正義のヒーローが戦うような特撮では特殊な怪人が出てくることも多め!個性的な怪人に、もし正義のヒロインが敗北したら、どんなエッチになるだろうと妄想をしたことありませんか?
今回紹介する「特務兵フェリア」は、『ドジョウ怪人』『性癖付与怪人』など個性的な怪人に敗北すると、これまた特殊なフェチを刺激するような変態プレイに主人公が墜ちていくようなプレイを楽しむことができる作品です。
| 作品名 | 特務兵フェリア | ||
|---|---|---|---|
| 作者様(敬称略) | Cold Rod | ||
| 総合評価(10点満点) | 7.5点 | ゲーム性評価 | B |
| エッチシーン評価 | B | コスパ評価 | C |
| 標準価格 | 1,100円 (*2025年10月4日時点) | ||
正義のヒロイン系の主人公が、街を襲う怪人と戦います。15を超える怪人たちには、それぞれ個別の敗北エッチが搭載。エッチ重視でシンプルな戦闘ながらも、MPと攻撃力を関連させたシステムやキー入力などのちょっとした変化や戦略性も搭載し、簡単だけど複雑しないシステムが特徴的です。

本編45分ほどでクリアしましたので、ゲームのシステムを紹介していくとともに、クリアした感想をレビューとして取り上げていきます。
「特務兵フェリア」のシステム
特務兵フェリアは1人パーティ制のターン形式を採用したRPGです。ゲームはテンポ重視を基軸にちょっとしたシステムが組み込まれており、エッチシーンはフェチに特化したような作りとなっています。
ストーリーを進めて怪人と戦っていくRPG
特務兵フェリアは世界を守る組織に所属している主人公「フェリア」が、街で起きる怪人たちと戦っていきます。

プレイヤーは組織の兵舎を拠点に、パソコンのようなものを調べるとストーリーを進めることができます。ストーリーを進めると、怪人たちが街で暴れる情報を得た描写から始まり、フェリアが怪人と対峙するようなストーリーが描かれてから戦闘に入っていきます。

拠点となる兵舎でストーリー進行や買い物などが行えます
戦闘はターン形式、プレイヤーは1人で、敵は1人~3人ぐらいのパーティで出てきます。特徴的なポイントとしては「フェリアのMPが減ると攻撃力が下がる」という点と「特殊攻撃でキー入力発生」という点でしょうか。

主人公はMPが減っていくと、MPに使う技が使えなくなるだけではなく、攻撃時の与えられるダメージも減っていきます。そのため、スキルをガンガン使っていくか、通常攻撃主体で行くか判断していくような要素もあります。また、攻撃力は落ちますが、全く効かなくなるというわけでもないので、多少ゴリ押しする、ゆるく考えながらもプレイできます。この辺はエロRPGらしくゆるくできる点はありがたいです。

MPは自然回復やスキルで回復も可能、ちょっとした戦略性にもなっています
加えてもう一つが「キー入力」です。敵が特殊技を使うと複数の矢印が画面上に表示されます。正しく入力すれば軽微なダメージのみで済みますが、キー入力をミスしてしまうとステータス異常を受けてしまったり、MPが大きく減少してしまいます。制限時間はないように見えるので、敵が特殊攻撃を行ってきたら落ち着いて入力を行いましょう。

入力数はやや多め、落ち着いて入力しましょう
パトロールでお金稼ぎも可能
基本的に拠点からストーリーへ向かえば、雑魚戦闘もなくボスバトルになります。それとは別に、拠点から街へと繰り出すと、パトロールを行うことが可能です。

パトロールでは、マップ上にいる敵に話しかけることで戦闘が発生。怪人の下っ端たちで構成された敵を倒すと、いわゆるお金扱いのポイントが手に入ります。お金はボスを倒したことでも入手できますが、後述のショップで味方強化につなげることもできます。全体的な難易度としてはパトロールせずともクリアできる難易度でしたが、もし倒せない敵などがいた場合はパトロールすることでお金を稼ぎ、味方を強化できるような仕組みも用意されています。
お店で装備やスキル、レベル上げアイテムを購入!強化!
ストーリーを進めるうえではレベル上げなどの概念はありませんが、ボス戦を討伐したり、パトロールで下っ端を倒すとお金を入手。お金を使って拠点の端末からショップを利用することで主人公を強化できます。

ショップの機能としては、武器・防具・消耗品・スキルの4カテゴリが用意されています。
武器と防具の項目では、プレイヤーの各種装備枠に装備できるアイテムを入手できます。能力値を底上げできるだけではなく、特定の状態異常を与える武器、命中率が上がる防具など特殊な効果をもたらすものもあります。

消耗品では、戦闘中に使える回復アイテムや、恒久的にレベルを上昇するアイテムを購入できます。武器や防具と異なり、レベルは上位の装備などを意識せずに購入できるメリットもあります。

