100円台で楽しめる、戦闘エロ搭載のエロRPG。今回取り上げていく「薬屋のアリア」は薬屋として依頼を受けていく主人公が戦闘中に拘束されてしまうと、戦闘中にもかかわらず犯されてしまうような戦闘中のエッチシーンが楽しめるエロRPGです。
| 作品名 | 薬屋のアリア | ||
| 作者様(敬称略) | 天之木花工房 | ||
| 総合評価(10点満点) | ゲーム | ゲーム性評価 | B |
| エッチシーン評価 | C | コスパ評価 | B |
| 標準価格 | 110円 (*2025年4月15日時点の価格ですので必ず最新情報をご確認下さい) | ||
本レビュー掲載時、税込み110円という低価格が特徴的な作品。プレイ時間も30分程度でサクッと遊べ、ゲームの目的も一本道で迷いにくいような構成になっている、お手軽さが特徴的。一方で、エッチシーンは戦闘中の犯されエッチを基軸にし、物語の進行も「合成」的な要素でコンセプトもしっかりとしています。
「薬屋のアリア」のシステム
薬屋のアリアは教会のシスターから依頼を受けていく超短編RPGです。
シンボルエンカウント・ターンベースの超短編RPG
今作はシンボルエンカウントを採用、ターンベースで味方は主人公のみのRPGとなっています。

シンボルエンカウントは敵に近づくとプレイヤーに近づいてくるような仕様も搭載。後述の「エッチ戦闘」以外はオーソドックスなRPGとなっており、ツクールデフォルトの安定感あるような戦闘。ベースの遊びやすさがありつつ、雑に作っていないような印象を受けます。

プレイ時間は初見プレイで25分ほど、初期のチュートリアルで得られる金額を何に使うかで難易度が変わりそうですが、魔法が強いのでMP維持を意識すれば比較的簡単にクリアできる難易度です。物語の進行上、何人かの雑魚敵との戦いは必須になるので、必須になったタイミングでレベル上げかねて戦闘するぐらいでクリアできる、遊びやすい難易度な作品に思えます。
服を破られ、拘束で犯される戦闘エッチ
戦闘自体はRPGツクールデフォルトの戦闘ですが、敵が「戦闘エッチ」に関わるような行動を行い、拘束されると犯されてしまうような攻撃があることが特徴的です。

今作は敵が「服を壊す」ような攻撃を行ってきます。服が何度か壊れてしまうと、敵が拘束攻撃を発動。拘束されたまま脱出できないと、そのまま敵がヒロインを犯してくるような攻撃を仕掛けてきます。

犯されてしまうと、MPが大きく減ってしまいます。敵は全6種類用意されており、敵によって犯され方もまちまち。本番のような行為から、催眠系の強制自慰まで違った方向性が楽しめます。
敵から材料を集めてクラフト・合成! 消耗品や進行アイテム作り
もう一点特徴的なのがクラフト・合成と呼ばれる素材からアイテムを作るような要素です。

主人公は薬屋で、薬を作るような技術があり、敵が落としたアイテムを使って回復アイテムが作成できます。消耗品はわずかに拾える以外、お店での購入などはできないので、敵は落とした素材から作っていくことになります。

また、イベント進行で必要なアイテムを合成で作成するような場面もあります。ボス戦もないので、ゲーム攻略においては素材集めが重要になる作品となっています。
「薬屋のアリア」の長所と短所に感じたところ
「薬屋のアリア」の長所と短所になりえそうなポイントを紹介していきます。
戦闘エロお試しにも良い低価格で遊びやすいエロRPG
「薬屋のアリア」はレビュー掲載時、110円という低価格で販売されている作品です。プレイ時間も1時間もあればクリアできるお手軽な規模で、ヒロインが戦闘中に犯されてしまうとういう「戦闘エロ」や、素材を集めてアイテムを作る「合成・クラフト」のようなエロRPGでよく使われているような機能を試すことができます。

戦闘エロ以外にも、マップの演出など入っている箇所もあります
特に戦闘エッチの数は多くこそありませんが、モンスターの種類によって異なるようなエッチ形式となっており、敵の特性を感じられるような要素もあります。戦闘エッチに興味があるけどどんなものなのか確認してみたい場合や、エロRPGの雰囲気を試してみたい初心者の方には手が出しやすい作品に思えます。
薬屋らしい合成主体での攻略
今作品はステージの奥へ進むために必要な要素が合成になっているようなポイントになっており、主人公の薬屋という設定が活かされているように感じました。

また、合成に必要な素材は雑魚敵からのドロップとなるので、雑魚敵との戦闘も多くなり、そうなると自然と戦闘エッチに繋がる可能性もあり、エッチシーンと触れるきっかけにもなる点はゲームの攻略と特徴的なエロの面が繋がっているという視点では作品の良さに感じられます。

