないため、テンポが悪いという感じもしません。短い日程設定だからこそ、エンディングを迎えるまでの時間が短く、垂れにくいという感じもします。
どちらかというとエロ特化なゲーム性で、ゲームも誘惑に絡ませるためにあるぐらいなゲーム性はそこまで重視されていない作品という認識で検討するといいかと思います。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」の各視点からの評価
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のゲーム性
ゲーム性に深みはないので、ゲームだけを目的で買うような作品ではないと思います。
しかし、オリジナルのゲーム要素を組み込んでいたり、ゲーム終了後や失敗時には誘惑につながるような要素など、魅力につなげているような要素もあります。一つ一つの画面配置、ステータス周りのデザインなどこだわっているような要素も感じられます。単純なゲームで数回やると作業よりにはなりますが、1ゲームやクリアまでの時間も長くなく、飽きるストレスが来る前に追われるような気もします。
ゆえに短編でエロ特化の作品としては悪いわけではなくシンプルに抑えた作品と思いますが、エロRPG全般で見るとゲーム性はやや落ち、キャラの位置を探すのが大変な点や、全体練習が成功回数越えても続けられる点など、ややテンポ面でもう少し効率化できそうなところもあったので、ゲーム性は標準よりやや低めの評価とさせていただきました。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のエッチ面
わるーい女の子たちに寄る、陥落系のシーンが楽しめます。通常のシーンは標準より気持ち短めな規模で一部シーンが長めな印象。めちゃくちゃ長いわけではないですが、ボイスが入っているので聴きごたえもあり。ボイスの音質や演技も問題なく、イラストのレベルの高さや種類の多さと合わせて総合的に見るとエッチ面のレベルが高いと思います。
また、ゲームシステムと合わせて練習後や仲間を勧誘するときにエッチを行っているというシチュエーションもエロゲらしくていいかと思います。シーンを起こす条件も複雑なものはなく、気軽に遊べるエロ特化な内容にうまくゲーム性を組み込んでいるという感じがします。
しいて注意点を上げるのであれば、最初から弱みなどもないのにエッチな行為を簡単に受け入れてしまったりする反面、主人公も強い態度に出ることはあまりないので、現実的に考えるとやや違和感はあると思います。ただ、この辺も受け身よりだからこそテンポも良くなっている印象もあります。
誘惑＆悪い女の子に快感を握られちゃうようなシチュエーションを楽しむ作品としては、高水準な完成度に思えます。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のコストパフォーマンス
価格が定価ベースで約2000円という比較的高価格帯な同人作品で、ボイスや多数のイラストが詰まっているため、何を重視するかで考えるかによって評価がわかれがちになりそうな気がします。
ゲームとしてはそこまで複雑でもなく、プレイ時間も短め。シーンは全年齢よりなトゥルーエンドも含め43シーンと多めですが、エンディング系以外は1つ1つのシーンが長いわけでもないので、シーンの数は多いけど全体としてはそこまで大ボリュームには感じないのかなと思います。
反面、効果音やイラスト、ボイスを丁寧につけているため、めちゃくちゃ長いわけではないけど一つ一つのシーン自体はしっかりと見れるものになっています。シチュエーションも少しマニアックなライトM向けで女性上位シチュや悪い女の子の誘惑が好きなことに特化しており、こういったシチュエーションが好きであればはまれる可能性もあると感じます。
以上の理由に加え、この価格帯は長編も強い作品も多いため、全体的な作品たちと比較するとエロ特化という位置づけでも標準ぐらいのコストパフォーマンスなのかなと思います。女性上位等のシチュエーションが好きであれば、満足できると思うのでコスパ関係なく手にとっても良いと感じます。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」の個人評価
8.0点
お手本のようなシチュエーションエロ特化の作品。男性受けシチュエーションと絡むようなゲーム要素を組み込み、まさに誘惑されて陥落していくサッカー部感が楽しめる点は非常によく感じます。頻繁にエッチシーンが起きそうになるような印象もあり、作品自体もコンパクトに仕上げているため、サクッとエロを楽しみながらクリアを目指せるのも良いポイントかと思います。
ゆえに、ゲームをガッツリとやりたいと言うよりかは、シーンだけ見ていくような作品は嫌だ。ゲームをしながらも女性上位なプレイを楽しんでいけるような作品をお求めの場合には、最適解になる可能性も高いと感じる作品です。何度も遊ぶと言うよりかは、まずは通しでざっと遊び、気に入ったシチュエーションを楽しみたいときに開くというような位置づけの作品に感じます。
以上の理由から、当サイトでは良作的な立ち位置の評価とさせて頂きました。万人向けやシミュレーション要素の作品というよりかは、アドベンチャーゲーム感覚で楽しむ作品としての検討がおすすめです。
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のゲーム情報
制作ソフト：
RPGツクールMZ
原作：
オリジナル
難易度傾向：
かんたん！
ボイスの有無：
女性キャラエッチシーンボイスあり
やり込みシステム：
特になし
「いじわるチア部の色仕掛け大作戦!」のDLリンク
■ DLsite
■ FANZA同人