最後のスキルは、MPを消費して発動できるスキルです。プレイヤーは最初、簡単な回復と攻撃技しかありません。スキルを覚えさせることで、大きな回復が見込めるスキルや、全体攻撃も入手可能です。ただし、スキルはMPを使うものが多く、強力なスキルは消費MPが多く、MPが減れば火力低下にもつながるのでバランスを考えていくのも重要です。
状態異常や敗北はフェチ要素満載
キー入力に失敗した時になる状態異常や、敗北時のエッチシーンは王道よりも特殊なフェチが多いような印象があります。

例えば本番寄りのプレイやフェラチオとかでも負けて無理やりされるとかではなく、魅了や洗脳に近い状態で自ら行うようなプレイが多め。
また、着ぐるみを着る、顔出し看板など他の作品では早々にお見かけしないようなシーンもあります。シーンによっては、全くヒロインが肌を見せたり性的な奉仕をするような姿がなく、「正義のヒロインなのに変な好意にのめり込んでしまっている」ような情けない方向での敗北感だけのシーンもあります。

やや敵の効果で自ら行動するようなシチュエーションが多いので、特殊な敗北シチュや催眠・洗脳系とかが好きな方は魅力的に感じる可能性があると思います。
「特務兵フェリア」の長所と短所に感じたところ
特殊な怪人によるフェチ満載な敗北が多い
「特務兵フェリア」最大の魅力は特殊な怪物たちによるフェチ満載な敗北が多いことです。
本番や自慰、フェラチオといったプレイでもただ単に無理やりするのではなく、しっかりと催眠や肉体的な操作を行うような効果を使ってシーンが展開していきます。全く肌の露出や性的行為がないようなプレイもありますが、市民の冷たい目を感じるような様子なのに全力でその行為していたりするので、意外とエロく感じます。

また、怪人たちも「ドジョウ怪人」などシーンを期待するような名前で登場しますし、バトルに入る前に市民がその怪物の力で襲われていたり、一瞬フェリア自身が怪物の力を感じさせられたりするような場面もあります。戦闘前にイラスト表示などはありませんが、やりとりにより敗北したらどんなシーンが待っているのだろうという期待感も持てます。

怪人の能力も多彩で次の怪人が気になります
「日曜日の朝にやっているような雰囲気です」と紹介ページにありますが、戦隊や正義のヒーローものらしい、市民が怪人に襲われているような展開を18禁にしたらこんな感じと思える、コンセプト通りを感じさせてくれる作品です。
シーンの長さはブレ幅が多い
エッチシーン的なところで短所も取り上げていきます。それはシーンによってやや長さのブレ幅が多いことです。

特殊なフェチも多いのが魅力的ですが、シーンによってかなり長めなやり取りがあるものもあれば、比較的テンポ良くシーンが終わるようなシーンもあります。短いシーンでも数クリックで終わるレベルではないので、クオリティが悪いというわけではありませんが、先に長いシーンを見てしまうと、期待したシーンが思ったよりも短いと感じてしまうようなところもあるかもしれません。
ただ、気になるほどではないので、どちらかというと特定のシチュエーションを狙い撃って購入するというよりかは、いくつか気になるシーンがあれば検討するぐらいのほうが満足度は高いかなと思います!
ボス戦記軸で遊びやすさを押さえつつシンプルにしすぎない進行
ゲームの側面としては、メインはストーリーを見てボスと戦う事を基軸にしてダンジョン探索やレベル上げの要素をしっかりと省き、遊びやすいような構成にしている点はテンポの良いエロRPGとして好感を持ちます。
一方で戦闘ではMPが減ると攻撃力が減る、特殊攻撃にキー入力を求められるなど、淡白な殴り合いになりすぎないような意識も感じます。レベル上げなどができるスポットも用意することで誰でもクリアできるようにしている点も好感を感じます。

回想シーンには支援項目もあるのでうまく活用するのもありです
そこまで幅が広いような作品ではありませんが、シンプルになりすぎないようにしている努力を感じます。比較的テンポ良く進みながらも、完全に単調になりすぎない作品がいいという方にとっては魅力を感じられると思います。
「特務兵フェリア」の各視点からの評価
「特務兵フェリア」をゲーム性・エッチ面・コスパの3視点から、6段階(SS/S/A/B/C/D)で評価していきます。
「特務兵フェリア」のゲーム性

複雑で手応えがあるようなゲームの方向性ではなく、ある程度エロRPGとしてテンポ良く遊びたいようなゲームとしての方向性の作品としての評価です。
ストーリーは日常などは描かれていないものの、ヒーローの出撃場面に集中した展開を基軸にしており、読みやすさと正義のヒロイン感をしっかりと構築しています。
複雑なゲームシステムはないものの、ボス戦基軸に進めやすいようにしながら、ちょっとした戦略性や変化ある操作性も戦闘に組み込んでいます。ただ、そこまで自由度はないので、少し行動パターンは単調になってしまうところはありますが、この辺は遊びやすさの裏返しでもあるような印象もあるので、人によっては評価が分かれそうな気がします。
個人的には、遊びやすさを基軸にちょっとした変化も取り込んでいるという姿勢の良さを感じますし、テンポも悪くなかったので遊びやすい系のゲームとしては標準ぐらいかなと思います。
「特務兵フェリア」のエッチ面