冒頭には合成のチュートリアル的なものもあり、丁寧さを感じます
謎が残るようなエンディング
エンディングについては、続編が示唆されるようなエンディングとなっており、謎を残すようなエンディングになっています。
作品内の情報がすべて完結するような作品を求めている方は注意が必要です。
ボス戦などもないので進行も考えると締まりはややないかも
強制的な雑魚敵との戦闘はありますが、ボスなどもいません。
進行の展開も合成の一本調子でもあるので、エンディングの未完感も合わせると締まりが欠けていると感じる方もいるかも知れません。この辺はRPG的に見ると、やや変化不足に感じる可能性もあると思います。
「薬屋のアリア」の各視点からの評価
「薬屋のアリア」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「薬屋のアリア」のゲーム性

ワンコインのゲームながらも、合成機能や複数の戦闘エッチを搭載。登場人物やストーリーもコンパクトながらキャラ感やちょっとした展開も用意されており、まさに短編RPGという感じで仕上げているような作品です。ボリュームなどがあるわけではありませんが、低価格でもしっかりと作る姿勢を感じる作品に思えます。過度な期待は禁物だと思いますが、ワンコインとしてしっかりと楽しめるゲームだと思います。
「薬屋のアリア」のエッチ面

低価格ながら、5体以上の敵に対して戦闘エッチを搭載し、それぞれ敵ごとに違ったエッチシーンの方向性になっているという点は好感を抱きます。戦闘エッチ基軸ですが、トイレシーンでもイラストを用意しているようなところは、エロRPGの定番的なところを汲み取っているなど、真摯に作られているような印象もあります。
ただ、各敵エッチシーンのテキストは一種類だけで比較的コンパクトなシーンになっています。敗北エッチなどがないことも考えると、もう少しシーンの長さや幅の広さが欲しかったかなというような体感はしました。
「薬屋のアリア」のコストパフォーマンス

110円の作品としては、程よく短編作品としてゲーム基軸でゲームのバランスも良かったですし、薬屋という主人公をテーマにした合成主体で進んでいくような要素を基軸にした展開や仕掛けも、短編RPGとしては広げすぎず、かつなにもないわけでは無い点が、短編RPGとして考えればよかったのではないかと思います。反面、エッチシーンのボリュームは体感少なめに感じますが、この辺はワンコイン作品ならではの難しいところがあるような気がします。個人的には短編としてのゲームバランスや、ゲームのシステムを最適化しているようなところを評価して、全体としてコスパは標準ぐらいかなと思います。
「薬屋のアリア」の個人評価
7点
ワンコインで楽しめる、クラフト要素と戦闘エロの短編美少女RPG。教会を起点に、次々と頼まれ事をされてしまう主人公というわかりやすいストーリー。ゲーム進行にはクラフト系の機能で進むような要素を導入し、薬屋という主人公らしく合成でアイテムを作るような方針と、戦闘エロが発生する雑魚敵との戦闘を何度か必須でするようにしている誘導など方向性の良さも感じさせてくれます。エッチシーンも複数の敵がおり、方向性も異なるようなエッチシーンにしているなどワンコインながらも手を抜いていないような感じがします。一方で、価格帯が高い作品と比較するとボリューム面やエッチシーンの幅の広さは多くないので、価格なども踏まえての検討がおすすめな作品です。
「薬屋のアリア」のゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ちょいかんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
なし
「薬屋のアリア」のDLリンク
「薬屋のアリア」が好きな方にオススメなエロRPG 3選
「薬屋のアリア」のように低価格でコンパクトに遊べる作品としては、「女騎士さま危機一髪」がまずはおすすめ作品に入るかなと思います。
魔物討伐をするも、装備や衣服を奪われた状態で戦っていく女騎士を主人公としたイベント戦オンリーの作品。騎士である主人公がなんとか抵抗していこうとアレコレするような様子は見ていても楽しいですし、敗北することで犯されてしまうようなシーンはまさに陵辱系のエロRPG感を楽しめます。
戦闘中にも犯されてしまうようなプレイと、クラフト系要素の作品として注目できる作品としては「CREATURE HUNTER」もよいのではないかと思います。
クリーチャーたちがいるエリアで、クエストを受注して敵を狩りに行く、狩猟系をエロRPGに置き換えた作品。複数の女性キャラから三人を編成、戦闘中は敵が孕ませようとしてきてしまい、拘束などで犯されて受精してしまうと、その場で敵を産み落とすようなこともあり、戦闘エロのうえに敵の戦力増強につながることも。ミルクが吹き出す、仲間を犯してしまうなど多彩なデバフにも注目。敵から得られる素材を使って装備を作って戦力増強をするクラフト要素も充実の作品です。
最後に、頼まれごととかを懸命に解決していく、魅力的なヒロイン像という視点では「悪魂入りのカティ」も本作が好きな人にはオススメかなと思います。
市長の娘であった箱入り娘な主人公が、政略で投獄。悪魔憑きという主人公は制限下のなか、母親の形見を集めるために行動を行う探索RPG。主人公自身が危機的な立場でもありますが、様々な交流を通じて助けたい人が増えていき、懸命に助けていくような姿が魅力的。同時に助けが繋がっていくような形のストーリーも面白いです。お手伝い的な要素を色々と楽しみたい方にオススメです。
当サイトはAIによる記事生成や他レビューのリライトではなく、「●●」を実際に購入してプレイしております。

本紹介は2019年7月27日に更新されたバージョン1.17を初回クリアした内容をベースにまとめています。他情報と合わせて参考にして頂ければ幸いです。







