今日紹介していくエロRPGは、新作の「民間正義会社2」です。
羞恥系のエロRPGなどで定評のあるクリメニアさんが2017年11月に公開された現代SFなRPGです。
シリーズ作品になりますが、過去作との繋がりはなし。この作品からでのプレイも可能で、正義のヒロインが広報活動を通じておこなう芸能活動でのエッチや、快楽を受け入れたヒロインの一般人エッチが充実。一方でRPGもプレイしやすさを残しながら育成・戦略要素もあり、抜きゲー寄りでバランスの取れたRPGです。
過去作とは少し違った魅力の傾向も感じましたので、同シリーズの前作との比較なども含めながら、感想を紹介していこうと思います。
民間正義会社2のシステム&エロ傾向
民間正義会社2では、戦闘エリアへの出撃することで敵との戦闘が発生するクエスト受注していくような型のRPGです。1人パーティ制・シンボルエンカウントを採用していますが、その他の特徴的なシステム及びエッチシーンの傾向として以下のようなことがあげられます。
ロボットに乗り込んで戦うヒロイン
民間正義会社では、ロボットに乗り込んで平和のために戦うようなヒロインが描かれています。
そのため、育成は一般的なRPGのレベル要素の他、主人公が乗り込むロボットを敵が落としたアイテムを活用して強化していきます。
弾数式・MP式の二種類技
本作品では主人公が使える技が二種類に分かれており、弾数制の「特殊弾」、MP形式の「特技」が用意されています。
「特殊弾」では対ロボット敵にダメージが強い「貫通弾」、全体攻撃で対人に強い「焼夷弾」、貫通弾よりも大ダメージが与えられる「成形炸薬弾」の3つを初期状態から取得。それぞれ1つのクエスト(出撃)で使用できる数が決まっています。
もう一種類の「特技」は一般的なRPGの魔法などと同様、MPを使用していきます。「特技」は主に主人公の能力を高めたり、敵の能力を変化させる技となっており、レベルの上昇とともに取得していきます。
民間正義会社2のエロ傾向
裏テレビ番組出演のエッチが多く、次いでエッチになったヒロインが町中で一般人などとエッチのシーン。そしてわずかに敵幹部の陵辱エッチが中心になります。回想シーンはエンディングやエッチシーンに繋がるようなテレビ出演などのシーンなど非エッチ・立ち絵サイズの画像を活用したシーンも含めて69シーンです。
本編クリアでエッチシーン全開放が取得可能。回想部屋では未開放なエッチシーン条件も確認できるので、自己回収も容易です。なお、エッチステータスとしては「淫乱度」というのが用意されており、「淫乱度」がイベント発生条件などに使われています。
民間正義会社2のポイント
1.どんどんエロいことをしていく番組出演
民間正義会社2では、物語が進行していくとテレビ出演ができるようになります。テレビ出演では「知名度」を上げることができ、知名度を上げると出撃時に取得できる「貢献P」が増えます。「貢献P」が上がると装備品が支給されるので物語攻略にもテレビ出演は欠かせません。
そんなテレビ出演ですが、条件を満たすと更に「裏テレビ」への出演が可能になり、エッチな商品のCM出演や一般的な番組でもエッチなことをされるようなテレビ番組への出演ができます。
出演できる番組(企画・広告なども含む)は全部で11番組。ワイドショー、温泉紹介、バラエティの生着替えなどが用意されています。番組によっては淫乱度の高さによってよりハードなエッチも登場し、最大4つまで展開することもあります。例えば生着替えであれば、パート1は普通に着替える、パート2は邪魔が入って着替えが間に合わない、パート3は複数の男が邪魔に入って、パート4はもう主人公も見られることを意識して感じてるというような様子。より番組が進行することで、乱れるヒロインが堪能できます。
物語自体の設定や戦闘の雰囲気は現代SFチックですが、シーン回想ではこの番組出演が半数近く取られているので、エッチシーンにおいては正義の味方主人公が素人アイドル快楽堕ちエロゲのような感じで淫らになっていくシーンを強く楽しめる作品と思って購入されるといいのではないかと思います。
2.快楽にハマったヒロインの一般人との露出・羞恥エッチ
番組出演に加えて魅力的なエッチシーンなのが快楽にハマっているようなヒロインが町中で行える一般人とのエッチシーンです。条件をみたすことで、露出や丸見え部分の多い衣装で行動もできるようになります。その状態で一部の一般人に話しかけるとエッチシーンに突入することがあります。