いずれも比較的特殊で個性的なラインナップだったため、挑戦的なフェチ特化作品としては非常に評価ができると思います。特に全く卑猥な要素がないシーンでも、ヒロインの行動や会話から「なんだかエッチ見える」というような間隔もありましたし、敵の特殊技によりグラフィックの変化などがある点も力が入っているような気もしました。
文章は長さにシーンによるムラもありますが、短いシーンでもある程度の規模感はあるので、丁寧さも感じます。
評価をもう一段階上げるか悩みましたが、シーン中のグラフィック的な変化などはそこまで多くなかった点や、終盤に直接描写がないシーンが連続している点が少し挑戦的な一方でやっぱりラスボスとかは直接的な描写も欲しかったなぁと思ったりもしたので、総合的に見ると標準ぐらいのエロさな作品かなと感じました。
「特務兵フェリア」のコストパフォーマンス

プレイ時間は45分ほど、エッチシーンの数は回想ベースで18シーン。価格がサークル定価でレビュー掲載時税込1,100円という中規模価格帯。文章などは悪くなく、比較的テンポの良さも意識した作品だと思うので、ゲームのプレイ時間が短いめな点も悪くはない印象があります。ただ、ややエッチシーンよりと考えると、もう少しだけシーンは欲しかったように見えます。
また、一つのシーンでのイラストの変化なども少なかったのが残念に思えました。特殊フェチの作品としては良いと思うのですが、ややフェチにハマれないと空振ってしまう可能性もありそな気もします。R15的なシーンで色々と妄想を広げたことがある人ほど相性の良い作品に思えます。
「特務兵フェリア」の個人評価
7.5点
正義のヒロイン✕特殊な怪人たちによる敗北エッチというフェチに特化している要素が非常に魅力的な作品。尖っている作品ではありますが、シーンも15シーン以上搭載。全て脱がすのではなく、あえて脱がないような敗北シーンがありつつも、しっかりと卑猥な要素を感じられる点はすごさも感じます。ゲーム性も簡単寄りにまとめながらも、ただ単に殴り合いだけにしないような仕組みも導入している試みはゲーム性を出そうという意識も感じられます。ストーリーも短い中で正義のヒロインものらしさを描いているなど、丁寧さを感じる印象もあります。
一方で、複雑な仕組みはないので、本格的なゲーム性を求めている方向けの作品ではありません。簡単なRPGを求めつつも、ただ単に殴り合いするだけのゲームだとつまらなすぎるという方にちょうどいい安牌だと思います。
フェチに特化しているので、万人受けする作品ではありませんし、もっと濃厚なエロをと求める方はいそうな気もしますが、ほかでは早々見ない個性的なエッチも多かったので、当サイトでは高評価寄りの標準クラスな作品として評価いたします。
「特務兵フェリア」のゲーム情報
制作ソフト:
RPGツクールMV
原作:
オリジナル
難易度傾向:
ちょいかんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- アイテム収集
「特務兵フェリア」のDLリンク
■ FANZA同人
「特務兵フェリア」が好きな方にオススメなエロRPG 3選
特務兵フェリアの特徴的なエッチシーンが好きであれば、「駆錬輝晶 クォルタ アメテュス EG」がまずは外せないと感じます。
すごく強いヒロインが、敵の拘束系攻撃系などによって追い込まれ、負けると敗北エッチが展開されていく作品。こちらはバッドステータスが非常に多彩で、かつ拘束攻撃が多いながらも様々な状態でのデバフが多く、マニアックなプレイもあります。デバフ時のイラスト変化などもしっかりとしており、多彩な特殊系シーンの敗北作品としてはトップクラスの作品に思えます。
正義のヒーロー系のエッチシーンが好きであれば、「恐竜戦士 ダイノレイカー」も高い知名度はないもののおすすめ作品としてあげれるかと思います。
地球防衛隊に所属している主人公がいろいろな敵と戦うような定番の正義のヒーロー系エロRPG。こちらは王道的な壺を揃えつつも、多彩な方向性のエッチシーンも搭載。エッチシーンの進展を感じられるような要素もあり、正義のヒーローらしい作品感を味わえます。
最後に、怪人効果で自然とヒロインが墜ちていくような姿に魅力を感じたのであれば、「異世界通信」もよいのではないかと思います。
こちらは孤島を舞台に、謎の怪物たちと戦っていくようなエロRPGです。陵辱・調教的に犯されていくようなこともありますが、いつの間にかに洗脳されているようなシチュエーションもあり、常識改変などのような要素が好きな人には好みのシチュエーションではないかと思います。
フェリアにあった認識が変えられて情けないような行動をするシチュエーションの方向性を、より濃厚なエロで堪能したい人にいいのではないかと感じます。
当サイトはAIによる記事生成や他レビューのリライトではなく、「特務兵フェリア」を実際に購入してプレイしております。

本紹介は2020年5月1日のバージョンを初回クリアした内容をベースにまとめています。他情報と合わせて参考にして頂ければ幸いです。