エッチシーンのCG自体は同じCGを複数のシーンで活用していたり、立ち絵サイズの小さいイラストで表示されることも多いのですが、1シーンは長めでプレイ内容や一般人の設定も多彩です。番組でのエッチよりかは若干1シーンの規模は小さいと思いますが、それでも下手なエロRPGよりもエロさが光る印象があります。
現代世界の一般人と色々なエッチシーンを楽しみたいという人でも、満足度の高いエロを楽しむことができるエロRPGです。
3.高レベルなロボットイラストとロボゲーならではのカットイン&攻略条件
民間正義会社2では敵・味方ともにロボットで戦う作品です。機動戦士ガンダムなどに近い人形よりなロボット兵器で戦うのですが、敵・味方ともどもロボットの絵柄もしっかりと描かれており、ロボグラフィックはまるでロボットアニメの設定画像などを見ているような印象です。
このままスパロボに出てもおかしくないぐらいのロボグラです。
また、技発動時にはカットインが表示されたり、勝利条件がボスの破壊・味方がいるエリアへの到達など、これらの演出や攻略条件もロボットゲームのようです。街を壊して移動するようなロボットならではの行動もできます。戦闘や実際の行動などはRPGですが、ロボット設定ならではの本格的なイラスト・設定が光る作品です。
4.民間正義会社1とは違うポイントも多いので注意!
シリーズ作品ですので、過去作品のシステムなどが面白かったから検討しようかなぁ……と思ってる方もいるかと思います。しかし、過去作もプレイした身としては少し過去作と異なる特色も多い印象があります。
民間正義会社のレビューでも書いた通り、前作は変身ヒロインとして戦いました。しかし今作はSFロボットに乗り込むような設定です。怪人にエッチされるような敗北作品はありません。また、過去作にあった枕営業もなくなっています。
また、今作のほうがRPG色は強い気がします。民間正義会社1も戦闘要素などはありましたが、限られた期間でどうお金を貯めて成長していくかという計算や戦略が重要になっており、シミュレーション的な要素も強かった印象がありました。対して民間正義会社2はタイムリミットが廃止。敵を倒して取得できるアイテムが育成には重要なので、繰り返し戦闘をしていきアイテムドロップを狙うことで攻略が楽になったりします。
一方で、前作よりも番組出演でのエッチシーンや、一般人とのエッチシーンは強化されています。変身ヒロインの敗北エッチや枕営業のエロ、期間を意識して成長するシミュレーション的な楽しみを遊びたいのであれば前作。番組を通じたエロや一般人とのエッチ、ロボット的なSF世界観が好きであれば民間正義会社2という意識で判断することがおすすめです。
どちらも異なる魅力がある作品ですので、魅力的だけど民間正義会社1とは違った魅力になっている印象であるということを、民間正義会社1プレイ経験のある方は意識しておくといいかと思います。
管理人の個人的な評価
9点
ロボットに乗り込む正義のヒロインがもし芸能活動などもしていたら……というような妄想を叶えてくれるようなエロRPG。グラフィックは本格的なメカニック感を感じさせてくれ、ゲームとしてもアイテムを集めながら成長させていく要素や弾数制・MP制の二種類の技で戦略性や育成する楽しみもあります。エッチシーンも正義の味方が民間に勤めていたら広報目的でこんな芸能活動もしそう!というのを詰め込んでくれています。
ゲームシステム自体は複雑過ぎず、かつサクサク進むような感じにもなっているので、RPGを感じながらもテンポよく遊べます。本格的な育成や自由度などはありませんが、エッチシーンとともに楽しむ中編という点では、非常にバランスよくまとまっている印象があります。
現代的な芸能エッチを楽しみつつ、RPGはやりたいけど取扱説明書みながらじゃないとできないようなガチゲーはしたくない!という時にすごくおすすめなエロRPGだとおもいます。
RPG面の情報
制作ソフト:
RPGツクールVX Ace
原作:
オリジナル
作品の長さ:
中編
(管理人クリア時間 約3時間20分)
難易度傾向:
ちょいかんたん!
ボイスの有無:
ボイスなし
やり込みシステム:
- マルチエンディング
- エッチシーン回収
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